【マスターデュエル】DC2022dec振り返り

yatta!!

DC 2022 dec みなさまお疲れさまでした~~~~!!!!
前回はマジメにやらなかったのですが、今回は一念発起、ちょっと真面目にやってみたので、
ランクマと同じくレビューを書いてみようと思います。

1stはめっちゃ試合数こなしてゴリ押しで上がった感じなので、相変わらずスマートさのカケラもない戦績ですが、
「ほぉ~ん……」くらいのテンションで、暇つぶしにご覧いただければ幸いです!


【構築 1st stage】

例にもれずですが【召喚シャドール】です。前回のDCもこれで走ったなあ……
マスターデュエルリリースとともに真っ先に組み上げ、(ふわんショックで多少の浮気を挟みつつ)長らくともに戦ってきた相棒デッキです。
DC開始前は【ラビュリンス】で走ろうとしてました。


1stは大半をこの構築で走り切りました。
特段特徴のない、ごく一般的な召喚シャドールの構築ですね。


各シャドールの採用枚数:

光+リザードかウェンディのスタートが一番強いので、これらは最大枚数で、
無難にアドが取れるが被ると泣くビーストヘッジホッグが2ずつ、妨害用にドラゴンとエリアルが2、ゲニウスが1です。

総枚数は15枚+緊テレで17枚。芝刈りもあることを考えると、そんなに少ないとも思わないのですが、案外触れず事故って負けることがありました。
ここは融合デッキの宿命ですね……


召喚ギミックの是非:

現環境、メルカバ―単騎はぜんぜん信頼できず、あっという間に捲られます。
アレイスターコストでカウンターしなければリソースは残りますが、召喚獣はメルカバ―アウゴエイデスの2枚しか採用してないので、残ったとて感ありますね。
アレイスターじゃなくて別のシャドールだったら……!って場面が何度かあったので、自分の中で信頼度が若干落ちています。

ただ、暴走魔法陣は強力無比で、このパワーは捨てがたいです。
魔法陣を増やしてアレイスターを減らすのも一考ですが、魔法陣2枚目が絶望的な弱さになるので、はてさて……

また、単独でクロシープを起動してキルへ向かいやすい、というのは明確に生きた場面がありました。
メルカバ―でもアウゴエイデスでも、手札アレイスター込みでアクセスと並べば8000取り切れるし、メルカバ―なら展開途中の妨害も弾けます。

あとは、デスピア相手で、相手が落としたアルビオンを素材にすることで、烙印のリソースループを切れるのも、現在だと強いですね。

抜けることはないものの、アレイスターおよび召喚魔術の枚数を減らす、はやるかもしれません。


ガーディアンキマイラの是非:

適する局面はありそうなものの、これでなければ、という場面も思ったよりなかった印象です。
このデッキだとアクセス手段がない《融合》でしか出てこれないのと、
シャドールが絡む場合はだいたいエルシャドールを出すので、多くの場合はアレイスター+誘発か腐ったγか、みたいな素材になり、
うららをチェーンでケアできる場面があんまりなかったです。これは使い方の問題かもしれません。

もしかすると、超融合用にドロゴンとかのほうがいいかもしれません。



【戦績 1st stage】

先攻:22勝18敗(55.0%)
後攻:21勝13敗(61.8%)
⇒43勝31敗(58.1%)

という戦績でした。これでよく連勝して突破できたな……

なお、事故負けは10件で、事故率は13.5%となりました。高いな。
事故定義は「初動で妨害されたわけでもないのに融合できない手札だった」としています。
初動融合できなかったものの勝てた試合もあるので、実際の事故率はもうちょっと高いです。
さすがに15%近く自動で負け試合はヤバイと感じ、2ndではマイナーチューンをかけています

では続いて、各対面のレビューです。
試合数多かったものだけピックアップします。


■【神碑】

先攻:6勝2敗(75%)
後攻:5勝1敗(83%)
⇒12勝2敗(79%)

今回のお客様枠です。ルーンをメタるーん。

方々で怨嗟の声が上がっている神碑ですが、シャドールは神碑にめっぽう強く感じまして、

  • アプカローネによる、破壊を介さない《神碑の泉》の無力化

  • 《影光の聖選士》《影依の原核》によるアプカローネ無限ループ

  • 融合体棒立ちであることから《影依融合》が通しやすい

  • 上記を加速させる《灰流うらら》の採用率の低さ

  • ドラゴンが場で発動する効果ではなく、各種メタ罠を貫通可能

  • 除外へ飛んだら詰むピン挿しキーパーツがほとんどない

と、有利要素満載であり、
地味に60枚デッキであることも相まって、場にカードを置かないようにして神碑魔法の発動を抑制しつつ、とりあえずアプカローネまでたどり着ければ、だいたい何とかなる、という塩梅になっています。
アプカローネに対する《凍てつく呪いの神碑》を《神の写し身との接触》などで躱せればGoodです。


