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ゲームRTAが日本で広まらない理由

こどおじ走者たちがこの10年近く延々RTAを走ったことにより、
仕事は?結婚は?タイムを縮めて得たものは?毎日ゲーム?
と突っ込めるくらい
「ゲームしかない人生になってしまった」


つまり、「ゲームRTAをやり続けても無駄」

という結論を走者たちが出してしまった。

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全員が全員ダメな状況ではないが、
ほぼ独身状態であり、話し方も思考も子供っぽい状態のままである。

ダメな者同士が集まるから安心感ができてしまい、
ぬるま湯から抜け出せなくなってしまうのだろう。


「こどおじ」と言う言葉には、
「実家の子供部屋で、成人後も暮らす中年男性」という表記がある。

実家暮らしでなくとも、
・子供みたいな話し方や、子供みたいな性格のおじさん
・子供みたいな服を着ているおじさん
・日々努力をしないで、子供みたいに遊んでいるだけの低収入おじさん
・子供みたいにゲームばかりのおじさん

これらに該当する者も「こどおじ」に入るだろう。


たまに、「もっとRTAを走る人が増えればいいのに」という話をきくが、
 「こどおじのような、ゲームだけしかない悲惨な人生」
になってしまう以上、無理な話である。

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また、海外でspeedrunは人気だからという理由で、
日本でRTAを広めようとするのも無理な話である。
あの「eスポーツ」ですら日本で広まっていないのに、
それよりも人口の少ないRTAを広めるのは、到底無理である


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これ以外に、年齢によるゲーム離れという問題もある。
30代頃から来る現象だと思われる。

・ゲームよりも、リアルのほうが面白い
・忙しくてゲームをする時間なんてない
・多くのゲームに触れたせいで、新しいゲームがつまらない
・ゲームを起動するのが面倒になってしまう
・RPGなんて時間のかかるのはイヤだ
・FPSなんて目が疲れるからイヤだ
・自分の子供と一緒になら遊べるが、1人ではゲームはムリ

だいたい、ゲーム離れはこのようなことからだろう。

ゲームを見る側にしても同様である。
ゲームがつまらないから、他人のゲーム放送を見なくなってしまう。
よくて作業用BGMにする程度


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2000年頃に、「ゲーム脳の恐怖」という本が出版された。

当時この本は、こじつけでしか書かれていないだとか、
実験ゲームや実験結果に関しても決定打となるものがないなど、
批判の対象になってしまっていた。


2021年現在、
10年以上プレイをしているRTA走者たちを見てどうだろうか、
脳波の働きだとか、前頭前野の働きだとか細かいことは抜いて、

・ゲームRTAをやり続けると、高確率で「こどおじ」になってしまう。
・結婚すらできず、ゲームばかりの日々を送るようになってしまう。
・ゲームの話しかできない「こどおじ」ができあがる。
・ゲーム批判や走者批判をするような、頭の悪い人間になる。

つまり、ゲームRTAをやればやるほどリアルが終わってしまうのがわかる。


またゲームの話しかできない人間は、
脳にゲーム以外の話が入ってこないため、
明らかに脳が発達していない可能性が高いと思われる。


ゲーム脳の本の実験時間よりも、はるかに長い年数をかけているので、
長年ゲームをすると脳が発達しなくなるのは間違いない。

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RTAというのは同じことの繰り返し作業のため、脳が活性化しない。
多少、敵・味方の行動運が毎回違ったとしても、9割方同じ作業だろう。

1度チャートを覚えてしまうと、大幅にチャートが変わらない限り、
ただの繰り返し脳死ゲーになってしまう。
チャートが変わったとしても、数回でまた脳死ゲーになってしまう。

プレイする側になんのメリットもなく、
見る側もゲーム離れをしていくと、
こどおじワールドという狭い世界での趣味にしかならない。

「こどおじ」を極めたいという人だけがやる趣味なのだろう。

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