【忘備録、病歴要約含め合否はおいといて】総合内科専門医試験2023に向けてやったこと

落ちてて心が折れても自分の来年のためになると思うので書きます

3月に受けることを決意、1週間で病歴要約を仕上げて4月半ばから勉強をはじめました。受けた感じぎりぎりで8割落ちている感じです。
結果発表のあとでは元気がなくて書けないかもしれないので、とりあえず勉強した記録だけ残してみます。そもそもレポートがFだったら笑ってください。受かってても落ちててもとにかく今後も頑張ります!

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Contents
・反省点
・やってよかったこと
・やったこと
・使用した教材・参加して有意義だったコミュニティ
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***反省点***
・「ここまでする」と決めていたことをほぼ1周しかできませんでした。完成度も上がらず、2周目ができたところも同じ問題を何度も間違えてしまうような状態でした。
(※それでも去年のわたしよりは賢くなり、大きく進歩しました。受けてよかったと思います。)
・試験当日は基礎問題を多く落としてしまいました。割れ問が多かったとしても、あきらかに答えの決まっている問題は6~8割程度あり、その取れるところ(=落としてはいけない基礎)で得点しなければ落ちる試験だと感じました。ので、受かっているビジョンが見えません(´;ω;`)ウゥゥ
・受けた時には内科専門医試験の過去の無料の再現があったのですが、しっかりと見ておけばよかった……いや、見ていたんですが、しっかりと根拠をもって得点できるくらい仕上げなければなりませんでした。反省です。上記の得点が必須な部分は内科専門医試験のレベルに感じました。
・最初は間違ったところをまとめてノートを作っていましたがついに追いつかなくなりすべての科でできませんでした。でも、ここは遠回りに見えて近道かもしれないので、次回があればこのノートづくりをもうすこし丁寧にしたいと思います。

***やってよかったこと***
・各科ごとに進度の表を作ってタスクを見える化しました。出来が良くなかったところには印をつけ、積極的に2周目を回せるよう可視化しました。来年も受けるなら表は作ろうと思う。で、できたら2周!
・腎病理を見る勉強をしていたのが偶然役に立ちました。
・直前にXで言っていたことがそのまま出ました。各科の先生が言っていることや賢い人が言っていることが当たるってほんとうにあるんだなぁ。煮詰まったり勉強に積極的に手がつけられない気分の時はそういうのを眺めてもいいのかも。

***やったこと***
・それぞれ科によって進みがちがったのですが、頭の出来がよくない自覚があったのでとにかく揃えうる教材はそろえて試験にいどみました。
・完遂したこと:C-MEC、公式過去問1&2、General先生のサブスク(当時更新分まで)、QB1&2、オンラインQB(内科専門医Ver)は各科1周しました。そのまま出ると聞いていたので、セルトレ2023までの本になっていない問題6年分を問題ごと覚えました。チラ先先生のAnntaのスライドをガン見しました。
・一部の科でできたこと:セルトレ4、THE総合内科問題集ドリル、THE内科専門医問題集1&2、間違ったところや知らなかったところの疾患別ノートまとめ