■【ラビュリンス】:

先攻:1勝4敗(20%)
後攻:2勝2敗(50%)
⇒3勝6敗(33%)

今回のキツイ枠その1。なぜか先攻勝率が低い。

シャドールは、「エクストラに依存せず、大型モンスターが特殊召喚1回で出てくる」デッキに基本弱いので、例にもれずラビュリンスにも不利が付くと考えてます。
通常罠も、墓地回収を阻害する《強制脱出装置》や、融合魔法を根こそぎ持っていく《闇のデッキ破壊ウイルス》、そもそもそのターンの動きが完全に停止する《次元障壁》など、下手に直撃すると致命傷になるものが多く、
フリチェ融合を持てていない状況で次元障壁回収ループに入られると、ほぼ負け確になります。

ただ、負け要因を分析すると、6敗中に、初動札(影依融合、芝刈り)にうららもらって機能停止したのが2つ、初動動けない事故が1つ、という塩梅だったので、
ラビュリンスだから、という負け方は思ったほどしていないのかも……?

勝ち方としては、

  • 《白銀の迷宮城》をアプカローネかドラゴンで無力化する

  • 《ウェルカム・ラビュリンス》と家具と、拾われたら困る通常罠をエリアルで除外する

  • 《白銀の城のラビュリンス》を偽典で処理する

というのをどれだけやれるか、という感じです。

明確にこれを目指す、という形の具体言語化がまだ薄いような気がするので、もうちょっと明確な最終着地点をイメージしてゲームメイクしないとダメかもです。
単純な除去は、いくら撃たれてもリソース循環さえ形成できればなんとでもなるため、ラビュリンスのメインギミックであるリソース循環(家具、墓地からの罠拾い、ウェルカム再セット)をいかに断ち切るか、それに適した盤面をいかに作るか、をもうちょっと考えたいですね。


■【デスピア】:

先攻:2勝5敗(29%)
後攻:1勝1敗(50%)
⇒3勝6敗(33%)

だいぶ情けない戦績ですが、負け6のうち3が事故、1がメルカバ―単騎であっさり捲られたという感じなので、
デッキとして全く歯が立たなかった、というワケでもなさそうです(苦し紛れ)

DCのデスピアは、《烙印追放》という新規を得たわけですが、これが対シャドールではかなりツラい札になっており、
一番モロに食らうと、ミラジェイドを蘇生・帰還されたうえにこっちの盤面だけでドラゴスタペリアを作られる、みたいな悪夢の光景が繰り広げられることになります。
ついでに素材は除外なので、各種墓地効果も発動できないという念の入りよう。

ミラジェイドが居座れば居座るほど厳しくなるので、クロシープギミックを使って全力で最速キルを取りにいくか、
ミラジェイドを処理したうえで破壊されないミドラーシュを置き、次の烙印融合を撃ちづらくする感じで勝ちにいきます。
魔法罠を無効にするモンスターが立たないため、《影依融合》が多くの場面で有効に撃てるのは強いポイントですね。


■【ふわんだりぃず】:

先攻:0勝4敗(0%)
後攻:1勝1敗(50%)
⇒1勝5敗(17%)

もはや語るまでもない不利対面。できるだけ当たりたくない。
このデッキのありとあらゆるポイントがシャドールを殺しにかかっています。

対ふわんだりぃずについては、今回のDCから採用した《ガーディアン・キマイラ》が有効に働く場面がありました。
地図とえんぺんを処理しつつ、ライザーで処理できない壁になりうるため、それなりに有効です。まあ、えんぺんに殴られたら死ぬんですが。

試合ログに精神の限界を迎えたと思しいコメントログがありました。
そして直上でえっぐいミスしてる。


■その他印象深かった対面:

月光:
漢気の融合型月光でした。申し訳なかったですが儀典で退場願いました。

烙印捕食:
融合のヤバいやつらがお互いにドッカンドッカン湧いてきて、融合大怪獣バトルでした。楽しかった。

メタファイズ:
Lv.MAX昇格を阻害された超ダークホース。神碑対策なんですねあれ。
開幕アトラクターで根こそぎリソース持っていかれ、残ったリソースも《メタファイズ・ディセンション》とかいう激ヤバカードで根こそぎ飛ばされて丸裸にされました。強かった。

