2023/10/14(土) 2歳戦脚力指数


★は無料公開。

☆ 使い方

馬柱の中の数値は左側がレース評価右側がレース内における個体評価を表す脚力指数になります。

※脚力指数とは
以前の競馬は「巡航スピード」→「トップスピード」の2段階で、トップスピード値の高い馬=瞬発力の高い馬が求められていました。しかし、現代競馬では「巡航スピード(ギア1)」→「トップスピード(ギア3)」の間にもう1段階、トップスピードに入るための準備段階(ギア2)があり、3段階のスピードが要求されます。

古馬戦とは違い、2, 3歳の世代戦では追走力は大きくは要求されず、ギア2の脚を持続させつつギア3に移行する能力が求められます。

この区間の能力値を数値化したものが脚力指数で、そのレースで示した脚力を客観視することができます。



★ 京都1R 未勝利(ダ1200)

<推奨理由>
積極的に買いたいレースではない。

◎⑩ラヴィンローゼス
○⑦ドレシャス
▲⑪ハッピーダンス
△①アルピニスト
△⑤ダイメイイチョウ

◎⑩ラヴィンローゼス
前走阪神での内容を評価。タフな状態が続いた阪神で、レース評価自体も比較的数値が出せているし、この馬自身の個体評価でも指数を出せている。坂あり阪神→京都替わりと条件的には決して好転とは言えないものの、ポジションさえ取れれば一発は狙える。前走は大外枠で出遅れたが、2走前を見ると決して出遅れたわけではなく、大外枠だったためポジションが取れなかっただけ。

○⑦ドレシャス
無難にいくならこの馬が本命。中山→京都の条件替わりはプラス。





★ 東京1R 未勝利(ダ1600)

<推奨理由>
1人気でオッズが取れない。

◎⑥サイモンプレジール
○⑪ユイノオトシアナ
▲⑤デビルシズカチャン
△⑧ドッビアーコ
△⑨アルヴィア

◎⑥サイモンプレジール
前走、1角に入るところでインの馬が外にヨレたのに反応して鞍上が手綱を引いたかと思えば、そのまま制御を放棄して一気にポジションを押し上げ。向正面からは外4追走になり、さらに3角から早めに動いて4角を回った時点では先頭に並ぶ競馬。上手くインで脚をためた勝ち馬には屈したものの、この内容で2着を死守したのは自力が高い。





★ 新潟2R 未勝利(ダ1800)

<推奨理由>
指数からは買いたくないレース。

◎③ルクスマーベリック
○⑩リュウノアラス
▲②ボナーテソーロ
△⑥スペイドアン
△⑫アムレートゥム





★ 京都2R 未勝利(ダ1800)

<推奨理由>
1人気でオッズが取れないし、相手も堅い。

◎①ヒロノラメール
○⑧スカイハイ
▲⑥ブーヤカ
△③カフジテルビウム
△④パシュミナ




★ 東京2R 未勝利(芝2000)

<推奨理由>
上位3頭の中から、頭で来そうなイメージを持てる馬が絞り込めなかったのに加え、少頭数で堅そう。

◎③ロードヴェスパー
○②キャネル
▲①ルーベンス
△④プレジール
△⑥プリティキッス

◎③ロードヴェスパー
新馬戦の脚力を評価するのと、前走はインで詰まって最後まで脚を余していた。また、新馬戦では後方からの競馬だったが、前走は馬具に工夫を加えてきて、前のポジションを取れるようにもなっていた。

○②キャネル
順当に行けば2走前新潟での脚力評価でこの馬が本命だが、その時は最後方から大外に出す揉まれない競馬。前走は内で揉まれてかかっていたように気性面での不安があるが、引き続き戸崎の継続騎乗ということで、インにこだわる競馬をしそうな点がマイナス。





★ 新潟6R 未勝利(芝1600)

<推奨理由>
妙味はあるものの、頭で来るイメージまで持てなかった。⑧ウインディオーネは順当に評価できるものの、取りこぼしも十分にあり得る。

◎②マリノルージュ
○⑧ウインディオーネ
▲①ノーブルウィスパー
△⑥マクルール
△⑨ジャグアール

◎②マリノルージュ
立ち上がったタイミングでゲートが開いて出遅れ。直線では馬群の中から脚を伸ばせていた。






★ 京都8R 紫菊賞(芝1800)

<推奨理由>
少頭数すぎる。ただし、1倍台濃厚の③ジュンゴールドは指数からそれほど強く評価はできないので、ここに逆らうのであれば妙味は取れる。

◎①ホルトバージ
○④フナデ
▲⑤ナムラフッカー

◎①ホルトバージ
距離延長となるが、2走目の新潟芝1800では最後まで鞍上と喧嘩したまま勝ち切っており、スタミナ面から距離延長は問題ないと見る。新馬戦がハイレベルのエンヤラヴフェイス組で上がり最速、2走目もあの内容でちゃっかり上がり最速で、脚力はこの中でも最上位。少頭数かつあまり無理をしない岩田望来に乗り変わりはプラス。





ここから先は

1,221字 / 3画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?