#86

なんかこう、毎日寝る前とかにその日のメンタルとかあったことを報告させてくれる人が欲しい。

ならこのnoteに書けば良いじゃないかと思われるだろうが、それは少し違う気がする。
このnoteは誰かに向けて書いているわけではなくて、容量の少ない自分の頭の中を言語化して整理するために、つまり自分のために自分に向けて書いている。
どこまで行ってもこの文章の射程は結局自分でしかない。

今自分はこういう孤独な内省ではなくて、もっと温かみのあるコミュニケーションを求めているような気がする。


みたいな それっぽいことを書いてみたものの、結局は誰かに頼りたいだけなんだと思う。
今日の帰り道、歩いていたら急に足が前に進まなくなった。家に帰ったら急に涙がボロボロ出てきた。

たぶん、自分が今一番やるべきなのは勉強でも研究でもnoteを書くことでもなくて、病院に行くことだというのは何となく分かっている。
けど病院に行って鬱病だなんだと診断を貰ったら、両親はとても悲しむだろう。

姉が鬱病で苦しんでいた数年間
本人も両親もとても辛そうだった。
姉は昔から世話焼きで優しい人だから、自分の許容範囲を超えて頑張ってしまった。その結果、鬱病を発症してしばらく動けなくなった。

数年間あの人なりに精一杯頑張って、今は地元を離れて仕事を始め、人生が良い方向に動いてる。
そんな時に自分が足を引っ張るようなことはできない。姉にこのしんどさを相談したら、世話焼きな姉はまた鬱になってしまうような気がするから。

両親にも相談できるわけが無い。
年の差婚なので父はもうかなり高齢、母は自分が大学に入学した頃に心房細動を発症し、あまり無理ができない状態。
そんな2人に「自分の子どもが2人とも鬱病になった」ということを突きつけるような真似はできない。親不孝がすぎる。

美味しいご飯を食べたり友達と遊んだりしているうちに、たぶんまたメンタルは回復する。今までもそうやってしんどさを先延ばしにして生きてきた。
あれれ と思うようなことがあっても、友達に会えば元気になれたし、連絡が来れば顔文字とかも使って元気に返してた。

今回もきっと同じパターン。
けど、足が動かなくなったのは初めてだった。誰かを頼らなきゃいけないと思った。

という話を「誰かに向けて書いている訳ではない」と自分で言ったnoteに書いて、インスタに投稿してる自分が情けないし、こんなやり方で誰かに届けと思っているのも本当に卑怯だなと思う。

人を頼れる強さが欲しい。どうして急にこんな事になっちゃったんだろう。

誰か頼らせてください。

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