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Google広告「検索広告」認定資格100題全問解答+全問解説付き【2024年5月最新】

Google広告「検索広告」認定試験の過去問100題を全問解答+全問解説付き

全問2024年5月時点の最新の問題になります。
筆者が実際に3回以上受験して、問題を収集し解答とその解説を全問付けております。
問題数は合計100題。
実際に受験し、重複問題や類似問題を削除しています。
この100問の問題の解答を理解できれば、ほぼ間違いなく、合格すると思います。
ちなみに筆者は大手広告代理店出身で、運用型広告をバリバリ運用しておりました。

23/7/10 再度受験し、問題一部差し替えました。
23/10/5 再度受験し、問題一部差し替えました。
24/1/4      再度受験し、問題一部差し替えました。
24/5/5      再度受験し、全面的に差し替えました。

ここから問題と解答/解説になります。

100題、全問解答+全問解説付きになります。

1
Google AI はマーケティング担当者が見込み顧客にリーチするのをどのような方法でサポートしますか。

① 人間の言葉のニュアンスを認識し、その機能を活かして、自社が提供する商品やサービスを検索しているユーザーとマーケティング担当者をつなげること。
② オフライン コンバージョン データを基に、マーケティング担当者のためにビジネス目標を設定すること。
③ レスポンシブ検索広告を利用することで、マーケティング担当者の管理するウェブサイトを最適化できる最適化案を提示すること。
④ 次の四半期における各検索語句の価値を予測すること。これによりスマート自動入札が強化され、マーケティング担当者による予算策定を支援できるようになる。

解答:
正解: ①

解説:
① Google AIの機能の一つは、人間の言葉のニュアンスを認識し、それを活用して、商品やサービスを検索しているユーザーと企業のマーケティング担当者を結びつけることです。これにより、より関連性の高い接触が可能になり、効果的なマーケティングが行えます。
② オフラインのコンバージョンデータを基にビジネス目標を設定する機能は、Google AIの直接的なサポート範囲外です。マーケティング担当者が独自に設定する要素であり、AIが直接的にビジネス目標を設定するわけではありません。
③ レスポンシブ検索広告の最適化はGoogle AIのサポート範囲内ですが、この選択肢では、「最適化案を提示する」とありますが、主な機能は広告のバリエーションを自動でテストし、最も効果的な組み合わせを表示することです。直接的にウェブサイトを最適化するわけではありません。
④ 各検索語句の価値予測とスマート自動入札の強化は、Google AIの提供するサービスの一環ですが、これは主に広告入札プロセスを自動化し効率化するものであり、直接的にマーケティング担当者のために予算策定を支援するわけではありません。



2
あなたの目標は、見出しと説明文のさまざまな組み合わせをテストし、成果の最適化を達成す ることです。マーケティング部門の同僚からは、レスポンシブ検索広告の利用をすすめられて います。 レスポンシブ検索広告を利用するメリットは何ですか。2 つ選択してください。

① レスポンシブ検索広告を利用することで関連性を強化できる。
② レスポンシブ検索広告を利用することで目標到達プロセスを長期化できる。
③ レスポンシブ検索広告には優れた柔軟性がある。
④ レスポンシブ検索広告を利用することで推定クリック率(eCTR)を下げられる。
⑤ レスポンシブ検索広告を利用することでクリック詐欺を減らせる。


解答:
正解: ①, ③

解説:
① レスポンシブ検索広告は、複数の見出しと説明テキストを提供すると、Googleのアルゴリズムが検索クエリに対して最も適切な組み合わせをリアルタイムで表示します。これにより、広告の関連性が向上し、ユーザーの関心や意図により密接にマッチします。
② 目標到達プロセスを長期化するという表現は、通常の広告運用目標とは逆の効果を意味しており、レスポンシブ検索広告が意図的にプロセスを長期化することはありません。むしろ効率化や最適化が主な目的です。
③ レスポンシブ検索広告は複数の見出しと説明文を組み合わせることができるため、その組み合わせから最適なものを選出して表示する柔軟性があります。これにより広告のパフォーマンスが向上する可能性が高まります。
④ eCTRを下げることは、広告のパフォーマンス向上には逆効果です。レスポンシブ検索広告の利用目的は、むしろeCTRを向上させることにあります。
⑤ レスポンシブ検索広告の使用がクリック詐欺を直接的に減少させるわけではありません。クリック詐欺の減少には異なる種類のセキュリティ措置や手法が必要です。


