読書感想 幸福の達人

読書感想 幸福の達人

先払いをすること
人間はお金を支払うことに足の小指をタンスの角にぶつけたときと同様の痛みを感じる
といわている。同じ脳領域が反応することがわかっている。

旅行に行く際も先払いをすることで支払いにともなう痛みが軽減することがわかっている。
旅行に行くのに足の小指がいたいのでは楽しめない。

旅行も幸福度は行く前の計画の想定が幸福度がたかい。

実際に旅行中や旅行後よりも幸福度が高いということ。
ならば2か月後の旅行を予約して支払ってしまうことがよい。

遠足でも遠足にいくまでが楽しくて実際遠足にいくと幸福度がそんなに高まらない。
計画が幸福に寄与することがわかる。幸福とは想像することかもしれない。

結婚にあこがれて結婚してもその半数は破綻状態ならばそれも納得できる。

ものよりも経験に使う方が幸福度が高い。
ものは持ってしまえばあきる。
経験はいつも記憶に残り、その記憶が楽しいとか懐かしいを呼び起こす。
もちろんつらい、悲しいもあるが人間は苦痛を忘れるように設計されている。
戦争も震災も失恋も忘れてしまう。
だから失敗も繰り返す。

年収も800万くらいで幸福度は停止するといわれている。
お金があってもすぐに支出も増加するし、お金で買えるのはモノだ。
ものを幸福度は上昇しない。
車や家や犬を買っても慣れてしまう。また次のものが欲しくなる。
経験もいけるところ言ったらなれてしまう。
美人は3日であきると同様。

対人関係に時間を投資することが幸福の秘訣。
お金のない関係がよい。
昔からの友人、家族、親戚等々。
つまり今あるもの今あるひとが幸福の種ということ。

お金で買うなら時間を買うこと。
通勤時間、料理時間、洗濯、掃除、やりたくないこと。
これらは時間を消費してしまう。
時間は有限で、対人関係で費やす時間を消費してしまう。

夜行バスなら新幹線。
通勤1時間ならば通勤10分の賃貸に。
洗濯、掃除も嫌なら家事代行に。
人生後悔するのは

好きな人と一緒にいればよかった。
いいたいこと、やりたいことをやればよかった。
仕事を頑張りすぎなければよかった。
自分を大切すればよかった。
他人の期待に応えなければよかった。
自分の気持ちに素直になればよかった。
などである。

自分の好きなこととはなんだろうか。
それを明確にすること。
子供のころにわくわくしたことでもよい。
漫画、ゲーム、野球、サッカー、カラオケ、ギター、
飲み会でもよい。

自分がわくわくどきどきするようなことをやりつくそう。
自分が嫌いだなと思うことはなにか。

通勤、今の仕事、嫌いな人を一緒にいること、気分がよくない場所にいること。
それをやめること。きっぱりと。
おのずと好きなことしか残らないはず。

以上です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?