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「作って、食べて、触れてみよう!僕たち私たちの地域の食材」第1回開催報告


梅雨もあけた 7 月 28 日。
地域の食材の魅力を若者や子育て世帯にもっと伝えたい!
そんな学生たちによるイベントが開催されました。スタッフ、参加者合わせて 50 人ほどの規模でイベントが行われました。


午前中は「ブルーベリーランド原田」さんを訪ねました!
ブルーベリーランド原田さんでは、7 月中旬から8月末ごろにかけてブルーベリーの摘み取り販売を行なっています。
今回は、原田さんにご協力いただいて、ブルーベリー農園で摘み取りをさせていただくことになりました。

原田さんと打ち合わせをする学生スタッフ。
注意事項などを頭に叩き込んでいます(笑)

参加者のみなさんが集まったところで…

原田さんから摘み取りのコツや注意点のレクチャー。
黒っぽくなった実が甘くて美味しい!

学生スタッフが司会・進行を務めました。

そして、いざ実践!ブルーベリーの摘み取りです!

娘さんの摘み取りを応援するお父さん。


原田さんにどれが美味しい実なのかレクチャーしていただいている場面もありました。

今年の天候の影響か赤いままの実と、いい具合に熟した黒い実が同じくらいなっていまし
た。


午前中の終わりにみんなで記念撮影!
日差しも強く暑い中ではありましたが、笑顔であふれる活動になりました。

そしてここからプラッツの料理室まで移動、、


お昼は、大人組のスタッフが作った夏野菜のナポリタンをみんなで食べました。
野菜は市村農園さんにご協力いただき、規格外のものをいただきました。
とうもろこしやいんげん、じゃがいもにズッキーニなど、沢山の野菜をいただきました! 


これらの規格外の野菜は、普段は売られることがなく、農家さんでは捨てられてしまいます。
ですが、十分美味しく食べられるということでいただき、余った食材は参加者のみなさんに持って帰って美味しく食べていただくようにしました。
こういった規格外の野菜でも、美味しく食べられる!ということを知ってもらうのも、今回のイベントで大事にしたポイントです。


午後の活動では、まずはじめにブルーベリーのおはなしを学生にしてもらうことに。


ブルーベリーと府中には、実は深い関係が、、


クイズもまじえながら、ブルーベリーのお勉強、、
夏休みの自由研究にも役立つかも!?


学生のブルーベリー講座の後は、いよいよ調理です…!

司会の学生がレシピの手順を説明しながら、6 つのテーブルごとに調理を進めました。
まず最初に、土橋みゆきさん(料理研究家)考案のブルーベリーのムースに挑戦。


親子で協力して調理に取り組む場面も多く見られました。
お父さん、真剣です…!


スタッフと一緒に調理にはげむ子どもたち。

そして、ムースが固まるまでに、今度はブルーベリーとバナナを使ったスムージー作りへ。
冷凍バナナが冷たくて、皮をむくのにも一苦労。

そして…

ブルーベリーとバナナのスムージーができました!
完成を祝して、全員で乾杯(笑)

ムースの方がなかなか固まらず、時間がかかってしまいましたがスタッフの知恵を合わせて無事こちらも完成。


なんとか出来上がり、一安心。

美味しく出来たかな?

午後の部も、トラブルはあったものの、怪我人が出ることもなく無事に終えることができま
した。


今回のイベントは、2018 年度にプラッツにて行われた「第 4 回府中市民協働まつり」の企画がきっかけで始動しました。
学生の「やってみたい!」という思いに、act634 府中さん、JA マインズさんをはじめ、多様な立場の方々による協働がひとつのカタチとなったイベントとなりました。
地域の農家さんを訪問し、実際に農作業の一端を体験して府中市ではどのように農業が営まれているのかを知ること、そして府中産の食材を自分たちで調理して食べることで、府中産の農産物の魅力をもっと知って欲しい、そういった思いでなんとか無事に開催することが出来ました。
学生が主導して進めていった今回のイベントでは、至らなかった点も多くありましたが、多くの方々に参加してもらうことが出来、若者や子育て世帯に「府中ではこんなに美味しいものが作られている!」ということを知ってもらうきっかけになっていれば良いなと思います。
第 2 回目のイベントでは、今回の反省をふまえ、より良いものにしていけるよう努めてまいります。
是非ご参加ください!
                (文責:東京農工大学4年生 石井佑)

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