3
価値に基づくスマート自動入札戦略は次のうちどれですか。2 つ選択してください。


① 個別クリック単価
② 目標広告費用対効果を使用したコンバージョン値の最大化
③ コンバージョン値の最大化
④ 目標インプレッション シェア

解答:
正解: ②, ③

解説:
① 個別クリック単価は、個々のクリックに具体的な価格を設定する入札戦略であり、価値に基づくスマート自動入札戦略ではありません。この戦略は管理が必要であり、自動的に価値を最大化するわけではない。
② 「目標広告費用対効果を使用したコンバージョン値の最大化」は、コンバージョンに至る価値を最大化しながら、指定された目標広告費用対効果(ROAS)を達成することを目指す価値に基づくスマート自動入札戦略です。広告主が設定したROAS目標に基づき、Google広告が自動的に最適な入札価格を算出し調整します。
③ 「コンバージョン値の最大化」も価値に基づくスマート自動入札戦略の一つで、Google広告がコンバージョンに至る予想価値を最大化するように最適化します。予算内で最大のコンバージョン値を達成することを目指します。
④ 目標インプレッション シェアは、広告が検索結果ページの特定の位置に出現する割合を管理することを目的とした入札戦略であり、コンバージョンやその価値の最大化に直接的に貢献する戦略ではありません。インプレッション最適化に重点を置く戦略です。


4
マリソールさんは、実店舗とオンライン店舗の両方を持つチェーン展開の玩具店のオンライン 広告キャンペーンを管理しています。 商品の画像を掲載し、オンライン ショップと実店舗の在 庫を宣伝し、ウェブサイトへのアクセス数と実店舗への来店数を増やすために利用すべき Google 広告のキャンペーン タイプはどれですか。2 つ選択してください。

① ファインド キャンペーン
② 動画キャンペーン
③ ディスプレイ キャンペーン
④ ショッピング キャンペーン
⑤ 検索キャンペーン


解答:
正解: ③ ④

解説:
① 「ファインド キャンペーン」は説明文に合致する明確なキャンペーンタイプではありません。
② 動画キャンペーンはビデオコンテンツを使用して広告を展開するもので、商品の画像掲載や在庫宣伝には直接的な適合性がありません。主に視聴者の関与とブランド認知度向上を目的としています。
③ ディスプレイキャンペーンは、Googleの広範なディスプレイネットワーク上でのビジュアル広告展開を可能にするため、商品の画像掲載に適しており、オンラインと実店舗の在庫宣伝に役立ちます。
④ ショッピングキャンペーンは、商品情報と在庫をユーザーに表示することでオンラインショップへのアクセス促進に特化しています。実店舗の来店促進には直接的ではありませんが、商品を効果的に宣伝し、消費者の購買を促進します。
⑤ 検索キャンペーンは主にテキストベースの広告で、商品画像の掲載には適していませんが、特定のキーワードに基づく広告表示でウェブサイトへのアクセス促進に利用されます。しかし、問の要件に完全には合致しないため、最適な選択肢ではありません。


5
Google 広告では、広告をユーザーに表示する前に広告掲載のポリシーに準拠しているか審査を行っています。Google 広告で審査対象となるのは、次のうちどれですか。

① 読み込みとサイトの速度
② 長さと広告表示オプション
③ コンテンツとフォーマット
④ 目標と分析


解答:
正解: ③

解説:
① 読み込みとサイトの速度は、Google の検索エンジン結果ページのランキングに影響を与える要素ですが、Google 広告の審査過程では直接的な審査対象ではありません。広告審査では広告の内容とフォーマットが主に評価されます。
② 長さと広告表示オプションは、広告の形式に関わる部分がありますが、広告ポリシーの審査対象として特定されているわけではありません。広告がどのように表示されるか(例えば、テキスト広告の文字数制限)は重要ですが、ポリシー違反の審査とは異なります。
③ コンテンツとフォーマットはGoogle広告の審査ポリシーの中核を成す部分であり、広告がGoogleの広告ポリシーに遵守しているかどうかを判断する主な基準です。広告のメッセージや画像などのコンテンツと、そのフォーマットが審査の対象となります。
④ 目標と分析は広告キャンペーンの効果測定と最適化に関連しますが、審査過程で直接的に評価される要素ではありません。これは、キャンペーン管理において重要ですが、広告ポリシーの遵守を確認する対象ではない。


