見出し画像

【副業】でモノを売る方法

私が2018年3月から、ネットビジネスを始めてから気付いた事、売るためには何をすればいいのかをまとめました。

この記事は、

・本業とは別の収入が欲しい方
・ネットでの副業を開始しようと考えている方
・既に副業をやっているが全然売れてない方

向けに書きますが、私自身もまだ副業を開始して間もない未熟者(2018年3月から開始)ですので、あくまでも私が現時点で考えている事を書かせていただきます。実際にどのような商品を私が販売しているかは、私の他のnoteの記事と、レジマグで販売中の妙味指数を見ていただければと思います。

私自身がトライ&エラーでやってる最中ですので、正しいとは限りません。半分くらい私の体験記を読むくらいの感じでお願いします笑

誰でも副業ができる時代

今の時代、ネットで副業をすることは特別なことではありません。自分自身のスキルやノウハウが売れる時代ですし、Youtuberのような職業も産まれています。
noteを始め、レジマグやココナラ等、様々な個人のスキルを販売できるプラットフォームも用意されており、SNSで簡単に人と繋がれる時代です。物を売るだけならメルカリ等で販売することもできますし、絵が描けるならLINEスタンプ等も一つのビジネスとして成立しますね。

ただ、様々な人が簡単に売る事ができる時代だからこそ、様々の中に埋もれてしまって目立たない、売れないという悩みもあるかと思います。また、そもそもどういうものが売れるのかわからない方も多くいらっしゃると思いますので、どうすれば売れるのか?に焦点を絞ってこの記事は書きます。

時間と労働力を金に換えるのには限界がある

今、あなたが本業で得ているお金は、オーナーや投資家でもない限りは、基本的には時間と労働力の切り売りでしょう。雇われの範疇を出ない限りは、皆さんそうだと思います。私もそうですし。1日には24時間しかありませんし、あなたの身体は1つしかありません。時間と労働力の切り売りには明確な限界が存在します。言い方は悪いですが、お金を稼ぐという観点においては、効率が悪いのです。

ネットにおける副業でも、例えば物を作って販売している人であれば、このタイプになってしまう場合があります。もちろん、それが悪いわけではないのですが、私はネット副業においては自分自身は働かなくてもお金が入ってくる状態を作るのが大事だと考えております。ネット副業でものすごく大変な状態になると、本業にも支障をきたしてしまいます。ネット副業は自分が寝ていてもお金が入ってくる状態を作りましょう。

私自身は、実働時間は月に5~10時間ほどです。noteの商材を頑張って作っている時はもう少し多くなる時もありますが、それですら一旦作ってしまえばあとは置いておけば売れる状態になりますから、翌月からは自分が働く必要がありません。5~10時間で月に10~20万入ってくるのであれば、ものすごくお金を得る効率は良いですよね。また、本業には全く影響がありません。誰かに強制されて働くわけでもなく、時間には余裕があります。

毎日、残業残業で何百時間と働きボロボロになりながら月の手取りが20万に満たない方がいらっしゃる一方で、月に10時間働けば数十万得られる方法が存在するわけです。お金を得る効率が良い方法を取らなければ損です。

私の副業の活動について

私の副業を開始してからの収入の推移は以下の通りです。

画像9

画像10

画像10

2018年3月に本格的に副業を開始し、2019年10月現在、合計225万ほどの副業収入となりました。(

(追記)
2019年6月 ¥208,900
2019年7月 ¥107,865
2019年8月 ¥162,037
2019年9月 ¥148,904

2020年6月 ¥479,660
また後で現在までの収入をまとめます。

妙味指数(競馬の予想販売)

メインの商材として、月額制で販売させていただいている妙味指数は、2018年3月からレジマグ様で販売開始させていただきました。いわゆる競馬の予想を販売している形で、オリジナル指数を作成して提供させていただいています。

それ以前からボチボチと競馬ブログをやっていたためか、初月から6人ほどにご購入頂いており、それ以降少しずつ人数が増えていきました。現在では21人(2019年6月現在)の方にご利用いただいており、月額6000円のサービス+オプションで大体月に5~10万円くらいの収入があります。
DL商品であれば売上の1割、月額商品であれば売上の3割をレジマグに払う形になりますので、指数は1人あたり4200円、外部指数は1本あたり9000円の売り上げになります。外部指数は売り切り型なので、一度購入してくださった方には、妙味指数の更新が入るたびに最新情報をお届けしている形になります。

