「隠された世界」をわたる詠唱術　#裏呪文　#Midjourney　#未だ浅瀬

はじめに

こちらはMidjourneyに関する記事になります。他の画像生成AIでも同様に再現できる可能性はありますが、Midjourney以外では未検証です。m(_ _)m

今日は画像生成界隈であまり公にされていない詠唱術について書いていきたいと思います

そのうち誰かがさらっと書いてしまうのではないかと考え、颯爽にフライングです！

画像生成界隈で気づいている方々！ごめんなさい〜

こちらのネタで、画像生成に興味を持ってくれる新規さんも増えてくれたらいいなと思っています。

本題

gpt4などの生成AIだけに依存するプロンプト記述では気づきづらい詠唱術があります。

それは元となるプロンプトに意図的なスペルミスを発生させ、出力結果に偏りを生じさせるテクニックです。
簡単にいうと、裏呪文ですね。

おそらくスペルミスして学習させたデータが存在し、数が少ないことから偏るのではないかと予想していますが、詳しい原理は私もわかりません。ただし、原理を理解できていなくても偏りを感じることはできます。

ちなみにこの挙動は、スペルミスが発生しやすい単語をいじることで生じます。

また、テクニックを知っていても、目視で影響を判断する必要があるため、判別できない方には不向きなものになるかもです。

それでは、先日誕生した姉モネのエース級プロンプト（ver 山）のサンプルで見ていきましょう。

スペルミスなしのサンプル

通常出力はこちら✨

スペルミスあり（裏呪文）のサンプル

今回のスペルミス箇所では、通常出力に比べ、ダークファンタジーの要素が入った出力になりましたね(≧∀≦)

上記、裏呪文のメリット

メリットは、プロンプトに新規ワードを追加せずとも、ほぼ質を保ったまま風合い変えて出力できる点です。
新規ワードを追加することでプロンプトの質を保てなくなる問題がよく発生するんですよね。
そういったケースで利用するテクニックです☺️

ただし、悪影響を与えるケースもあるため、吟味が必要です。私が体験したのはビキニがスク水になるみたいな影響です。

スペルミスのパターンはいくつもありますから、試行錯誤できますよ　( ´∀｀)シネマス

いったい一つの完成プロンプトからどれだけのバリエーションの画像を取り出せるのでしょうか。
まさに「隠された世界」です✨

最後に

いかがでしょうか？
出力に偏りを感じることはできましたか？
感じられるなら、プロンプトの周辺の隠された世界を自由に探索できるはず(๑╹ω╹๑ )

これらを使えば、呪文使いの気分を十分味わえます。

興味が出た方はぜひチャレンジみてください。

もしMidjourneyを始める場合は、私も負けないようにがんばりますｗ

#画像生成AI
#AI画像生成