社内イジンデン大会開催記
はじめに
株式会社 Acompany でエンジニアをしている坂本です。
最近弊社では「イジンデン」というカードゲームが謎に流行しており、先日とうとう社内大会が開催されるまでに至りました。
本記事ではイジンデンが社内に流行ったきっかけや大会の様子などについて簡単に書ければと思います。
イジンデンとは
イジンデンは有限会社ワンドローが出しているTCG(トレーディングカードゲーム)です。
国産 TCG なのでデュエル・マスターズや遊戯王、ポケモンカード、ワンピースなどの仲間ですね。
ゲームルール以外の大きな特徴として以下が挙げられます。
DAISO が販売している(デッキ・パックいずれも100円!)
カード化された実在の偉人を召喚して戦う
2023年7月に発売を開始し、現在第3弾まで発売されています。
公式大会もそこそこ開催されており、今年8月には一周年イベント「Dive toイジンデンフェス」も開かれた、今最も波に乗っている TCG(僕調べ)となっています。
会社でイジンデンが流行るまで
筆者が DAISO に買い物しに行った時、カードゲームのデッキらしきものが四種類陳列されているのを発見し、1つずつ買って会社に持っていったのがきっかけです。
元々 TCG は小学生の頃に大好きだったのもあり、「DAISO 発の TCG が案外面白い」と言う噂も X で見たことがあったため、ルールも何も分からない状態でありながら迷わず購入しました。
デッキ4つで税込たったの440円なため、「まぁ最悪一回で飽きてもいいか」くらいの軽い気持ちで買うことが出来たのも大きいです。
その後社内で社員数名と遊んでみると思いの外面白く、まだゲームとして黎明期であり値段も相まって参入障壁もかなり少なかったため、もう少し続けてみようと言うことになりました。
オフィスで終業後にプレイしたり社内 Slack でデッキ構築の話をしているうちに興味を持つ社員が増えてきて、現在では10名ほどの社員がダイバーになりました。(歴史にダイブするイジンデンではプレイヤーのことをダイバーと呼びます)
正社員50名程度の会社なので、約2割の人がダイブしている計算になります。
社内特別ルール
本格的に始めるにあたって、社内ルールとして「カードの購入は週10パックまで」を制定しました。(メルカリなど、パック以外の経路で購入することも禁止)
僕は自身の小学生の頃の思い出から、TCG は持っているカードと睨めっこしながら、足りないカードを工夫とトレードで補いどうにか組んだ自分だけのデッキで遊ぶ時間が一番楽しいと思っています。
一方で、対人ゲームをやる上では、勝利のために最適な手段を取ることが推奨される環境であるべきとも思っています。
情報と金を持った社会人にとって一番わかりやすい最適解は、必要なカードをすべて購入して大会優勝デッキを組むことでしょう。
そこで、会社としてカード購入に制限を設けることで、「持っているカードから工夫してデッキを組む」ことが最適解である状態を作り出しました。
また、持っているカードには個々人で差がありながらも各々の総カード資産で見るとそんなに差がないことも、社内環境を非常に面白くしていると感じます。
このルールはとても絶妙な塩梅で、特に最初の数週間はみんな当たったカードをもとに毎週デッキを組み替え、学生のように熱中してダイブし続けました。
大会の開催
社内からの熱い要求に応え、社内大会を開催しました。
ルールは基本的に公式のものを採用し、賞品としてパックや公式Tシャツを用意しました。(CAO, CEO のポケットマネー)
台風や仕事の忙しい月末ということもあり参加出来ないメンバーも多々いましたが、退職した元社員なども含め参加者8名での開催となりました。
結果
優勝 : CEO
準優勝 : CRDO
3位 : CTO
忖度はしてないはずなんですがね。
終わりに
社内大会を開催するほど流行するとは思いませんでした。
すでに次回開催も決まっており、「SR 禁止」ルールで行う予定です。
僕はいろんなルールの大会を開きたいと思っているので「オーブ禁止」「同じカード一枚まで」「特定の時代のイジン限定」など、今後も様々な縛りで大会を開こうと思います。
次回は社外の方も参加出来るようにしたいですね。
そのときは僕のXで発信すると思います。
また、クックパッドでもイジンデンが流行っているらしく、会社対抗試合なんかも企画出来たら嬉しいな〜と思っています。
それでは、次の大会開催記でお会いしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?