画像3

画像4

正直、自分でもたいして売れていないと感じていますが、まだ販売して1年で実績が足りないのも原因かと思っています。月6000円(税込み6480円)を購入していただき、継続していただくのは簡単な事ではないと考えています。最も多いのは初月だけお試しして合わなければやめていかれるのですが、気に入ってくださった方には、妙味指数は根強く残ってくださるリピーターの方が多いです。

ちなみに、レジマグの月額制の商品の平均価格帯は5000円あたりですので、6000円の商品というのは20%ほど割高な商品です。意図的にそのように設定しました。

note(競馬のノウハウの販売)

次に、noteにおける商品の売り上げです。いわゆる情報商材なのですが、情報商材には詐欺的な内容のものも多い中、誠実に自分自身に嘘をつかない事を信条にやらせてもらってます。そのおかげかはわかりませんが、noteを購入される方は、大体まとめて全部購入してくださる方が多い印象があります。いつも本当にありがとうございます。

「情報商材=悪」ではない。悪なのは「詐欺行為」。

情報商材と聞くと、詐欺的な内容が連想され、嫌悪感を抱く方も多いと思いますが、情報を売るのは「当たり前」のことです。例えば、あなたがマッサージの勉強とスキルを身につけたいと思った時には、専門学校に行くのも情報に価値を感じるからこそ行くわけですよね。また、本を買うのも同じです。情報を得るために本を買うわけです。
ネット上には、数多の詐欺商品が存在しているため、情報商材には否定的、批判的な考え方をされている方がおられるかもしれませんが、やってる事自体は当たり前の事なのです。駄目なのは、人を欺いて金を奪う事です。情報を商材にすることが駄目なわけではありません。

noteの売り上げは以下の通りです。

画像5

画像6

現在までで、5本のnoteを出しており、それぞれがそこそこ売れています。最も高価な馬券の買い方のnoteは、10000円超えにも関わらず結構な頻度で売れています。しかも非常に好評で、多くの購入者の方から買って良かったと言ってもらえています。

これらのnoteの情報も、雑に考え無しに作ったわけではありません。当然、売れるように考えて作っています。最初の商材なんかは、作りが下手くそだなって今見ると思うので、そろそろ作り直して情報のアップデートを入れなければいけないなと思っていますが、、、笑

さて、私の副業収入について暴露しきったところで、これ以降は、私がどういう考え方で、商品を作ったのか、どういうアプローチが良かったのか、広告はどう打つべきなのか等、思った所を書いていきます。正しいとは限りませんが、トライ&エラーでやってきた体験記を軽く読むつもりで読んでいただければいいかなと思います。

ネット副業のノウハウ

まずは、商品を作る際にどう考えたのか?をお伝えします。いかに売り方を考えたりしても、メインの商品がお粗末なものでは駄目ですから、商品の質が上質なのは大前提で、どのように作っていくのかを考えます。

⓪お金とは何か?
⓪オリジナルは作るな、まずはパクろう
①「誰に」売りたい(伝えたい)のか?
②どんな「時」に買うのか?
③その商品でどう「変化」するのか?
④商品の「再現性」はあるか?
⑤商品の「差別化」はされているか?
⑥商品は問題解決の「手段」となっているか?
⑦あなたにそれを言う「資格」はあるか?
⑧購入していただいた方に「納得」してもらえる内容か?

箇条書きにして要点をまとめてみましたが、思ったより多かったです。

⓪お金とは何か?

原理原則として、知っておいて欲しいのは、お金とは「信頼」だということです。根本的に、日本円が日本円として成立しているのは、私達みんなが日本円を日本円として認めている政府を「信頼」しているからに他なりません。そして、信頼があるからお金が成り立ち、信頼があるところにお金が集まるという考え方を持たねばなりません。もっと言うと、残酷ですがお金があるところにお金が集まります。お金をたくさん持っている人ほどお金を集めやすいのです。貧乏はめっちゃ不利なのです。

では、お金は何のために存在するのかというと、モノやサービスと交換するために存在します。お金そのものとしては、燃やしたらちょっと暖かいとか、トイレットペーパーが無い時にお尻をふけるとか、軽くメモが取れるくらいの機能しかありません。当たり前ですが、モノやサービスと交換して始めて、お金はお金として最大限の機能を発揮します。では、お金をモノやサービスと交換する時、あなたならどんなものと交換したいですか?

