【2024年】高校生クイズで、もやもやしたことと良かったこと
こんにちは。
先日、高校生クイズが放送されていました。観た方も多かったのではないでしょうか。大人になると、学生が頑張る姿にウルウルと感動してしまうのです。
そんな高校生クイズですが、なんだかなぁと、もやもやすることと良かったなと思うことが観ていてありました。今回は、個人的に思う、もやもやしたことと良かったことをまとめます。
もやもやしたこと
①○×クイズで問題数不足！？
○×クイズで不正解が続出したことで、問題数が足りないというアクシデントが発生しました。最後、問題数が足りないので、残ったチームでじゃんけんをしてネクストステージ進出チームを決めるということになりました。
運も実力の内かもしれませんが、運で決まってしまうのはなんだかもやもやします。問題数くらい、不測の事態を予測して、多めに考えといてくださいよ…と思ってしまいました。
②80mダッシュで早押しクイズは不平等？
準々決勝は、三島スカイウォークで行われました。橋の両脇にチームが待機して、橋の中央には回答ボタンが用意されました。各チームは、問題文を聞いた後、橋の中央に向けて約80mダッシュして、早く辿り着いた方から回答できるというスタイルでした。
ここで問題なのは、男女差です。テレビを見ている限り、女性のハンデはありませんでした。よーいドンで走ったら男性が速いのは、当然でしょう。高校生クイズは男性のみのチーム、男女混合チーム、女性のみのチームなど様々あります。男性ＶＳ女性のダッシュ対決で明らかに不利な状態を観させられたのは、もやもやしました。
一宮高校の女の子の方が早く問題の正解に気付いて、走り出したのに、後から走り出した男の子に走り負けて、回答できなかったシーンはなんだかなぁと思ってしまいました。
③運で決着？敗者復活戦の新幹線乗り込みクイズ
三島スカイウォークで敗れたチームによる敗者復活戦。最後の2チームが挑んだのは、新幹線への乗り込みクイズでした。1問の早押しクイズが出題されて、先に正解したチームが、2台用意された新幹線のどちらかに乗り込みます。回答できなかったチームは選ばれなかった方の新幹線に乗り込みます。その後、どちらか一方の新幹線のみが動き出し、動いた新幹線に乗ったチームがネクストステージに進出です。
こちらは結果的に先に正解したチームが、動かない新幹線に乗り込み敗退しました。ここまで頑張ってきて、ライバルチームより先に正解して敗退は可哀そうでした。なんだかなぁと思う仕様でした。
④体力勝負？比叡山延暦寺での持久走クイズ
準決勝は比叡山延暦寺での持久走クイズでした。離れた位置に問題が置いてあり、それを取って帰ってきてから回答するという内容でした。
こちらも女性へのハンデはありませんでした。そのため、男性が先に問題を持ち帰ってきて回答をしておりました。
その結果、案の定、女性3人のチームが敗退しました。こちらももやもやしました。
良かったこと
ここまで、批判的な内容を書きました。しかし、感動する場面も多くあった2024年の高校生クイズ。ここからは、良かったことを書きます。
①○×クイズでの良問出題
○×クイズでは2択問題にも関わらず、不正解が連続するという事態になりました。2択で正答率を低くすることはとても難しいです。高校生クイズらしい難しく悩むような問題を出せていた点は良かったと個人的に思いました。
このような良問の出題から、熱戦が繰り広げられたと思います。
②女性チームに伴走するSixTONES
比叡山延暦寺での持久走クイズでは、最後、女性3人チームの1人が懸命に走っている横をSixTONESが伴走しておりました。頑張れの声をかけている姿と、懸命に走る女の子の姿には感動しました。
③名門が敗退の危機？残り1ポイントを争う熾烈な展開
決勝第一ラウンドでは、4チーム中、2チームが早々と勝ち抜けをしました。残るは、名門の灘高校と諏訪清陵高校です。残り1チームのみが次のステージに進めるという中で、お互い残り1問正解すれば良いという互角な展開。どちらに転んでもおかしくないハラハラとした内容になりました。
天才集団の灘高校が追い詰められている展開は、テレビから目を離すことができませんでした。また、最初は無口だった諏訪清陵高校の子たちが、感情をむき出しにして挑んでいる姿と、それに言及するSixTONES髙地くんのシーンは感動しました。
④決勝！シンプルな10問早押し対決！
決勝は、早押し対決でした。10問正解で優勝というシンプルな対決でした。なんでこんな難しい内容を高校生がスラスラと回答できるんだと感心してしまいました。やっぱりシンプルに難しい問題を回答する高校生の姿が一番良いです。それが視聴者は一番見たいのかと思います。
まとめ
2024年の高校生クイズは、少し体力勝負が多すぎたかなという印象でした。高校生の対決はなるべくフェアであって欲しかったなと考えます。体力勝負をするならハンデを付けるべきでした。しかし、良いシーンも多くありましたので、良いところは残しつつ改善して欲しいと思います。
体力・知力・運というコンセプトは良いとは思います。しかし、最終的には知力で決まるというスタイルが良いと思います。運や体力で少し有利になるくらいで、最終的には「知力で決まる」であって欲しいです。
「高校生がクイズで真剣勝負する」だけで、大人の私は涙ボロボロです。そういった番組になっていただきたいと思いました。
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