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未完成な食卓 その後

2018/11/11
spoon+ one man show「未完成な食卓」 at代官山UNIT

2018年は、spoon+の中でとても大事な年だったと思います。

2月、11月とspoon+の中で大きなイベントを開催し
私はいろんなことを考えて、寝て、食べて、

悲しんだり、喜んだり、ムカついたり、嬉しんだり
ステージに対してとても感情豊かに、なっていったように感じます。

「未完成な食卓」の制作秘話や裏話はアフターパーティーで
たくさん話したので、今おもっていることを書こうと思います。

今のspoon+が 今までずっとやってきた中で一番好き。

これは私にしかわからない感情かもしれないけれど
spoon+という塊は、以前は私だけのパラノイア的な執着とも言える情熱を
全部受け入れるだけの容器だったのが、すこしづつ誰かのものにもなれそうな予感がしていて

それはまるで粘土!

ほんものの自由!
だからどう考えても私はドキドキするし楽しくなる

私がひっそりと想像するspoon+の未来は


「正気でない大人の自由な遊び場」


それはつまり
私をはじめ、チームメンバーの誰かの
「こういうことをやってみたいな」を全部実現できる場所で
ありたいなと考えています。

本当に本当にそうなればいいなと、心から願っています。

それが音楽でなくてもいいし
なんでもいいと思っていて




そして
「それ」をぜんぶ飲み込めるような塊にspoon+がなってほしい。
わたしがspoon+であればあるほど、やればやるほど強く思っていることです

だからわたしはそのために

ーやりたいことは全部やるー
を、バカにされたって貫くし

「ほらね?できたでしょ」って何度も何度も言ってやりたいんです

で、その先にピカピカってあるのがspoon+だといいなと思っています。

いまはものすごく単純に
ステージで誰かと感情をわかちあいたい!
みたいな 普通であればもう思春期にとっくに体験しているであろうようなことをもっとしたい

このワンマンショーの日のような
感情で体がちぎれちゃいそうな体験をずっとずっと死ぬ日までしていたい!

音楽や芸術でおなかはふくらまないけれど
わたしたち人間にとっては誰にだって大事なものだ

なぜなら
心や想像力が豊かであれば、ご飯はもっとおいしくなるし、ひとにも優しくなれるし、寝起きもよくなるし、なんやったら5キロくらい痩せます。

何度も何度もいうけど
わたしは人生を豊かにするためにつくるをやりつづけたいとおもっていて
決してお金やものさしでは、はかることの出来ない感情や景色をチームメンバーと見たいんです。

そして
気にかけてくださる関係者の方々、いつも応援してれるみんなに
その感情をリレーしたい。
もっとちゃんと近しい人たちと繋がって生きていたい〜

死ぬまで生きていたい〜

そんなようなことを たくさん考えさせてくれた
去年2回のステージでした。

ステージを一緒につくってくれたみなさま本当にありがとうございました。
これから先もみなさまと、夜にあつまってぐだぐだしゃべったことが
現実になるようなそんな遊びがしたいなと、思っています。

たぶんわたしは一生そう思っています。


そしてなによりこの日ここにきてくださった皆さま、
ずっと昔から応援してくださってる皆さま

ありがとう!Big hug!!!愛してます!


イマジネーション!

photo by  新井克己

「未完成な食卓」DIGESTMOVIE


2019.01.14   あこちゅあ

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