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クルスタ 水編成の組み方

 ういずですどうも。

 この記事を書いている現在(4/11)クルスタにはちい守護天使として水属性になったアルモタヘルとマグダレナが実装されて話題になっているよ。

 実にパルミエ以来二か月ぶりの水属性キャラってことで僕も結構テンションが高め。呟きの回数も爆増してフォロワーの皆様には大変ご迷惑をおかけしています。

 で、SNSに限らず各所でも水編成(以下水パ)の議論がやっと盛んになってきて僕としては嬉しい限りなんだけど、ずっと水パを使ってきた僕から見ると少々的外れなものが多いとも感じた。

 具体的には「ちいアルモタヘルが他の水属性バッファーを過去にした」とか「水にはアタッカーがいない」とか。

 そもそも水を語るうえでパルミエもクリスマスイレーナも前提にされていないのは論外だろうと思うわけだ。

 ということで今回は、僕なりの水パの組み方を書く。

 では本題へ。

水パは「エンジン」から考える


 エンジン、つまり動力源。

 コハルコ+ヴィーナス・ルリエルのような組み合わせと言えばわかりやすいだろう。

 水はノーツ移動がとにかく多い。それらを雑に組み込むだけでも機能するほどに多いが、それでは無駄が生じる。

 なので僕は基本的に編成の内「2~3人」をエンジンと定めて、残りを自由枠でも機能するように構築することが多い。

 5人全員で回しきるのも悪いことではないが、今後のアップデートや高難易度コンテンツに対応しやすくするために柔軟性を持たせている。

 そのための起点となるキャラが二人、水属性には存在している。

 【ナターレの黒聖女】イレーナ【お転婆バサラ姫】パルミエだ。

 まずはそれぞれの性能を見ていこう。

【ナターレの黒聖女】イレーナ

EX1 ジュディッツィオ・ブフェーラ
自身の左1レーンにいる味方の行動CT20%短縮(30CT)/ ノーツを7前方に移動(チャージ状態の時、付与されているデバフ・状態異常効果をすべて解除 / 味方に自身のHP110%の耐久値を持つバリアを張る(30CT))

EX2 リガーロ・アンドロメダ
水属性と炎属性の味方のATK200%アップ(25CT)/ ノーツを前方に7~7移動

※重要ステータスのみ記載
タイプ サポート
行動CT 12~16CT
EX上昇 87/116 装飾品で+50

専用装飾品
EX1「ジュディッツィオ・ブフェーラ」の行動CT短縮の効果時間が15CT増加
EX2「リガーロ・アンドロメダ」のATKがさらに100%アップ

クルスタwikiより

【お転婆バサラ姫】パルミエ

EX1 水精ちゃんスマッシュ
自身のクリティカル30%加算(40CT)/自身の行動CT10%短縮(1CT)/自身の右1レーンにいる味方に挑発状態を付与(40CT)/ノーツを10前方に移動
*アクセでクリティカルがさらに3~15%加算

EX2 水精ちゃんハリケーン
敵単体に2324%のダメージ/自身の右1レーンにいる味方のノーツを3前方に移動
*アクセでダメージが232.4~1162%アップ

※重要ステータスのみ記載
タイプ スピード
行動CT 12CT
EX 30/40 (装飾品で+100)
クリティカル 3.00%/4.00% 装飾品で更に+14.40
ATK 168/1997

専用装飾品
EX1「水精ちゃんスマッシュ」のクリティカルをさらに15%加算
EX2「水精ちゃんハリケーン」のダメージ1162%アップ

クルスタwikiより

 詳細は以前の記事を参照してほしい。ここでは性能だけを記載する。


 と二人の性能を把握したことを前提にして、じゃあなぜこの二人が起点になるのか? という話だ。

 行動CTが速く、特定のレーンだけを引き寄せることが出来るから

 これが一番の理由になる。
 
 まずはクルスタのシステムの話。

 バトル開始時のロケットスタートでパーフェクトを決めるとCTが10短縮した状態でスタートする。なので開始時だけは全キャラクターが1~15CTの位置に待機しているということになる。

 上記二人は行動CTが最速12CT(パルミエは固定で12CT)なので2CTの位置から始まるため、敵・味方より最初に行動しやすい=予め想定した動きを取りやすいということになる。

 そしてパルミエは右レーンを10ノーツ、クリイレは左レーンを7ノーツ移動させるEX1を持つため、二手目までの行動を安定させることが出来る


開幕時の状態

 この二人を1手目(以降①)と考えて、次に2手目(以降②)となるキャラを考える。

 前述の通り、ロケットスタートを成功していた場合、全キャラのCTは1~15の位置から始まる。行動CT12の二人を起点として考える場合、残りは最遅でも12CTとなる。

 だが水における最遅行動CTは【リゾートメイカー】リップルの19~23(専用装備込み)であり、仮に23CTを引いていても上記二人の行動時には11CTであり、十分に届く位置に待機していることになる。

 最も、リップルをエンジンとして組み込むことはまず無いため考慮する必要はないのだが。

 重要なのは、①の後は全員が11CT以内(②の行動での消費を含めると10以内)にいるということであり、SPD・ATK・SUPキャラであれば必ず7CT以内に待機しているということだ。

 7CTというと、クルスタにある程度理解が進んだプレイヤーであれば思い浮かぶことがあるのではないだろうか。

 ピンとこない人は以下を思い出してみてほしい。

ヴィーナスのEX1
ルリエルタイプのキャラのEX2


 ……わかっただろうか?