それこそが「信頼」できるもの(人)との交換となります。正確に言うと「信頼できそうな気がする」くらいの感覚ですが、信頼できないものとお金は絶対に交換しないはずです。

もちろんモノやサービスとの「交換」は、お金という存在の全てではありません。他には、様々な時間の共有に対してお金を支払ったり、感情の変化にお金を支払う事だってあります。しかし、これらの全てに共通することがお金を支払う対象に対して、「恋愛感情」であったり、「親近感」であったり、「信頼」であったりと、良い感覚を持って支払っているということです。

あなたが理解しておくべきは、信頼がある所(もしくは良い感情が集まる所)には、お金が集まるということです。信頼がない所には、お金は集まりません。しかし、一時的に詐欺的にだまして信頼を得てお金を得ることは可能なのですが、詐欺は犯罪ですし、仮にできたとしても長続きしません(実際には詐欺ギリギリのグレーゾーンで長続きしているものはたくさんありますが)。

つまり、あなたがお金が欲しいなら、信頼ポイントをたくさん貯める必要があるということです。信頼をたくさん貯める方法はいかの3つです。

・目立つ
・情報発信する
・誠実さ

まず、目立たなければ信頼を得ることは不可能です。まず知ってもらうことが大事です。そして、他人の利益になるような情報をどんどん発信すること。良いことを共有することです。そして、誠実に対応することです。それは、嘘をつかないであったり、時間を守るであったり、相手のことを尊重した言葉遣いをする、等です。

今の時代、Youtuberが何故金を持ってるかわかりますか?Youtubeという誰もが知っているプラットフォームにおいて、とにかく目立ち、情報を発信したり、楽しいを共有したりし、更には顔を見せることで親近感が湧いたり、信頼されたりします。そして活動を通じて、どんどん世間に対して自分自身の存在を認知させているからです。

今からあなたがHIKAKINになるのは、ほぼ不可能ですが、ビジネスと連携してYoutubeは是非活用すべきです。信頼ポイントを得るためのすべてが含まれているコンテンツと言えます。また、始めるにあたってリスクが小さいというのも魅力的です。誰でもスマートフォンがあれば始める事が可能ですからね。

お金とは何か?についての理解はしていただけたでしょうか?語弊を恐れずに言うのであれば、信頼ポイントを貯める事が、ビジネスのほぼ全てです。これはリアルのビジネスでも、ネットのビジネスでも同じです。あなたの商品をあなたから買う場合、あなたの信頼ポイントが試されていると考えてください。

⓪オリジナルは作るな、まずはパクろう

まず、自分が失敗した体験談からなのですが、自分はまず「差別化」から考えようとする悪い癖がありました。つまり、他の人がやっていない事をやるべきで、他にないものを作れば売れると考えてしまいました。これはUSP(unique selling proposition)の考え方を間違えて解釈してしまっていて、独自のウリがあるからこそ売れるものだという考えがありました。

しかし、よく考えてみると人は「他にないから買う」という判断基準で購入する人なんてほとんどいません。みんな「必要だから」とか「欲しくなったから」買うのです。USPが必要という考え方はとりあえずやめたほうがいいと思いました。

では、人の「欲しい」とは何でしょうか?これを紐解いていかねば売れるものは作れないと考えました。そこで、人が欲しい物は何かと考えると大体が既存の物が該当します。人が欲しい物は大体既にあります。あなたがいちいち作る必要なんてないくらい、企業が取り組んでいるので既にあるんですね。じゃあ個人レベルで企業と戦わないといけないのか?勝ち目がないんじゃないか?と思います。そこで大体商品を作る案が止まってしまうのですが、これには明確な解決法があります。

