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1日5分の免疫学(34)分子生物学②


本「さぁ、そろそろ〆に入るで」
大林「なんか終盤になって唐突に難易度上がってない?ほんとにあなた入門本?」

本「自分この前クロスリンクがわからん言うてたやろ?クロスリンクはな、リガンド結合でこうなることやで」(「休み時間の免疫学第3版」229ページ図90)
大林「リガンドで架橋(クロスリンク)するってこういうことか!リガンドに結合する作用で受容体が近づくのな!把握!」

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本「遺伝学の基礎はわかるか?」
大林「DNAは細胞内の核に収納されてる蛋白質とかの設計図で、RNAがコピーして核から持ち出して蛋白質を作るんでしょ」
本「せや。DNAからRNAが遺伝情報を『転写』、RNAから蛋白へと『翻訳』。そうして蛋白が合成されることを『遺伝子発現』という(蛋白の発現)」
大林「え!遺伝子発現ってDNAを元に蛋白が合成されることだったの!?思ってたのとイメージ全然違う!あとなんで翻訳って言うの?」
Web「DNAからRNAはそのまま写し取っているから転写、RNAからはヌクレオチド配列からアミノ酸配列への異質の情報の移し換えなので、翻訳という」

大林「言葉の使い方は納得した」
本「特定の遺伝子から転写を進めるのが転写因子と呼ばれる蛋白や!」
大林「促進役みたいなもん……?」

★残念なお知らせ★
「休み時間の免疫学(第3版)」を少しずつ読んできましたが、
この本の終盤(Stage92以降)の難易度が、大林にとっては理解不能なレベルだったので、すっとばして次回から別の本に移ります。
くっそう!他の本で修行してまた戻ってくるぞStage92!

大林「おあああ!全然わかんないんですけど??!」
本「……抗原提示された細胞の内部ではともかくあちこちで活性化が起こるんや」
大林「それだけはわかった……ごめん、終盤はガチで全然理解できんかった」
本「理解してもらえんかったか……これでもかなりシンプルにまとめてるんやけどな」
大林「ごめん、他の本で鍛えてまた読む、次は理解してみせるから」

というわけで、「休み時間の免疫学(第3版)」の勉強は今回で終了!
次回からは「エッセンシャル免疫学(第3版)」を勉強します!


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