シャドール:
ハイ負けました。


【構築 2nd stage】

ここまでの反省から、下記の通りマイナーチューンしました。

out:
《召喚師アレイスター》1
《召喚魔術》1
《抹殺の指名者》1

in:
《暴走魔法陣》1
《マスマティシャン》2


召喚獣ギミックの見直し:

結局のところ、一番触りたいのは《暴走魔法陣》であるため、
一枚をアレイスター自身と入れ替え、実質枚数は減らないようにしつつ、魔法陣の入手率を上げるよう調整しました。
アレイスターと魔法陣が被ると地獄なのですが、60枚デッキにピン挿しだしそう起こることでもなかろう、という割り切りです。

あわせて、《召喚魔術》についても、思い切って最小枚数としました。
アレイスター実質5に対し召喚魔術1なので、まあ大丈夫だろう、とこちらも割り切りです。

先に書いてしまうと、結果としては、

  • 《暴走魔法陣》に触れる確率は上がったような体感値

  • アレイスター1召喚魔術1で困った場面はちょくちょくあったが、直接致命傷となった機会はなかった

  • あまり積極的に召喚獣を呼ばなかった。手札融合の融合札として使った機会のほうが多いかも

  • メルカバ―、アウゴエイデスがいないと負けていた試合がそもそも少なく、ややオーバーキル気味

と、狙い通りなんだけど根本の必要性が問われる、という不思議な感じで着地しました。
いわゆる天キ型の純構築のほうが、もしかしたら強いのかも……?

召喚獣の役割を改めて見てみると、

メルカバ―:
・ミドラーシュといっしょに立てて、ミドラーシュへの妨害をケアする
・キルを取る展開で、ニビルなどの誘発をケアする

アウゴエイデス:
・手軽に4000以上の打点を出す
・烙印相手でアルビオンを除外する

という塩梅なはずなのですが、
メルカバ―は単騎では全く信頼がおけないためミドラーシュとの共存前提で、ある程度の手札要求が前提であり、
アウゴエイデスは破壊効果を有効に使える局面が少なく、打点はやろうとおもえばアクセスコードで出せる(ついでに盤面も割れる)ので、
これは実は事故率を下げたほうが、より勝ちをもらえるのでは?という感じになっています。
実際、メルカバ―単騎って実質事故なんですよね……


《マスマティシャン》の採用:

結果、入れて正解でした。場合によってはアレイスターより優先して召喚してもよいです。
通常召喚するとすべてのメインデッキシャドールの墓地効果を起動できるので、1枚からできることがとんでもないバリエーションがあるうえに、
アルテミス経由で光になれるのが、冷静に考えて弱いわけがなかった……
戦闘破壊での1ドローもえらいです。

マスマティシャン自体を採用しているデッキがほとんどなく、まず通常召喚から入った場合、
わからん殺し的に誘発を吸ってくれる、というのも割とあるかも。
(撃たれたら困ることも当然ある)


【戦績 2nd stage】

先攻:16勝13敗(55.2%)
後攻:11勝5敗(68.8%)
⇒27勝18敗(60.0%)

インフェルノイドかな……?
後攻どうなってんだ。それ以上に先攻もっとどうにかならんのか???

パッと見て、素晴らしいところと、腹を切って詫びねばならないところが共存していますね。

事故負けは2件、事故率は4.4%と、1st比で大幅な改善。
なんとなくですが、2ndは全体的に引きが強かった感じはあります。


■【ふわんだりぃず】

先攻:3勝0敗(100%)
後攻:1勝0敗(100%)
⇒4勝0敗(100%)

素晴らしい!!!!!!
今大会最大の嬉しい誤算です。

相手の展開が弱かったケースが多く、運にも恵まれました。
あと、絶対そのまま続いたら負けてた試合で、相手がタイムアウトになったケースもありました。それはそれで粘りの勝利なのでよい。

デッキタイプ上、後攻からの捲りは厳しく、誘発とアプカローネで相手の展開をいかに抑制しきれるか、となりますが、
ヴェーラー泡影の引きに恵まれた感じはありました。


■【アダマシア】

先攻:1勝0敗(100%)
後攻:2勝1敗(67%)
⇒3勝1敗(75%)

素晴らしい!!!!!!!
我ながらナイスファイト。

恥ずかしながら、アダマシアのどこに妨害を撃てばいいのかあんまり分かってなかったのですが、
一番ヤバいのはどう考えても《ブロック・ドラゴン》および、それを強引に引っ張ってくる《御影志士》であり、
それを突然の天啓で理解してから、妨害の撃ちどころの精度が上がってきました。