それは、上手くいっている既存の商品をパクることです。実は、私の商品もコンセプト自体はほぼパクリです(内容は全く違いますが)。コンセプトだけ見れば、他の商品との差別化はできていないと考えています。パクることは良くない事だと思うかもしれませんが、そう考えて世の中に存在しないようなオリジナルを作ろうと考える人は、間違いなく上手くいきません。既存で売れている商品というのは、コンセプト自体が優れているからこそ売れているわけです。まずは、そのコンセプトごとパクってしまいましょう。パクることにより、商品の方向性がどちらに向けば良いのかがわかります。

しかし、パクって全く同じものを作ってしまったら、それは問題です。コンセプトはパクるけども、中身は自分のオリジナルにせねばなりません。要は、「差別化」にこだわりすぎても良くないということです。人が欲しいと感じるものは、大体既存の商品としてあるわけです。自分が考えている商品の前例として勉強させてもらうために、お金を払ってもいいくらいです。

画像7

あさり師匠から学んでください。「すべてのストーリーはパターンであり、旧作のパクリであり、並べ替えであり焼き直しなのだ。逆に、そうでなくてはウケない。ウケるパターンは決まっている。新しいモノなんか誰もほしがってない。見た目が新鮮であればいいのだ。」

①「誰に」売りたい(伝えたい)のか?

コンセプトが大体決まったら、「誰に」売りたいのかを考えることが重要です。私の商品の場合は非常に明確で、「本業収入に不満がありお金のない20代の男性」が想定されています。実は、これは私自身のことでもあるのですが、自分をターゲットに商品を作れば、多くの人が該当するだろうと考えたからです。

私は、私に売りたい商品を作っていると言っても過言ではありません。自分用に作ったもの、考えたものをシェアしている感覚に近い。

考えてほしいのですが、私みたいな若めな男性が、例えば50歳くらいの女性の気持ちなんて本当に理解できるでしょうか?50歳くらいの女性の気持ちが知りたかったら、50歳くらいの女性のお話を聞かないといけないですよね?
そういう人をターゲットにする場合、ペルソナ(商品・サービスを利用する顧客の人物モデル)を作るのも大変です。自分は50歳でもなければ、女性でもないのですから、女性のライフスタイルなんて知りっこないからです。

その点、ペルソナを自分自身に設定してしまえば、細かい情報まで何でもわかります。要は自分という人間を分析すれば、それがそのままターゲットになるわけですから、簡単です。自分が欲しいもの、自分が悩んでいること、自分が不満に思っていることをまずは考えてみてください。そうすると、簡単に「誰に」売りたいのかを設定することができると思います。

②どんな「時」に買うのか?

私の商品を購入してくれる方の「時」の想定は、競馬に負けた時です。勝ってお金が浮いた時に買ってくださいとは考えていません。競馬に負けて気分が落ち込んで、どうやれば勝てるのか本気で知りたいと悩んだ時に買っていただく事を想定しています。何故なら、自分自身が負けた時こそそういった行動を取るからです。勝った時は自分が正しいと考えているから、他の人の言葉なんて耳に入ってきません。

大事なのは、「時」です。ここでもよくマーケティングにおいて間違えた事が教えられていると感じているのですが、自分が設定したペルソナをそのままターゲットにたいして呼びかけてしまっている商品が多いと考えています。つまり、私が、「この商品は、本業収入に不満のあるお金のない20代の皆さんに向けての商品です、買ってください!」という呼びかけ方です。ターゲットが限定化されているほど、呼びかけた時に振り向きやすいという理屈があるのですが、実は、これは間違いだと考えています。

例えばタイトルに、「競馬で勝ちたい20代のための馬券の買い方」というタイトルがついていればどうでしょうか?30代、40代で同じ境遇にある方は、このタイトルの時点で購入をためらってしまいます。本来は購入してくださっていたであろう客を、自ら弾いてしまうようなタイトルになっているわけです。

属性を限定した条件であれば、呼びかけに反応はしてもらえるメリットがある一方で、本来の顧客となってくれている属性外の人を弾いてしまうという最大のデメリットがあるわけです。

