正直なところ、私が殆どの日本映画について懐疑的なのは、家父長制の実態が悪い意味で滲み出てるのみならず、台詞に重みが感じられないこと。扱うテーマに比べて脚本がいかに薄いかよくわかる。小説が元の作品なら尚更。良作であるほど頭に残るシーンや言葉に重みがあり、考える。忘れられない。

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