Japan IT Week【秋】「IoT&5Gソリューション展」に出展しました！！

製造業に向けた異常検知のAIソフトウェアを提供する㈱アダコテックの佐藤です。2020年10月28日～30日に開催されたJapan IT Week【秋】「IoT & 5G ソリューション展」に単独で初めて出展しました。
今回は、多くの皆様にサポートしていただき、大盛況で終えることができた企画から準備、当日までを書きたいと思います。

”アダコテックのビジネスを知ってもらう・興味を持ってもらう、
また、一緒に挑戦したいなど、多くの方と繋がればうれしいです“

どの展示会に出展すべきか？

我々のようなスタートアップが見込みのお客様【リード】を作っていくのは難しく、効率的にリードを獲得できる方法に展示会があります。まずは「展示会に出展することを検討しよう！」と決めてはみたものの、どんな展示会があって、どの展示会に何のために出展するのかを決めないと何も進める事が出来ません。なので、初めに情報収集を行いました。
多くの人が集まるタイプがよいか？、専門性の高いタイプがよいか？、出展社が多い？少ない？、場所は東京？名古屋？大阪？、費用はいくらぐらい？、時期はいつ頃？。初めての出展のため、まずは集められる情報を集め、まとめることから初めました。ざっと調べて15候補ほどリストアップし、集めた情報をもとに議論を行いました。
そして、ここ1年で出展する展示会としては、「多くの見込みのお客様名刺を獲得する」を目的として、決めていくことにしました。
そういうことで決まった初出展の展示会が「Japan IT Week秋【IoT & 5Gソリューション展】」になりました。

どうやって進めるの？

出展する展示会が決まり、早速主催の会社に連絡し、説明および申込みの手順を聞きました。空いているブースを聞いて、人の流れや周りの出展社、同時開催される見本市の場所を聞きながら、コマ数や場所を決め申込みをしました。

さて、展示会の申込みまではスムーズに進める事は出来ましたが、この後の出展に向けての準備はどう進めればよいのか？これまで働いてきた会社でももちろん展示会を経験していますが、一からやってきたことはなかったので、「さて何から始めるの？」となり、前職の展示会の担当者にコンタクトをして、展示会の企画・ブース製作・運営をプロデュースしてくれる良い会社がないか聞いてみました。
有難いことに、丁寧に候補会社の数社を教えてくれ、すぐにコンタクトを取って説明や提案を受取った結果、ブース製作のイメージと対応の素晴らしさから「猿人」という会社に決めました。

猿人HP： https://ape-man.jp/

※提案いただいた展示ブースイメージ

無事にプロデュースしてくれる会社も決まり、猿人さんから、展示会までに準備するもの、またそのスケジュールが入ったタスク管理表を作成していただいたことで、展示会までに何をすべきかが分かり一安心しました。
あとは、スケジュールに対して遅れないようにタスクを実行してゆけばよいという状態になりました。

ブースの展示内容とノベルティ

展示ブースのレイアウトとデザインは決まり、次に決めることは展示内容とノベルティをどうするかを決める事でした。
展示内容としては、アダコテックの技術の強みを見てもらうのにデモンストレーションをやりたい！という案があり、これまでの実績と強みが分かる自動車部品のデモンストレーションを行うことに決めました。自動車部品の中でも検査でシステム化が困難である鋳造・鍛造品と言われる製品の外観検査（表面に凹凸があったり、機械によるヘアラインがあったりする中での欠陥検査）、今回は「クランクシャフト」を購入し、デモンストレーションで使うことにしました。
また、デモンストレーションを行うには画像を撮像するためのカメラや照明が必要です。今回はタイミング良く展示会直前にキーエンスさんより照明とカメラの紹介を受け、紹介されたカメラと照明を展示会で使わせてほしいと相談した所、気持ちよくご承諾いただき、キーエンスさんの「VJシリーズ照明」を使わせていただきました。

※キーエンス社：マルチスペクトル照明

次にノベルティです。こちらも幸いなことに2月に行われたICCサミット FUKUOKA 2020 「STARTUP CATAPULT」で優勝した際にいただいた、ラクスルさんのノベルティ賞を今回使うことができました。
ラスクルさんには、ノベルティの選定やデザインについてアドバイスいただき、メンバーのユニフォームから来場者に配るノベルティ、カタログ製作まで丁寧にサポートいただいたことで、素晴らしいものが用意することができました。（ラスクルさん、ありがとうございました！）

※カタログとモバイルバッテリー

※Ｔシャツ・ジャンパーとトートバック

いよいよ展示会開催当日！

いよいよ展示会当日になりました。今年はコロナの影響で春、夏の展示会は殆ど中止になり、このJapan IT Week秋が久しぶりに開催される大規模な展示会となりました。正直、参加者がどれぐらい来るのか不安はありましたが、初日の展示会が始まって早々、多くのお客様がブースに流れてきて、不安は一気に吹っ飛びました。また、猿人さんよりアレンジいただいたコンパニオンさんが機転の利いた素晴らしい対応をしていただき、開催と同時におきた初めの波を乗り越えることができました。

また、アダコテックの技術の強みを表現した自動車部品のデモンストレーションについても、多くのお客様の興味・関心を持っていただきました。

展示会ブースで紹介したデモンストレーション
「クランクシャフトの外観検査」

① 正常データのみで学習ができます。※100枚程度

② 凹凸がある表面やヘアラインがある加工面でも欠陥を精度高く検出可能

③ 汎用PCで動作し、処理時間もミリ秒単位で実行可能

大盛況のうちに無事終了(^^)/

3日間の展示会は来場者数は2万人を超え、大盛況のうちに終了しました。
アダコテックのブースにも多くのお客様にお越しいただき、本展示会の目的であった見込みのお客様の名刺獲得も目標数を大幅に上回る数を獲得できました。
今回初めての独自開催での展示会でしたが、前職の仲間や猿人さん、ラクスルさん、コンパニオンさん、もちろんアダコテックメンバー含め、多くの方にサポートいただき、無事に終了することができました。
次回は、2021年1月20日～22日に開催される「ネプコン ジャパン」にも出展しますので、ご来場の際は是非アダコテックブースまでお立ち寄りください！

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