よって、属性で限定して呼びかけるのはNGです。限定して呼びかけるのは「時」で呼びかけましょう。私は、本気で投資競馬をやりたい方、勉強したい方という形で呼びかけていますが、想定しているのは、先ほども言ったように競馬に負けた時に購入して欲しくてそういう呼びかけをしています。競馬で浮いた金でさらに競馬が上手くなるために勉強しませんか?という呼びかけ方はしません。

人は負けを受け入れるのは容易ではありませんから、あまりプライドを刺激しないように、言葉は慎重に選んでいます。これを、失礼な言い方ですがめちゃくちゃダイレクトに言ってしまえば、「今日、競馬でまたまた負けたあなたは、馬券の買い方が下手すぎる。これを読んで馬券の買い方を勉強すれば回収率が20%は上がるよ。」と言いたいわけです。実際に、こんな言われ方をしたら、誰でもムカつきますよね。負けて感情的になってる人物からの攻撃を受ける可能性もありますし、そういう方は意地でも買ってくれなくなりますので、絶対に言いません。あくまでも、相手をリスペクトする気持ちを持って、自分も同じ境遇の時があるから気持ちがわかるという事を伝えていけばいいわけです。

「時」で限定すれば、競馬をやってる人の誰しもが当てはまる時があるわけです。自分自身が設定したペルソナの「属性」だけに限定してしまうのは、自ら顧客の幅を狭める行為ですから、属性による限定はしないようにしましょう。

③その商品でどう「変化」するのか?

これは、いわゆるベネフィットの話です。ベネフィットと一言で言っても、様々な事が思い浮かぶと思いますが、大事なのは買ってくださるお客さんに起こる「変化」です。商品説明でもとにかく起こりうる「変化」を伝えてください。

例えば、馬券の買い方のnoteでは、タイトルで「回収率が20%上がる」と、銘打ってます。このように、タイトルでダイレクトに変化を伝える(できれば数字を使って具体的に)事で、自分はこの商品を買う事によって得られるベネフィットがどういうものかを理解してもらえます。

他には、あなたがボイストレーナーなのであれば、「カラオケの点数が10点上がる歌い方の方法」とか、どうでしょうか?今まで80点しかカラオケで点数取れなかった人が90点取れれば、友達と行くカラオケも楽しくなりそうですよね。

「商品を買う前のあなた→商品を買った後のあなた」を、明確に伝えましょう。それが、ベネフィットです。買っても変化がない商品なんて、日用品くらいしか許されません(日用品は生活に必要だから買うのであって、変化を望んで買うわけではありません)。

④商品の「再現性」はあるか?

競馬の理論本や商材をいろいろ読んだ方だと納得してもらえると思いますが、よくある商品に、筆者自身しかわからないような独自の競馬理論で、過去の馬券を自慢しているだけの商材や本があります。こういうのを読んだ時、私は本当に無駄な金を使ったなと思うわけですが、皆さんはどうでしょうか?

商品には「再現性」が必須です。再現性というのは、方法通りにやれば誰がやっても同じようにできる、ということです。

これは料理で考えるとわかりやすいです。料理のレシピというものは、具材を揃えて、手順通りにやれば、男性だろうが女性だろうが、子供だろうが年寄りだろうが関係ありません。方法通りにやれば、誰がやっても同じものができますよね。

筆者自身の独自の競馬理論で、例えば馬体の出来を完璧に見抜いて馬券を買えば当たりますなんて言われても、その商品を買った側からすれば自分自身に同じことができないわけですから、買い手からしてみれば全く無意味なゴミに等しいわけです。真似できない方法を教えられても、そんなものは確かなスキル・ノウハウとは言えないのです。

自分のスキル・ノウハウは、手順さえ守れば誰がやってもできますよ、再現性がありますよと、必ず伝えましょう。その際に少しだけ買い手の努力が必要でも構いません。少しだけ努力すれば誰でもできますと伝えましょう。

⑤商品の「差別化」はされているか?

