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「国交省辞めて、コーチになります!」 第24話 コーチから講師へ

順調に企業研修の講師依頼も来るようになりました。

プロゴルファーのメンタルコーチも続いています。

しかし、コーチングのクライアントはなかなか増えません。

「プロコーチになるために東京にも通ったのに。」

「コーチになりますと言って国交省も辞めたのに。」

このままでいいのか?

研修の依頼が増えるほどその思いは強くなっていきます。

人間って出来ていないところに目が行きがちです。

自分にダメ出しすることも。


そんな時にある診断を受けたんです。

その方に言われたことは、

「1対1のコーチングよりも教師のようなたくさんの人に伝える仕事が向いていますよ。」と。

どんな形であれ第三者からの意見は背中を押してくれます。

自分の中では「今のままでいいんだよ。」と言ってもらえたと勝手に解釈しました。

元々研修講師は楽しんでやっていますし、やりがいもある。

1対多のコーチングだと思うと更にしっくりときます。


これを機にコーチングのクライアント募集は基本的には行わないことにしました。

もちろんプロゴルファーのメンタルコーチもやっていますし、当時継続してサポートしているクライアントもいますので、コーチングをやらないという意味ではありません。

軸を講師にと覚悟を決めたというか、主たる仕事を「講師」にしようと決めました。

「お仕事は?」と聞かれると、「研修講師をやっています。」と答えるようになりました。

繰り返し言語化することで「研修講師」を自覚するようになります。

そして、お仕事の依頼も更にいただくように。

こんな感じで自分のキャラクターって決まっていくんですね。


それ以降、研修講師以外にも自主開催セミナーを企画し実施するなど行動が加速していきました。

インナーゲームもゴルファーに試していくだけでなく、自分の仕事でも活かせるようになってきました。

研修のアイデアはセルフ2(直感)で沸いてくると言うか降りてくるようになりました。

実際の研修でも受講生の様子をしっかりと観察することで、「こういうことも追加で説明しよう。」とか、「この事例を話してみよう。」とセルフ2で考えるようになりました。

ということでいいのか悪いのかおなじ内容の研修でも受講生が変わると違う研修になってしまう。

再現性が低い講師になってしまいました。まぁ、それでいいと思っているんですけどね。

もうひとつこのインナーゲームを使って研修でやっていることが、時間通りに終わること。

自主開催のセミナーは受けたくて参加してくれている人がほとんどなので、多少の延長は許してくれます。

場合によっては、お得と思ってもらえます。

企業研修は違います。業務命令で参加している人は早く終わる分には問題ないし、主催者は時間通りか少しの延長がいい。

そのため、毎回ほぼ終了時間の2分前後までに終了するようになりました。


こうして少しずつ、インナーゲームにも伝えることにも自信が出てきました。

そして、コーチ仲間の促しもあってインナーゲームを伝えるセミナーを実施しようかなと思うようになりました。




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