***使用した教材・参加して有意義だったコミュニティ***
・kotatsu先生の試験対策グループチャット
 無知すぎて沢山質問したんですが、各科の先生に大変助けられました。感謝しかないです。すごいグループチャットとしか言いようがない……。
・X
 賢い先生はなぜ問題を的中させるのか!!! 3、4題誰かが当ててました。もしくはあてていたことに受けてから気が付きました。~終~
・C-MEC講座
 考志郎先生のファンなのでしました。学生時代から大好きです。
 的中率ですが、手指消毒やMGUS、多発性骨髄腫、付着部炎、IgG4関連疾患の問題など5題くらいまるっと当たっていたと思います(それなのにそのうちの2問くらい落としてしまいました……これはわたしの記憶力の問題です)。的を絞ることが独自でできない人にはおすすめだと思います。また、オマケ動画で内科専門医と総合内科専門医の勉強方法の違いなども教えてくれるので、勉強の方向が分からない人にはとてもよさそうです。
・長門先生の出るズバッ!
 これは受験生のほとんどが見ていたらしいのではないかと思います。3月ごろケアネットの株を買って株主特典でケアネットプレミアムに入ったはいいものの、なかなか見る時間がなく……(´;ω;`) しかし、直前にそのノートをパラ見するだけで大きな価値がありました。試験に出る疾患がまとまっており、ここから独自に勉強計画を立てたり知識を深めていける人は出るズバのみでいい気がします。
 的中率ですが、こちらからも5題は当たっていたと思います。梅毒の治療効果判定とか。出た疾患が被っていたという点ではもっとかもしれません。長門先生の教えてくださるTIPS(感染症は出る疾患がきまっているので特別な問題集は必要ない、神経ではてんかんからは必ず数問出る、など)は本当に有益なものしかないので、試験対策をしたい方はぜひケアネットを!!
・General先生のサブスク
 安いので年間契約しました。消化器専門医の再現などが多くて、それを除くとわたしが購読した時点で300~350題近くの内科専門医含め総合内科専門医の再現があったように思います。
 的中率はどうかな、でも、しっかりめに雰囲気をつかむことができ、大変役立ちました。薬剤性QT延長とかそのまま出た気がしますが、当日の選択肢では割れ問と化していました。年度によっては当たる(繰り返し出る)のかも。
・公式過去問1&2
 なんか必須なんかなと思うんですが、どうなんですかね……。これさえ解けないときは絶望しました。科によってはほんとうにだめだった……。
・QB1&2
 基礎固めの問題はそのまま出ていました。サルコイドーシスのステロイド投与適応とか、膠原病内科の抗体の問題とか。ただ、難しすぎる問題もあった印象です。問題の取捨選択をしながら解くのがよさそうだけど、専門外で特に苦手意識のある科の問題はわりとすべて難しくみえてしまうという罠が……。
・オンラインQB(内科専門医Ver)
 科によっては大変難しく泣きながら解いた(とくに呼吸器のケモ)けど完成度が上がりませんでした。わたしはこれを「解いた」と言っていいのか、自信がないです(しろめ)。
・セルトレ4、近年のセルトレ6年分
 過去にはそのまま2題くらい出題されたという情報があった気がしたんですが、今年はなかったような……?
・THE総合内科問題集ドリル、THE内科専門医問題集1&2
 1問全く同じのものが出ていました。解いていて理解が深まる感じが楽しかったです。
・試験のあとも残しておきたい「新」内科専門医・総合内科専門医試験対策問題集
 忘れてましたが一読しました。1つずつの例題にエッセンスがぎっしり詰まっている感じでした。面白かったけど、これだけで挑むなら解説ごと覚えて、知識を広げて解ける問題を増やせるようにしなきゃだめかも。


以上かな?
結果は12月の初旬発表と聞いています。
自分の手応え的にはだめそうですが、勉強を怠らず今後もよい医師を目指します。


追記
すれっすれで合格していました!
どの割れ問が消えたのだろうか……?
(多分わたしが正答したと思ってた問題も消えたはずです、死ぬほどギリギリだったので!!)
お世話になった先生がた、ほんとうにありがとうございました(´;ω;`)!!


さらなる追記(2024.1.2.)
試験を終えて落ち着いてきたのでさらに追記を
レポートは「大きく目立つミスはない」とのことでBをいただいていました。表記揺れ(ml、mL)、誤字一箇所指摘されていたと思います。わたし自身循環器が弱い自覚があるのですが、循環器に関する考察が薄いと指摘もありました。

結局どの教材をやればいいの?ということですが、
わたしの場合どれをやらなくても落ちていたので(すべてやってようやく受かっているので)もっとかしこく要領がいい人に聞いた方がいいと思います。
ただ、周囲の皆さんがオンラインQBを推す中、わたしはオンラインQBの記憶があまりなく……。あ、紙QBの基本的な問題は得点に繋がったと思うし、好きだったな……。
結局感じているのが、「いくら難しい問題が解けても基礎問題を含め6割ないと落ち、基礎問題を固めたら6割は取れる」ということです。
一言言えることがあるなら、基礎を勉強した方がよいです!
以上でした!


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