最初に、オリジナルは作るな、パクれと言いましたが、「差別化」されている要素は必要です。コンセプトは同じでも全く同じものであれば、より金と時間がかかっている方が勝ちますので、個人では勝ちづらいです。

では、どういう所で差別化するかというと、あなた流のやり方を伝えればいいと思います。または、あなた流が無いのであれば、現状の最新情報を組み込む事で古いものと差別化することができます。

例えば、「〇〇式・馬券の買い方完全ガイド」とかにすれば、基本的な馬券の買い方に加え、自分自身のオリジナルな買い方(再現性が必要)を解説すればいいわけです。または、そういう要素のない商品であれば、最新の情報を組み込んで「最新!アメリカで大流行中の〇〇ダイエット」とかにすれば、古い情報とは違うんだな、と思ってもらえるため差別化されています。新しさで差別化する際には「商品の消費期限」が短くなりますので、商品のアップデートや、別の商品を定期的に作っていく必要があります。

既存の商品と差別化する際には、基本的な内容に加え、オリジナル要素を組み込むか、新しさを組み込んでみてください。

⑥商品は問題解決の「手段」となっているか?

これは、ベネフィットと通じるところもあるのですが、あなたの商品がお客さんが抱える問題の解決手段となっている事も大事です。世の中のビジネスとは、一言で言ってしまえば「お客さんの問題解決」なわけです。

問題を解決するための武器を売ってあげてください。スキル・ノウハウを売るというのはそういうことです。 

私はよくゲームをするのですが、今でいえばそのゲームの勉強をするのは主にYoutubeで上手い人のプレイを見て、考え方や動き方を参考にして自分のプレイに活かします。ゲームを上手くなるためには、とにかく上手い人の真似をすることが重要だからです。

では、Youtubeでゲームの動画を出す際に「Dead by Daylight 初心者プレイ」ってタイトルの動画と、「Dead by Daylight チェイスのやり方を解説!」って動画だと、チェイスが上手くできなくて困っている人は、チェイスのやり方を解説してもらってる動画を見ます。初心者プレイなんて、その人間に興味がないのに観る理由が無いのです。

商品でも、自分自身の問題解決の手段とならないものなんて買う理由が無いので秒でスルーされます。お客さんがどういう問題を抱えていてその問題をどうやれば解決できるのかを教えてあげてください。

⑦あなたにそれを言う「資格」はあるか?

あなたに、そのスキル・ノウハウを教える資格はあるのか?は非常に大事です。客観的にみて、あなたに教える「資格」が無ければ、これまでに説明してきた事を全て守ったとしても、絶対に売れません。

これは、あなたの実績や持っている資格等に関係します。例えばこの記事であれば、副業である程度結果が出てきたからこそ書いているわけで、全く副業で稼げていない人がこの記事を書いていて、説得力がありますでしょうか?

また、競馬においても私は昔から自分のブログで競馬攻略法を書いてきており、データにおいても回収率100%を超えるものを数字で明確に示し、自分が考える競馬理論も大事なことは何度も何度も繰り返しお伝えして、納得していただいた方には信頼していただいていると考えています。

この世の中は、「何」を言うかよりも「誰」が言うか?が重要視されてしまうからです。例えば、太った人にダイエット理論を語られても誰も聞く耳もたないでしょう?じゃあお前がまずその理論で痩せてみろって言われておしまいです。

⑧購入していただいた方に「納得」してもらえる内容か?

最後に、買ってもらった人がそのスキル・ノウハウに納得できるような内容でなければなりません。言い方を変えると「あなたの理論を支える根拠」を示す必要があります。

また、今時の方はたいていのことはネットで調べますので、ネットに書いてあるような内容、誰でも既に知っているような内容であれば、「もうそんなこと知ってるよ、買って損した」と言われてしまいます。

例えば、あなたがダイエットをしたい時にダイエット本を買って、「飯を減らして運動しろ」と書かれていたらどう思いますか?そんな聞き飽きたような内容のために金を払った人の気持ちになるべきです。ですので、あなたの商品は、あなた自身が腑に落ちた、納得のいく内容をわかりやすくきちんと書くべきです。納得してもらうためには、「根拠」をきちんと用意しましょう。


ここまで、商品の作り方について考えていることを書いてきました。次にSNS、ブログ、LINE@の使い方について考えていることを書きます。

ブログについて

ブログが優れている所は、その「検索性」にあります。ユーザーが欲しい情報を検索してアクセスしやすいという利点です。ですので、ブログを作る場合には、ユーザーが欲しい情報にアクセスしやすいような形式を整えてあげましょう。

