FP2ロングラン分析 フェルスタッペンvsマクラーレン
この記事を、自宅で読んでくださってる方、鈴鹿に向かう電車で読んでる方、サーキットのシートで読まれている方、いつもありがとうございます!!
予選が終わり、いよいよ日本GPの決勝が近づいてきました!
この記事では、フリー走行のロングラン分析から決勝のレース想定をお伝えしたいと思います😃
優勝筆頭はフェルスタッペン
フェルスタッペンはデグラデーションが少なく頭ひとつ抜けている印象です。
※このタイムシート上はボッタスがトップですが、燃料がかなり軽いと想定されます。ボッタスを除くとフェルスタッペンがコンマ9抜けており、かなりのタイム差が付いているため、これは驚異的。
フェルスタッペンはテストタイヤ=来季のC2タイヤのロングランで、ピレリいわく、現行C2よりグリップが改善されたものとのことで、今季C2よりアドバンテージがあるものと思われます。
※C2=今年日本GPのミディアムこのため、コンマ9のタイム差の中には、フェルスタッペンの純粋なスピードと来季用の新C2タイヤのアドバンテージがあるため、この結果ほどのタイム差はないと想定されます。
しかしフェルスタッペンが優勝候補の筆頭であることは変わりないと予想します。
2位争いは混戦、4チームが争う
フェラーリ、マクラーレンが2位争を行うと想定されます。
ミディアムでのロングランはマクラーレン、フェラーリ、ペレスであり、同等のタイムを記録してます。
マクラーレンとフェラーリはミディアムで安定しているように見え、前回のシンガポールのように両チームの争いに期待です。
しかしマクラーレンは開幕当初よりとてつもない進化をしており驚くばかりです。
予選で2位につけたピアストリも驚くばかりで、とてつもない才能を持ったドライバーだと再実感しました。
メルセデスとアロンソは共にソフトでロングランを行いましたが、デグラデーションが大きく、おそらく決勝では使って来ないと思います。
メルセデスはハミルトンもラッセルも二人ともソフトでロングランを行っており、ソフトにかける想いがあるのでしょうか?
ポイント獲得なるかアルファタウリ
アルファタウリもメルセデスと同じくソフトで精力的にロングランを行いました。
しかしタイヤのデグラデーションが大きくガタガタとタイムが落ちていっています。
レースを見越して1台はミディアムでロングランをやるべきだったのではと思いますが、何か秘策があるのでしょうか?
予選では角田9位、ローソン11位と好位置につけているため、できれば2台揃ってポイント獲得してもらいたいものです。
#後述しますが、タイヤ戦略は厳しいものになりそうです。角田もローソンも鈴鹿は走り込んでいるはずなので、的確なフィードバックを期待したいです。
頑張れ!角田&ローソン!!
ウィリアムズは好調を維持できるか?
ここ数年万年最下位だったウィリアムズが上昇気流にあり、FP2のロングランのタイムシート上は下位に沈んでいますが、海外のサイトなどではウィリアムズが今回も入賞すると予想されています。
イタリアのようなストレートサーキットからシンガポールの低速でも力を発揮していて総合力の試される鈴鹿でどんな走りをするのか注目したいです。
その立役者はアルボン。すごいドライバーですよね!
決勝の持ちタイヤ
ピレリによると決勝に向けての持ちタイヤは以下。
2ストップが主流になると見られ、
ミディアム-ミディアム-ハードがレッドブルとフェラーリ
ミディアム-ハード-ハードがメルセデスとアルピーヌ、マクラーレン、アロンソ
ソフト-ミディアム-ハードはローソン
ユーズドソフト-ミディアム-ハードが角田
#これを見るとアルファタウリのタイヤ戦略がイケていない・・・アルファタウリはミディアム-ハード-ソフトの逆の展開の方がいいかもしれないですね。(いずれにしても角田はユーズドのソフトですが)
ピットストップのロスタイム
ピットストップのロスタイムは21.5秒+静止時間
2ストップが予想されるため、このタイムをしっかり覚えておきたいです。
タイヤに厳しいサーキットのためアンダーカットが大きく働き、順位変動があることを期待しています。
決勝の天気は?
予選データ(最高速、ベストセクター)
昨年のFP2ロングランデータ
昨年は金曜日が雨だったため、ロングランのデータはありません。
大雨による2時間中断、スタートで最後尾に落ちたベッテルの大アンダーカット6位入賞、ファイナルラップのルクレール飛び出しによるペナルティでレース後、フェルスタッペンのタイトル確定など盛りだくさんのレースでした!
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