「だれにでもわかるNFTの解説書」の著者 足立明穂です。
日経新聞に、こんな記事が出てました(っていうか、元ネタは知ってたけどねw)。
ようは、「Let's think step by step(一歩ずつ考えよう)」って、入れると、ちゃんと推論を続けて、算数の文章問題も解けるようになるってこと。
ということで、早速試してみますw
問題1 あっさり解きやがった! 学習して改善されてる!!
おぉ!!! すげぃ! ちゃんと計算して、答えを導いてる!!
おそらく、世界中の人が、「呪文」を入れて、何度も何度も試しているから、『おまいら、この呪文を覚えてほしいんだな』って学習したようです。
いやー、日々、いや、秒単位で学習が進むので、すごいです!!
では、ちょっと込み入った計算をさせてみます。
問題2 ちょっと難しいぞ!w 大人でも間違う?www
ん?? 順番にやってるようで、なんか違う・・・
あ、この問題の正解が分からない大人な人は、算数のドリルからやり直しましょう!www
魔法の呪文が効くか試してみた
あかんやんw しつこく、聴いてみる
小難しい説明をしていますが、なかなか間違いに気が付いてないようです。
そこで、指摘して見ます。
細かく指摘してみた結果・・・・
何かおかしくないですか? 6mでは、追い抜いているので、追いつくときの距離ではないですよ。
さて、これで気が付くか??w
これ見た時に、爆笑してしまいました。
>つまり、BさんはAさんに追いつく前に、スタート地点でAさんとすれ違っていることになります。
0mってのは、理解しとるんかーい!wwww
どんどん突っ込みます!w
え? 意味がわかりません。
もう、なんか、アインシュタインの相対性理論を解いているような回答になってきました。
>負の値を持つことは物理的に意味がありません。したがって、BさんがAさんに追いつくことはありません。
ChatGPTさんは、時空間をも歪める力をもってるようですw
この辺で、こちらから、指摘して修正できるか試しましょう。
はちゃめちゃですw 楽しいですが・・・ では、ひとつづつ、ステップを踏んで回答していってください。ステップごとに確認します。
えーーー! こんどは12mって!! どんどんおかしくなるw
間違ってるところを指摘して見ます。
ステップ3が、おかしいですね。
正解です!パチパチパチーーー!
こちらから間違いを指摘したら、そこから推論をして、正しい回答にしました!(※1)
褒めてあげましたw
正解したので、ChatGPTを褒めてみたら・・・・
正解を出せると言ったので、再度試してみたら・・・・
これだけ教えたら、もう、完璧でしょう!!
なので、最初の簡単な問題を、ちょっと文言を変えて、再度、解いてもらいました。
なんで4個やねーーーーん!
やっぱ、あかんやん・・・・・(^^;
※1)こちらから間違いを指摘したら、そこから推論をして
ここ、なんか、背筋が寒くなりません??
何が間違いとか、どこを修正しろとか、こちらは何も言ってません。
トライ&エラーで、正しい回答を導いていくのです。
ここが、ディープラーニングとか機械学習とか言われる近年の人工知能の凄まじいところで、大量の問題と、何が正解なのかを用意しておけば、どうやって正解を導き出すのかをトライ&エラーで考えてくる(実際は、考えているとはいえないけどねーw)のです。
『世界平和を実現』ってテーマを与えると、正解を求めて、トライ&エラーが爆速で行われます。その間、失敗して、滅亡することだってありうるし、世界平和は実現するけれど、人類が一人もいない世界になってるかもしれないのですよね・・・
課題や命題をどのように与えるのか、何が正解なのかを提示することの難しさが、ここにあります。