 答えは『全体を対象にするノーツ移動』である。

 前述の通り、①で引き寄せた②のキャラの行動の時点で①に行動したキャラを除く残りのキャラ3人は7CT以内に待機している。

 この状態で全体7~8ノーツ移動のEXスキルを使えば、確定で3〜4ユニゾンの状況を作り出すことが出来るというわけだ。

3キャラが7ノーツ以内に待機している

 この動きに対応した水属性キャラは以下になる。

・【渚の星徒会長】フィオナのEX1/2(水)
・【幸運の魔法少女】サチのEX2(水)
・【空間の魔女】リノのEX2(水・光)
・【ナターレの黒聖女】イレーナのEX2(水・炎)
・【命脈の幼アバター】アルモタヘル(ちぃ)のEX1/2
・【清澄の雛騎士】モナカのEX2(全体対象)
・【境界の幼アバター】マグダレナ(ちぃ)のEX1(水)
・【純白のシスター】シャロンのEX2(神族)

※上記のうちマグダレナは4ノーツ、モナカは6ノーツ、サチ・フィオナ・シャロンのEX2は8ノーツ移動※

 基本的に②は目的に合わせて上記のキャラから選択すると良いだろう。
 
 基本的にはATKバフを兼任できるEX2を撃つことを前提に考えると良いが、三手目の3ユニゾンでEXゲージを多く使う想定なら、水着フィオナやアルモタヘル(ちぃ)のEX1を使用するのも十分考慮に値する。編成全体が速めならマグダレナ(ちぃ)のEX1という選択肢も出てくる。

 また、サチ・水着フィオナのEX2は8ノーツ移動であるため、パルミエを起点とした場合は4ユニゾンを作ることが出来ると覚えておこう。

 ではここまでの動きで作り上げた3手目(以降③)の話に移ろう。

 ここまでの動きで、盤面は最後尾に②のキャラ、二番目に①のキャラが待機しているという状況だ。

 仮にパルミエであれば1CT(サチ・フィオナのEX2の場合は同ユニゾン)に、クリイレであれば最遅であっても7CTに待機している状態だ。

上の画像から、サチEX2後すぐの画像
①にパルミエを使用したため4ユニゾンになっている 

 つまり③手目で要求される要素は以下になる。

  1. ①・②のキャラを再行動させるためのノーツ移動

  2. 目的に合わせたCT短縮やATK上昇バフの付与

 ①②の動きでEXゲージを最大で三本消費しており、次以降の動きに繋げることを考えるとここで使用できるEXゲージは理想装備での回復分を含めても三本が限度となるだろう。余裕を考えれば、二本で想定するのが良い。

 そして①②のキャラを再行動させるキャラの候補は以下になる。

・【ナターレの黒聖女】イレーナのEX1
・【計算された旋律】エスメラルダのEX1/2
・【蒼穹の仮想歌姫】ルルカのEX1/2
・【命脈の幼アバター】アルモタヘル(ちぃ)のEX1/2
・【渚の星徒会長】フィオナのEX1/2(水)
・【水鏡の魔女】ウェンディのEX1/2

 基本的には②のキャラは③でも使用可能だが、ここでは安定性をとるため行動CT14~のキャラを選ぶのが望ましいだろう。
 
 但しクリイレに関しては、以前のnoteでも紹介しているようにCTの運要素を考慮したうえで③の枠に採用する価値が高いため例外的に上のリストにも含めている。

 上記のキャラで特に僕が多用するのは、ルルカとクリイレである。どちらも僕のnoteで紹介している編成では常連だ。

 二人に共通する長所として、ノーツ移動とCT短縮を兼ね揃えているという特徴がある。

 クリイレはEX1で7ノーツ、ルルカはEX2で14ノーツの移動をしながら対象のCTを約二割短縮させることが出来る。
 
 持続も両者30CTと非常に長く、効果を重ねるのが容易なため使用するたびに行動が速くなっていくのである。

 実装されたばかりの【境界の幼アバター】マグダレナ(ちぃ)のEX2には水属性キャラ全員のCTを15%短縮する効果があり、こちらの方が強いようにも見えるがこちらはオーバーヒールしていないと効果が発揮せず、また持続CTも10CTと短くノーツ移動も持たないため専用の構築を組まないと活かすのが難しいという難点があるが、こちらには前提条件がない。

