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十干について(part10 癸)

それでは十干のラストです。

癸は元の字がかなり面白い形をしていまして、フォークを四本クロスさせたような字がもとになっています。

その形から物事が一周して終わりを向かえた様子や収穫を終えて一段落した様子を表していると言われます。

おそらく農機具を屋内にしまい終えた様子を想起したのかなと思います。

また、通常農作業を終えるのは冬ということで、東洋占星術では癸を雪や雨に例えます。

そんな癸の性格ですが、恵みの雨と言うように周囲の人を上手く生かすことに長けていますが流されやすいという欠点もあります。

また、水蒸気から雨や雪が生まれるように癸は無から有を生むことが得意です。

環境に応じて柔軟に対応出来るタイプのため若い頃は特に主体性が無いなど苦労が絶えませんが、人生経験を経ることにより段々と幸せな人生を歩めるようになります。

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