「国交省辞めて、コーチになります！」　第27話　2016年　国交相時代の年収に並ぶ？超える？

2016年、

前年に年間15件だった企業研修が104件、つまり7倍の依頼をいただけるようになりました。

その経緯は23話でお伝えしました。

この年にやっと売り上げが公務員を辞めた頃の年収に並んだかな？ちょっと超えたかな？という金額になりました。

気持ちとして一区切りついたような気がしたことを覚えています。

独立する頃は、「3年で売り上げ1千万円」と思っていたし、口にしていたので、まだまだ道半ばです。

それでも公務員時代に並んだと言うことは、自分の中では独立して一定の成果が出たと思えたのです。

それ以降も少しずつ売り上げは伸びています。

その中で自分なりにわかったことがあります。

もっとガンガン売り上げを伸ばし、数千万という結果を出している人のことはわかりません。

あくまで私レベルのビジネスの気づきです。

独立前に「売り上げ1千万円」と言っていた時、独立前なので、実は1円も売り上げが無い状態です。

そんな状態で描く金額は正に「絵に描いた餅」、わかっていなかったんです。

労働の対価として給料という賃金をもらうのでは無く、実際に仕事の対価としていただくお金です。

月に10万円の売り上げで年間120万円。

1千万円だと月平均83万円。

多少の波があることも考えると、月に100万円を売り上げてはじめて1千万円が現実のものとして実感できると思います。

200万円を超えて500万円が実感できる。

500万円を超えて800万円が実感できるといったように。

最近、起業前の人に相談されることもあります。

その時に必ず質問するのが、

「目標の年間売り上げは？」と

「それをどうやって稼ぐのか？」です。

自分のやりたいことと、それで稼ぐことの一致感がないと苦労するのは明白です。

それは私が身をもって経験していますので。

まぁ、それに気づくのにかなりの時間と苦労を経験しましたが（笑）

起業の先輩やお金の専門家の方にいただいた金言もボディブローのようにあとから効いてきます。

「月に100万円を売り上げてみて、その感覚を体験した方がいいよ。」

「一度、これ以上は無理と言うくらい受注してみて、どれくらいが気力・体力・売り上げのバランスがいいところかを考えてみるといいよ。」等々。

そして、もうひとつ、私が常に意識していること。

お金を稼ぐために考えたコンテンツは売れない。

誰かひとりでも本当に求めているコンテンツを提供することを考えるとお金があとからついてくる。

これも何度も痛い目にあって気づいたことです。

体験学習が私の源です。

誰にでも当てはまることでは無く、あくまで私の体験談ですけどね。

まだまだ目標まで長い道のりです。

少しずつ経験を重ねて、ビジネスについても学びを深めていきたいですね。

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