アクティビストコバンザメ投資家必見!各アクティビストファンドの特徴

こちらのツイート、ブックマークが多かったので知りたい方が多いと思い、もう少し情報を付け加えたバージョンをササっと書きました。
以下、ざっくりなタイプわけです。

劇場型
ストラテジックキャピタル
オアシス・マネジメント

玄人型
ダルトン・インベストメンツ(ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド)
3Dインベストメント・パートナーズ

謎型
エフィッシモ・キャピタル・マネージメント
旧村上ファンド

海外型
バリューアクト
エリオット・マネジメント

それでは、ファンドごとに特徴をかいつまんで説明していきます。


ストラテジックキャピタル
投資先の9割以上は株主提案を行い、キャンペーンサイトも立ち上げる。目標株価も記載。純資産の簿価と時価の割安さに言及することが多いため、一般投資家でも理解しやすい(1万円札が7,000円の価値になってます!という説明)。株主総会シーズンの3~6月ごろにはメディアにも登場するため、コバンザメとしては楽しい。株主総会でもストラテジックキャピタル丸木氏が1時間程度、経営者に対してガバナンス不全を指摘するシーンも見られ、チケット代としての投資妙味あり。投資サイクルもわかりやすく、8〜10月に投資→4〜5月に株主提案→6月株主総会、とほぼこのパターン。平均するとPBR0.6で投資して0.95でEXIT。少なくとも3年程度は保有するので、コバンザメとしても安心。

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