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『バリアフリーマップを作ろうin府中』 第4回 みんなで歩いて街中のバリアを考えよう 開催報告

府中市行政提案型協働事業「みんなで作ろうバリアフリーマップ」の一貫で実施する計画の全6回の街歩き。前半3回を終えたところで、コロナの影響により、一時実施を見合わせていました。
今回、事務局メンバーと当事者の方、少人数のグループ編成で実施いたしましたので、その様子をご報告します。(感染症防止対策は可能な限り取っています)

今回の特色としては、記録手法にLINEアプリのBot機能を活用した取りまとめ方法を試行したことです。

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調査方法を説明いただいている協力企業の㈱東京地図研究社の有賀さん。QRコードからお友達登録をして使います。

ラインアプリ

ラインアプリ2

調査した内容はこのようにスプレッドシートに自動的に取りまとめられ、位置情報により、地図上でも手軽にリアルタイムで確認ができました。

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今回も各班に一つ、手動式車椅子とアイマスク、白杖を用意しました。
市役所のご担当から乗り方や使い方、介助のコツなどをレクチャーいただきました。

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街ではこんなふうに各自体験をします。

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今回は西府エリア、南武線西府駅近くの西府文化センターの講堂をお借りして開催しました。定員を半分にする必要があり、4グループ、各半4名~7名程度の少人数編成としました。調査全体の方法を㈱東京地図研究社の熊谷さんから説明してもらっています。

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街に出る前に府中市視覚障害者福祉協会の高橋さんから、当事者側からみた良い介助について、教えていただきました。変にゆっくり歩こうとしなくて大丈夫、適度に声掛けをして、自分のペースで歩いてくれればいいですとのこと、街で白杖をお持ちの方を見かけた場合、困っている素振りをしていれば声をかけてほしいし、その判断のために少し見守っていていただけるといいというお話がありました。

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各班準備ができたようなので出発です。A班。

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B班

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C班

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D班

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街歩きの様子。普段から感じていますが、甲州街道の歩道が狭い!

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青空が見えてきました。とても暑くなって調査は汗ダラダラでした!

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各班お茶をして、コミュニケーションを図りつつ、お店の状況もチェックしてくれました。

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文化センターに戻ってきて、休憩とまとめをしています。お疲れさまです。

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各班に発表してもらいます。今回は紙を使わず、調査マップをプロジェクターに投影しながら実施したので、改めてまとめ直す必要もなく、とてもよい進行でした。
皆さんの気付きが、今年度末に取りまとめる予定のバリアフリーマップに集約されていきます。

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最後に記念撮影。みなさん、お疲れさまでした!
次回は10月、第5回、武蔵台地域です。楽しみですね。

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余談ですが、同日、大國魂神社では栗まつりが、駅の近辺ではまちバルが開催中でした。けやき並木にはフードトラックが出て、ストリートカフェになっていましたね。こういう場所も誰もが気持ちよく利用できる配慮が色々と進んでいますね。ハードのチェックも大事ですが、ソフト面での配慮もとても大事。両方が合わさって本当のバリアフリーな府中が形成されるといいなと思いました。

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