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セビージャ リーガ再開後注目のカンテラーノ

リーガ再開まであと少し。交代枠が5枚に増えたことで以前中々出場機会がなかった選手にも出場の出番が回ってくることが予想されます。

ここでは、練習再開からトップチームと一緒に練習しており試合に出場する可能性のあるセビージャの6人のカンテラーノを簡単に紹介します。


ヘナロ・ロドリゲス(22)
Genaro Rodríguez Serrano

昨年12月にELアポエル戦でトップデビューを果たしたヘナロ。スペインのナショナルチームにはU18〜20で召集を受けた。中でもU20で参加した2016年のCotif tornamentにおいては全試合出場し優勝に貢献した。本職はセントラルながら中盤の底としてプレイできるパスと足元の技術が評価されての練習参加。


ペペ・メナ(22)
José Mena Rodríguez

今シーズンセビージャ・アトレティコ(Bチーム)でチームトップの6ゴールを記録している攻撃的なMF。スペイン代表の各カテゴリー招集はないものの、都度都度トップチームの練習に呼ばれている完成度の高いプレイヤー。6歳の頃からセビージャのカンテラでプレイし、模範は先輩の元アルゼンチン代表MFエベル・バネガ。サンチェス・ピスファンでバネガとプレイすることが夢であると語るBチームの10番はトップチームので憧れの10番バネガとプレイする時が来るのだろうか。


ホセ・アロンソ・ララ(20)
José Alonso Lara

セビージャで生まれ8歳の時からユースでプレイする生粋のセビジスタ。2018年5月(当時18歳)カパロス監督のもとアラベス戦で夢であったトップチームデビューを果たした。契約が2019年夏までとなり、既にバルセロナからオファーが届いていると噂されていたが、2018年12月のゲームで非常に珍しい左膝後十字靭帯断裂の大怪我を負いシーズン絶望となったが、その約4ヶ月後セビージャと2023年までの契約延長で合意した。都度都度トップチームの練習に参加しているがこたびもトップチームと共に練習することになりそうだ。


パブロ・ペレス(18)
Pablo Pérez Rico

唯一フベニールからトップ練習に参加。ロペテギが電話で直接呼びかけたとか。U19スペイン代表に選出されている左ラテラル。今最もセビージャのカンテラーノで周辺が騒がしいプレイヤーで、アヤックス,シティ,ザルツブルク,ライプツィヒが熱い視線を送る中、流出を防ぐべくモンチが2021年夏までとなっている契約の延長に動いている逸材。経歴は異色で、家族の仕事の関係でコロンビアのユースを渡り歩きスペインに帰国してレバンテのカンテラで一年プレイした後セビージャに入団した。


アルフォンソ・パストール(19)
Alfonso Pastor Vacas

安定感に定評のあるアルフォンソ。2017年に開催されたU-17ワールドカップにおいては準優勝を経験。トップチームにヴァツリーク、ボノ、ハビ・ディアスを抱え、夏にはフアン・ソリアーノ、リコが帰還する可能性があるこの状況でのトップチーム練習の参加。相手のプレスにも動じずボールを捌く足元の技術はロペテギ好みに違いない。


フアンル・サンチェス(16)
Juan Luis Sánchez Velasco

トップ練習への1番のサプライズ召集。昨夏セビージャとのプロ契約を勝ち取った16歳。今シーズンからセビージャ・アトレティコ(Bチーム)でプレイし、ここまでセグンダBで16試合に出場。昨年12月には16歳3ヶ月で飛び級であるスペインU18のカテゴリーに招集されデビューどころかゴールも決めた。186cmという恵まれた体格を活かしたスピードと力強いドリブルが持ち味。オカンポスに学ぶことは多いはず。


交代枠が増えるとは言え、トップチームは多くの質の高い選手を抱えているため中々出場機会が回ってくることは無いはず。その中でも6名の中からチームを救う活躍をして、近年見られなくなったトップチームで台頭するカンテラーノに期待したい。


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