目指すは、そのブログ自体が情報の辞典のような形になることです。また、情報をまとめたページをトップに持ってきて、ユーザーがそのページをブックマークして繰り返しアクセスしてもらえるような仕組みを作りましょう。

私のブログのトップページです。過去の記事が全てアクセスできるようにリンクをまとめています。

画像8

画像9

商用ブログは、日記帳ではありません。Google検索などから、アクセスしてもらえるように意識してノウハウ辞典を目指して作ってみてください。

SNSについて

SNSが優れているのは、その「速報性」です。私であれば、Twitterに常駐していますので、私とコンタクトを取ろうと思えば、Twitterでメンションを送ればすぐに返事します。ただし、SNSは「検索性」に乏しいです。タイムラインは常に流れていくため、過去の発言を後から見返すのがすごく難しいです。

ですので、SNSはユーザーさんとの繋がりのために活用してください。SNSでノウハウを語ってバズるという使い方もありますが、なかなか難しいです。どちらかというと、私は常にここにいますよって場所として使ってみてください。私の場合は、妙味指数の配信に不備があった時なんかは、ユーザーさんからTwitterで連絡がきます。緊急的に対応しなければいけないことなんかは、その連絡のおかげで対応できたりしますから、サービスの質を維持する上でもSNSを連絡ツールとして使うのはオススメです。

LINE@について

これは、私もやり始めるのがすごく遅くて後悔しているくらいで、絶対にやったほうがいいです。LINE@に登録してもらうというのは、いわば顧客台帳です。自分のLINE@に登録してくれる人というのは、自分の持つスキルやノウハウ等に少なからず興味を示してくれている人ですので、新しい商品を作った時に真っ先に買ってくれる人たちです。もちろん、宣伝するだけの使い方ではすぐに登録解除されてしまいますから、登録解除されないための工夫が必要です。

登録解除されないためには、LINE@限定の情報を配信すること。キーワード設定で、LINE@でだけ読めるノウハウの辞典を作っておくことがオススメです。例えば、私のLINE@であれば、数字を順に打っていくことで、データによる競馬の攻略情報を読んでいくことができ、これは随時追加しています(実際にはめちゃくちゃさぼってるので全然追加してないですが)。また、不定期でもいいので、攻略情報を書くことで、登録解除されないようにしています。

いずれにせよ、登録しておいてもいいな、という登録者へのメリットがあることが絶対に必要です。宣伝だけすること、しつこい宣伝を仕掛けることは絶対にやめましょう。私もこの前出したnoteの記事を宣伝した回数はたったの1回だけです。新作を出した際の初めての宣伝は大体みなさん許してくれます。むしろ、情報が欲しい人にとってはありがたい連絡かもしれません。ただし追加で宣伝する際には、注意が必要です。追加の宣伝をいれたい場合には、必ず何かしらのノウハウ等を提供して、そのついでに宣伝するようにしてください。

最近気付いた、LINE@がめちゃくちゃ優れていると思える特性があります。それは、開封率です。LINE@と似たような性質でメールマガジンがありますが、皆さんは登録しているメールマガジンをどれくらいの頻度で開封しますでしょうか?登録した最初だけは開封するけど、次第に開封しなくなって、ほとんど開封しなくなっていませんでしょうか?そう、メールマガジンは開封率が低いのです。また、段々下がっていくのです。しかし、LINE@は、既読状態から未読状態にする作業をいちいち受け取り手が行います。ですよね?あなたもやってませんか?これは、必ずしも読んでるとは言い切れませんが、少なくとも最初の数文字くらいは目には入ります。つまり、気になる内容だったらそのまま読んでくれる可能性が高くなるということです。つまり、LINE@は開封率が高いのです。この特性が、メールマガジンよりも圧倒的に優れているポイントです。(2019/10/03追記)


以上です。現在の私が考えているネット副業のノウハウを書いてみました。また、思うところがあれば追記したいと思います。

感想や意見等があればお待ちしております。

Twitterはこちら

続きです↓
副業ネットビジネスで個人が取るべき戦略


競馬を攻略する方法を書くモチベを保つの非常にムツカシイ