6
あなたの会社は住宅のメンテナンス サービスを提供していて、より多くの見込み顧客にリーチ したいと考えています。しかし予算は限られています。 この場合に Google 広告が適している 理由は何ですか。

① すべての検索エンジンに広告が表示されるから。
② 予算を自分で設定し、いつでも変更することができるから。
③ 予算で事前に決められたリーチあたりの費用に応じて、支払いが行われるから。
④ 機械モデルによって、広告の予算が自動的に決定されるから。



解答:
正解: ②

解説:
① Google 広告はGoogleの検索エンジンに広告が表示されるサービスであり、"すべての検索エンジン"に広告が表示されるわけではありません。そのため、この選択肢は不正確です。
② Google 広告は広告主が自らの予算を完全にコントロールできる点が大きな特徴です。予算設定を自由に行い、必要に応じていつでも調整可能なため、限られた予算でも効果的に広告キャンペーンを運用することが可能です。
③ リーチ当たりの費用に応じて支払いはされません。
④ Google 広告では広告主が予算を設定します。予算が自動的に決定されるわけではないため、この選択肢は不正確です。広告主が戦略に応じて予算を定めるのが一般的です。



7
アカウント単位の自動生成アセットとしても配信できる 2 つのアセットタイプは、次のうちどれで すか。

① 動的コールアウトはアカウント単位の自動生成アセットとして配信できる。
② 動的サイトリンクはアカウント単位の自動生成アセットとして配信できる。
③ 電話番号アセットはアカウント単位の自動生成アセットとして配信できる。
④ 宣伝用コールアウトはアカウント単位の自動生成アセットとして配信できる。


解答:
正解: ①, ②

解説:
① 動的コールアウトアセットは広告文に自動的に追加される文言であり、アカウント全体での広告効果を向上させるための有効なアセットです。このアセットはGoogleによってアカウント単位で生成および配信されることが可能です。
② 動的サイトリンクも、広告に自動で適切なランディングページをリンクするアセットであり、これもアカウント単位で自動生成および配信が可能です。広告の関連性とユーザーエクスペリエンスを向上させるために役立ちます。
③ 電話番号アセットは特定の広告に手動で設定されるもので、Googleによる自動生成は行われません。そのため、このアセットはアカウント単位で自動生成されるタイプではありません。
④ 宣伝用コールアウトは具体的な促進情報や特徴を強調するためのアセットであり、これも手動で設定されるものです。アカウント単位での自動生成は行われないため、この選択肢も正解ではありません。


8
あなたはマーケティング部門の担当役員で、毎月のオンライン広告予算の立案を担っています。その作業に役立てようと、あなたは Google 広告のパフォーマンス プランナーを利用する ことにしました。 パフォーマンス プランナーを使う利点は、次のうちどれですか。2 つ選択して ください。

① パフォーマンス プランナーの予測は、毎週数十億回も実行される Google 検索を利用している。
② パフォーマンス プランナーは、予測を行う目的で機械学習を利用している。
③ パフォーマンス プランナーを使用すると、他の運営予算からマーケティングに配分できる資金を見つけられる。
④ パフォーマンス プランナーは、QuickBooks などの他の経理ソフトウェアと統合できる。


