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安全快適登山 山道具・アウトドアウェアのメンテナンス

道具はメンテナンスがとても大切ですが「過ぎたるは及ばざるが如し」過剰なのも如何なものかと思います。

素材の特性を知ることで適正なメンテナンスができます。

機能的でファッショナブルなアウトドアウェアを普段着として活用されている方が増えましたが、繰り返しの洗濯で本来の機能が低下していることを知ってください。

アウトドアウェアが高価なのは素材、縫製、生産量に関係します。

特に素材は機能に関与します。薄くて軽く、さらに強度のある素材、防水透湿&撥水機能がある素材、断熱性能が高い素材等々、素材の機能性&特殊性で価格が高くなります。

撥水加工の施されたウェアを数回着たからと洗濯すれば、撥水加工はどんどん落ちていきます。本来、アウトドアで小雨程度であれば濡れなくて済むのにすぐに水を吸い込み濡れてしまう。防水透湿素材の代表格のゴアテックス素材のウェアも表生地の撥水性が落ちれば、本来の機能を発揮できません。

フリースに代表されるポリエステル素材も洗濯により劣化します。

ダウン製品は洗濯方法によって、一度メンテナンス方法を間違えると正しいメンテナンスをしても機能が戻らないので特に注意が必要です。

「洗濯をするな!」ではありません。機能を維持するのであれば正しいメンテナンスをしてください。

普段着として活用し、普通に洗濯をするのであれば本来の機能が100%では無くなっていく事を理解して使用すれば、素材も縫製もしっかりしたアウトドアウェアは長期に渡り愛用できる道具になります。

道具は使ってなんぼ!タンスの肥しにならないように、着てあげてください。当然、素材自体の限界はありますが、私のタンスには20年来愛用しているウェアがたくさんあります。

ウェアをご持参いただければ、メンテナンス方法を説明させていただきます。自分でメンテナンスをするのが面倒であれば、メンテナンスしてお返しします。甦るかどうかはご相談ください。

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