 ①②のキャラのCTを短縮すれば間接的に編成全体の回転速度が上がる為、特におすすめのキャラだ。

 その他、オーバーヒールでなくても水のヴィーナス兼最大400%のバッファーとして使っていけるアルモタヘル(ちぃ)や最後尾と2番目のキャラへのノーツ移動を使い分けながらオーバーヒールの条件を満たせるエスメラルダも有力な選択肢になるため覚えておこう。

 そしてここまでが僕の定義する水パのエンジンである。

 一度ここまでを振り返ってみよう。

  1. パルミエorクリイレから始動する

  2. 全体ノーツ移動キャラで3~4ユニゾンを作る

  3. 1・2手目のキャラを引き上げて再行動させる

 もちろん、この動きに捕らわれずとも今の水のキャラプールでは、全体ノーツ移動を持つキャラ(特にアルモタヘル(ちぃ)や水着フィオナ)のEXを回しているだけでも十分強力である。

 だが例えば最大ダメージを目指したり、出来るだけ効率よく高いHPのボスを倒したいという想定で水編成を使うのなら、この考え方は役立つだろう。

 この考え方に基づいて作成したのが以下の記事で紹介している編成だ。

 ※それぞれ記事作成時のキャラプールでの編成※

エンジン『以外の』キャラ選択


 ではエンジン部分を最初に編成し終えたら、残りの枠はどう選べば良いのか? という話だが、こちらに関しては単純だ。

 フィニッシャーとバッファーを入れれば良い。

 フィニッシャーとは言うまでもなく、敵を倒すアタッカーである。

 候補は以下になる。

・【命脈の幼アバター】アルモタヘル(ちぃ)
・【悪の終末兵器】プリムラ
・【純白のシスター】シャロン
・【アイスクイーン】サーシャ
・【白昼の極星】ヒルディオーネ

 特にプリムラ・純白シャロンは共通してEX1で自身のCTを7割カットする効果とEX消費を節約できる効果を持っており、ユニゾンでのEX回収に貢献出来たりと使い勝手が非常に良い。

 サーシャとヒルディオーネは初期寄りのキャラということもあり現在では火力不足は否めないが、プリムラやシャロンを所持していないなら問題なくアタッカーとして採用することが可能だ。特にノックバックが通用する相手には未だに高い制圧力を持つ。

 基本的には所持しているならプリムラを選ぶのが良いが、種族交流会など特定種族にバフデバフがかかるケースもあるため、目的に応じて使い分けよう。

 また、パルミエEX2もフィニッシャーとしては十分な火力を出すことが可能だが、所持している場合は①で必然的に採用しているはずなので除外している。

 次にバッファーだが、既にエンジン②の部分にサチなどのATKバフを兼ねるキャラを使用しているように見えるが、短期決戦やダメージチャレンジという目標を設定した場合、それだけでは不足することもある。
 
 なのでここでのバッファーの定義は『エンジン部分だけでは不足する火力や回転力を補えるキャラ』である。

 その役割を担える候補は以下になる。

ATKバフ・ノーツ移動

・【境界の幼アバター】マグダレナ(ちぃ) 
・【命脈の幼アバター】アルモタヘル(ちぃ)
・【蒼穹の仮想歌姫】ルルカ

サブ火力・フィニッシュ補助

・【幸運の魔法少女】サチ 
・【氷刃の妖精】ソフィア
・【空間の魔女】リノ
・【自称隠れ天使】ルリエル ※チャージ付与

 基本的にEX2を撃つ余裕はないため、EX1で補助が可能なキャラクター達だ。それぞれがATKバフやチャージ付与、ラッシュ稼ぎなどに貢献できるため目的によって選択してほしい。

 また、この補助の枠には自由にキャラを採用できるため、例えばノックバックが必要であれば【クール&クリーン】ナミエル【リゾートメイカー】リップルを採用するのも良いだろう。


終わりに


 水キャラが久しぶりに実装され、何か書かなきゃなあと無理やりひねり出したようなテーマだけど、個人的には自身の脳内整理にもなり、書いてよかったと思っている。

 本来はちぃ守護天使二人の運用法だとか性能を書いた方が良いのかもしれないけど、そういうのはWikiなりに任せて僕は僕らしい記事を書きたかった。

 最速攻略ブログとか、そういう訳じゃないしね。

 個人的に軽くちぃ守護天使に触れるなら、アルモタヘルは既存の水編成を純粋にアップデートできる強さで、マグダレナは書いてあることこそ強いんだけど、本領を発揮するには些かパーツ不足かなって感じ。

 オーバーヒール条件はどうしても即効性に欠けてしまうし、特に水はキャラプールが広いからなかなかそれらを押しのけて採用するかと言われると難しい。

 現状は趣味編成の領域かな。水版ウズメイアやトリシャみたいなキャラが来たら結構評価変わるかもね。

 まあ次水キャラ実装されるのまた二か月後とかかもしれないが

 また何かことが浮かんだらきままに書くと思うから、その時はまた宜しくお願いします。

 ここまでお読みいただき感謝。

ういず

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