息子のためのスマートフォンの使用ルール
中学生になった息子にいよいよスマーフォンを買うことになりました。
普段のタブレットの使い方やゲームの使い方を見ていると、まだまだ心配は尽きないですが、ルールを守る練習や社会で使う道具のトレーニングとしても必要に感じるところもあり、改めてルールを明記してお互いにとって良い方向になるようにルールを考えてみました。
我が家での事情を加味したものになっていますが、同じような状況の方へ、ルール作りの参考やひな型として使ってもらえればと思います。
スマートフォンの使う上でのルール
2023年3月18日
スマートフォンは、便利なコンピュータであり、アプリ等を使用することで非常に楽しいものです。ただ、使用する上では使いすぎてしまって、スマートフォンに依存してしまったり、スマートフォンの使い方で家族の仲が悪くなることもあります。
ここでは、そういったことが起きないようにするために、スマートフォンを使う目的や、ルールを記載します。
このルールは、基本的には1年に1回見直しをします。
見直しが必要な場合には都度、制限の増減を見直しをします。
将来的には少しずつ制限は緩和していくつもりですが、だらしない使い方をしていたり、父や母から使い方の指摘に従わない場合は、その限りではないので注意しましょう。
スマートフォンを使う目的
コミュニケーションの道具として
外出時にお互いの所在がわかるようになる
友人との連絡道具として
勉強に使用することができる
調べ物をしたり、学習のアシストとして使用する
楽しむ道具として
ゲームやYoutubeの閲覧などに使用する
将来スマートフォンを使う上でのトレーニング
間違った使い方をしないようにするため
スマートフォンの使い方で行ってほしくないこと
書かれていないルールについて勝手に解釈すること
雑に扱うことや、故障につながるような使い方をすること
使い過ぎてしまうことで、勉強が手につかなくなること
睡眠に影響を及ぼすこと
人に迷惑をかけること
スマートフォンが原因で家族の仲が悪くなること
基本的な使い方について
大前提として、使用方法について父や母から指摘がある場合は速やかに従うこと
平日の使い方(学校がある日、病欠も含む)
朝については、基本的には使用しない
目覚まし時計や、スケジュールを確認する上では使用してよい
学校に行く準備が整っている状態であれば、LINE等でメッセージの返信するのは可
学校が終わってからの使用については、いままでのiPadの使用時間と同じで、100分のタイマー制とする(iPadとスマートフォンの使用時間は別々には計算しない。それぞれの合計とする)
「100分は使用しても良い」というもので、「100分は使用できる」という権利ではないので注意
宿題や課題がある場合は、基本的には先に終わらせてから使用すること。
友人とオンラインで遊ぶ時間を早い時間に行いたい場合は、父か母に一声かけて時間を確認する
試験前や宿題や課題が多い場合は、寝る時間を考えて、使用を控えること
寝る時間を考慮して夜に使用できる時間は23時までとする。(スクリーンタイムを設定する)それ以降については、父か母に相談をすること
塾などに行くようになった場合には、ルールを改めて確認する
休日の使い方
午前中100分、午後100分のタイマー制とする(受験期においてはその時に行うことを事を考慮した時間に調整する)
休日においても、平日と同じく、iPadとスマートフォンの使用時間は別々には計算しない。それぞれの合計とする
外出する時には、連絡ができるように携帯すること
外出している時間帯については、用途によってタイマーの適用を変更する
待ち合わせ等のコミュニケーションとしてLINEや電話をすることはタイマーに含めない
移動する時の地図や、電車の乗り継ぎ情報などは、タイマーに含めない
電車等の移動中については、タイマーの適用としないが、スマートフォンを使用する目的で電車にのり続けることは認めない
宿題や課題がある場合は、基本的には先に終わらせてから使用すること。
友人とオンラインで遊ぶことをしても良いが、夜遅くに宿題や課題をすることの無いように計画的に遊ぶこと
試験前や宿題や課題が多い場合は使用を控えて、その日にやるべきことを終わらせてから使用しても良い。ただし、タイマーが残っていても、寝る時間を考慮して夜に使用できる時間は23時までとする。(スクリーンタイムを設定する)それ以降については、父か母に相談をすること
注意事項
電車やバス、図書館などの公共の場ではマナーを守ること、
マナーモードにして音量が周りに出ないようにする
通話しても良い場所以外では通話などはしない
徒歩、自転車などの移動中には基本的には使用しない。地図アプリなどを使う場合は一度立ち止まって確認すること
人と対面で話をするときは、電話やスマートフォンの操作を一時的に止めること
不適切な画像や動画、メッセージを送信しないこと
会ったことのない人とSNSを通じて会うことは基本的に禁止とする
アプリケーションをインストールしたい時には、アプリ名と使用用途を説明し、許可を得ること。アプリケーションそのものや、使い方が不適切の場合はアンインストールする場合があるので注意が必要
基本的にはアプリ内での課金や、配信者へのスパチャは、父や母の同意なしに行うことは禁止とする
父や母から使い方の注意を多く受けた場合には、使用停止期間を設定することがある
「電車等の移動中については、タイマーの適用としないが、スマートフォンを使用する目的で電車にのり続けることは認めない」という箇所については、我が子の拡大解釈する特性を考慮して記載したのですが、これを見た妻は爆笑しながらうなずいていました。
皆さんの参考になれば幸いでございます。
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