解答:
正解: ①, ②

解説:
① パフォーマンス プランナーは実際に毎週数十億回も実行される Google 検索データを用いて、予測されるデータを提供します。これにより、広告予算の効率的な配分や性能の向上が可能になります。実のデータに基づいた予測が可能であるため、正確性が高く、戦略的な決定を下すのに役立ちます。
② パフォーマンス プランナーは機械学習技術を利用して予測を行います。これにより、過去のデータと現在の市場の動向を分析し、将来のパフォーマンスをより正確に予測することができます。機械学習の利用はパフォーマンスの最適化に寄与します。
③ この選択肢は誤解を招く可能性があります。パフォーマンス プランナーは、適切な広告予算の設定には役立ちますが、直接的に他の運営予算からマーケティングに配分できる資金を見つけるツールではありません。むしろ、与えられたマーケティング予算の範囲内で最適な配分を提案します。
④ 現在のところ、パフォーマンス プランナーがQuickBooksなどの経理ソフトウェアと直接統合できるわけではありません。したがって、この選択肢は不正確です。パフォーマンス プランナーはGoogle広告の予算計画と性能向上に特化したツールであり、会計ソフトウェアとの統合機能は提供していません。


9
価値に基づく入札戦略とはどのようなものですか。

選択肢の文章を番号付けして出力します。① スマート入札戦略の一つで、機械学習によりビジネス目標の達成につながるコンバージョンを重視して入札することで、できるだけ高い目標インプレッション シェアを獲得する。
② スマート入札戦略の一つで、機械学習によりビジネス目標の達成につながるコンバージョンを重視して入札することで、できるだけ高いクリック率を獲得する。
③ スマート入札戦略の一つで、機械学習によりビジネス目標の達成につながるコンバージョンを重視して入札することで、できるだけ高いコンバージョン値を獲得する。
④ スマート入札戦略の一つで、機械学習によりビジネス目標の達成につながるコンバージョンを重視して入札することで、できるだけ多くのインプレッション数を獲得する。


解答:
正解: ③

解説:
① この選択肢は「高い目標インプレッション シェアを獲得する」と述べていますが、価値に基づく入札戦略は主にコンバージョンの価値を最大化することに焦点を当てています。インプレッション シェアの最大化は主な目標ではありません。
② こちらも「高いクリック率を獲得する」と記述されていますが、クリック率の最大化は目標としていません。スマート入札戦略では、より価値の高いコンバージョンが重視されます。
③ 正解の選択肢であり、価値に基づく入札戦略はコンバージョンの価値を最大化することに重点を置いています。機械学習を利用して、ビジネス目標に貢献する最も価値の高いコンバージョンを獲得するための最適な入札価格を設定します。
④ 「できるだけ多くのインプレッション数を獲得する」との記載がありますが、これは一般的なインプレッション数の最大化を目指す戦略であり、価値に基づく入札戦略ではありません。重視されるのはコンバージョンの価値です。


10

有機野菜の宅配サービスを手がけるスタートアップ企業が、全国の都市でサービスを開始しよ うとしています。そこで、「有機」、「野菜」、「宅配」の各キーワードを設定した検索広告キャン ペーンで、フレーズ一致を使用することにしました。 フレーズ一致は、この検索広告キャンペー ンでどのように役立ちますか。

① これらの完全一致キーワードが検索語句にすべて含まれていると、広告が表示される。
② 検索語句がキーワードに関連していると、広告が表示される。
③ 検索語句の意味がキーワードと同じだと、広告が表示される。
④ 検索語句にキーワードの意味が含まれていると、広告が表示される。


解答:
正解: ④

解説:
① この選択肢は「完全一致キーワード」について言及していますが、問題は「フレーズ一致」の設定について尋ねています。完全一致はキーワードが完全に一致する場合に広告を表示させる設定であり、フレーズ一致の動作とは異なります。
② この選択肢は語調が広範囲にわたる「広域一致」に近い表現です。広域一致はキーワードに関連した検索語句に対して広告を表示しますが、それは「フレーズ一致」よりも広範囲のマッチングを含みます。
③ この選択肢では「意味が同じ」と述べられていますが、これは「意味一致(semantic match)」または「意味的マッチング」と解釈されることがあり、これもフレーズ一致とは異なる特性を持っています。
④ この選択肢がフレーズ一致の動作を最も正確に表しています。フレーズ一致では、設定されたフレーズ(この場合は「有機」、「野菜」、「宅配」)がその順序で検索語句に含まれている必要があります。その上で、追加の単語が前後にあってもよいという条件があります。それによって、キーワードの基本的な意味を保ちながら、その他の関連語句で検索した場合にも広告が表示されます。

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