アニメの感想『葬送のフリーレン』

金曜ロードショーで『葬送のフリーレン』という今期新しく始まるアニメをやっていたので観ました。

旦那が録画してて「これ前評判が凄くいいよ!泣けた!って人続出らしい!」って言ってたのでめちゃくちゃ期待して観ました。
ついでに2021年のマンガ大賞も受賞してるみたいだし、期待値マックスでした。


期待しすぎたせいか、「え?どこで泣けばいいの?」という状態でした。
原作を読んでないので設定とかわからないんだけど、フリーレンは不死なの?
この世界ではエルフ自体がとんでもなく長生きなだけ?
エルフってもう絶滅してるとか?(だったら長寿設定も微妙な感じになるけど)

私はハマるアニメとか小説とかは大抵主人公推しになるんだけど、今回は主人公に同調できなさすぎてハマれませんでした。

死者とお話ができる場所があるとか
それは自分の師匠が残した本に書いてあるんだけど、師匠は人間で自分より早く死んでるんだけど
一番弟子なのになぜ当時師匠が研究してた事を全く知らないの?って思ったり。本の存在も知ってるし、師匠がそれらしい事をフリーレンに伝えてるにも拘わらず・・・何故?

ってか、それでもどうしても会いたい!あってもう一度話したい!って思ってる感じが伝わるならまだ感動できたかもだけど、なんとなくヒマだから行こうかーー的な感じにしか見えんし、フリーレンにとっては10年は凄く短い時間だとすると感覚的に『ちょっと隣街のイオン行ってくる』くらいの感じじゃないの?って思って全く感情移入できませんでした。

『〇月△日に駅弁祭りをやっている隣町のイオンに最近飼い始めたウサギと一緒に行く壮大なストーリー』
みたいなチグハグ感


前評判で期待してがっかりしたアニメといえば『火垂るの墓』
お盆の時期になるとテレビでやってるあのアニメです。
私は戦時中の日本が舞台の映画ってあまり好きじゃなくて見たことなかったんだけど
同僚に「『火垂るの墓』めちゃくちゃいいよ!もう泣ける!ティッシュいっぱい用意してないとヤバい!何回見ても泣けるよ!」
みたいに言われて凄く期待して見てみました。
結果、期待値が高すぎて、『え?なんでおばさんち出ちゃったの?おばさん、酷い人じゃないやん』って思って全く泣けなかった事がありました。

もしかすると子供の頃に見てたら泣けたのかもしれん


人の感じ方って年によって全然違うし、その時の感情とかにも左右されるから、今回の葬送のフリーレンは見る時期が悪かったのかもです。

※旦那は途中から寝てました。(映画は1/2の確率で途中で寝るタイプ)

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