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【blender】学んだ基礎知識

今月のblender学習の目標である「なぜその操作はそうなるのかを理解する」を達成するため、今日は以下の3つについて学んできました。

平行投影・透視投影の違い

blenderはCGモデリングするアプリケーションなので、起動するとPCの画面に3D仮想空間が表示されます。PCの画面(2D)に3Dを表示することを投影と言います。blenderではその投影(表示のさせ方)が2種類用意されています。それが「透視投影」「平行投影」です。

「透視投影」とは、現実世界での見え方に近い投影方法です。
遠近法を用いた投影方法です。同じ大きさの立方体が2つあっても、手前にある立方体は大きく、遠くにある立方体が小さく表示されます。
こっちの投影の方が空間の把握がしやすいです。

一方、「平行投影」は手前にあるものも遠くにあるものも同じ表示倍率で表示されます。2つの同じ大きさの立方体があったとして、手前にあるものも遠くにあるものも同じ大きさで表示されます。
こちらは大きさが等しく表示され、比較をしやすいなどのメリットがあるのでそういった場面でこの投影方法を使うと良いです。
blenderでは「透視投影」「平行投影」はいつでも切り替えられるので、その時その時の自分のやろうとしていることに沿って切り替えて使用していくと作業効率がアップします。

カメラをビューにロックする

blenderはオブジェクトを180度逆の方向からみたり、ズームして見たり、離れてみたりといった感じで、3Dの仮想空間をいろいろな角度で見る(ビュー)ことができます。
これを最終的には動画として書き出すわけですが、そのときは「カメラ」というオブジェクトを作成、設定し、そのカメラのある場所、向いている方向に合わせて映像がレンダリングされます。
ここで活躍するのが「カメラをビューにロックする」という機能です。
これは、自分が180度逆の方向からみたり、ズームしたり...という操作と作成したカメラの動きを同期させることができます。

オブジェクトがどこかわからなくなった時の対処法

モデリングがより複雑になっていくほど、オブジェクトの数は増えますし、当たり前ですが操作は増えます。
そうなると気づかないうちに操作ミスをしてオブジェクトを変な場所に移動してしまったり、「あのオブジェクトどこいった!?」ってことが増えると思います。
そういったときは、画面右のアウトライナーウィンドウの出番です。
アウトライナーウィンドウとは、簡単にいうと3D仮想空間上にあるオブジェクトが、文字で一覧で表示されています。ハードディスクのフォルダ階層の表示みたいな感じです。
アウトライナーウィンドウから行方不明のオブジェクトの名前を選択し、テンキーの「.」を押すと、ビューの真ん中にオブジェクトを表示させることができます。どこに行ったかわからなくなったときなどに使うと非常に便利でしょう。

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