また、
《ブロック・ドラゴン》のサーチに合わせてロンギヌスを投げる
→次のターンで墓地の岩石枯らしてブロドラ立たないようにする
みたいなプレイングもできるようになりました。成長したな我。

1敗はエクストリオ呼ばれてなすすべなく死にました。


■【デスピア】

先攻:2勝1敗(67%)
後攻:0勝1敗(0%)
⇒2勝2敗(50%)

負けの1回はタイムアウトなので、1stよりは健闘した感あります。
元々そんなに極端な苦手対面ではないはずなので、順当にやればこんなもの(なはず)


■【相剣】

先攻:なし
後攻:3勝0敗(100%)
⇒3勝0敗(100%)

素晴らしい!!!!!!!!!
1stではバカほど負け越しましたが、雪辱を果たしました。
シンプルに影依融合があまりに強かった。


■【ラビュリンス】【ヌメロン】

いずれも
先攻:1勝2敗(33%)
後攻:なし
⇒1勝2敗(33%)

という結果でした。

ラビュリンスは事故1件と、《次元障壁》で解らされたのが1件。
勝った試合はしっかり墓地リソース削り切って勝ち。

ヌメロンは、普通にミドラーシュをガメシエルにされてワンキルされたのと、メガトンゲイル出てきて「回答ないやん」と心折れてサレンダーしたのが1件でした。
ただ、よくよく考えると、メガトンゲイルがいる間は追加のモンスター出てこないし、効果も使えないし、壁を並べ続けて耐えて《無限泡影》当てれば勝てるのでは?と気づき、
20ターン近く粘って泡影を素引きし、ぶち込んで捲って1試合取りました。
これないと最後6割乗らず、DP的にも厳しかったと思うので、ほんと陰湿に粘ってよかった。


■【烙印捕食】

先攻:1勝0敗(100%)
後攻:1勝0敗(100%)
⇒2勝0敗(100%)

1stとあわせて全勝です。運もあると思いますが、なんとなく勝ちたい対面なので、しっかり勝ち切れて嬉しいですね!
融合デッキに負けたくないんじゃあ。

デスピアもそうですが、魔法罠にカウンターしてくる融合体が立たないので、影依融合が通しやすく、
属性も儀典で処理しやすいものが並ぶことから、盤面処理能力とリソース面ではこちらに分があると考えています。

1試合、危ない試合がありましたが、おそらく相手がルベリオンをピン挿しにしてたことから烙印融合を撃てないタイミングがあり、勝ちを拾うことができました。


■【神碑】

先攻:0勝1敗(0%)
後攻:0勝1敗(0%)
⇒0勝2敗(0%)

ハラキリ案件。
1stであんだけ調子こいたこと書いといて何たる体たらく……

1試合は名推理からデビルフランケンが湧いてきてエクストリオに完封されたんですが、
もう1試合は明確に、アプカローネの出力をミスって遅らせているので、驕りゆえの負けです。

DC終わりのランクマでは勝率悪くないので、有利対面ではある、はず……!
神碑の名推理は2を宣言しましょうねみなさん。


■その他デッキまとめて

先攻:6勝6敗(50%)
後攻:4勝2敗(67%)
⇒10勝8敗(56%)

デッキはバラけていますが、合算すると勝ち越しでした。
負け対面はダイジェストでいくと、

【ヴァリアンツ】:
右端に置いたミドラーシュをフィールド魔法で押し込まれ1体目、その後再出力したミドラーシュを西園のコイントスで無効化され2体目、と、西園さん1人にいいようにやられて負け

【蟲惑魔】:
「勝った!!」と放った影依融合のあとで墓穴ホール撃たれてライフ取り切られ死。
チェーン1ネフィリム・チェーン2ドラゴン、としておけば勝ってた。
前のターンに脱出装置で天獄をセルフバウンス再召喚してまで不自然にライフ取りに来てたので、墓穴ホールは考慮すべきだったなあ……

【魔術師FTK】:
ミドラ立って止まったと思ったら、ミドラに黒牙×2使ったうえに、虹彩で倍ダメージ付与されたアストログラフに殴られ、そのままスタヴェ+アナコンダからのナイチンゲールでライフカット。
儀典でアプカローネ出すタイミングを誤った感じはあります。

【エンディミオン】:
影依融合芝刈りのゴリラハンドが里で沈黙。魔法使いは来ない。

【召喚シャドール】:
はいプレミ負け~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!


【おわりに】

今回のDCは、いろいろ学びもあったし、何よりすごく楽しくエキサイティングに走ることができました!
これまで脳死で入れてた召喚ギミックに一度決別して、ランクマをできるところまで天キ型シャドールで走ってみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?