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2018.02.16 キロク「切って洗って いにいぬドレス」

去年クラウドファウンディングをやってアルバムを出したら
絶対やろうとおもっていたspoon+ワンマンショーが終わってしまった!

前回のワンマンが原宿ストロボカフェで
2015.11.14だったから約2年半ぶりくらいかな・そんなに時間が経っていたことにも驚いた。

この夜の出来事が
なにか小さなきっかけとなってそれぞれをとりまく小さな世界が変化していけば嬉しいなとわたしは思っています。きっと一生思っています。

FLOOR MOVIE-OPENING

プロジェクターを使っての演出が大好きなんですが
毎回思うのがどうしても立体感がないことをどうにかしたくて
興味はあったけどやったことなかったレーザーを入れた。
レーザー担当の武内さんにいろいろアドバイスしてもらって今回、レーザーが
どういうものなのか大変勉強になった。
武内さんのおかげでレーザー大好きになった。
OPENINGの映像はニューアルバムの歌詞をたくさん散りばめてたの気づいたかな?


M1:ドレスの脱ぎ方(  From 「Dress」)

人ゴミとテキストに紛れていくイメージがあった。

M2:アイマイベイビ( From 「Dress」)

ショーケースの中に本物か偽物かわからない猫みたいな女の子

M3:キングとジャックは取り込み中( From 「Dress」)
下世話なゴシップとPOPな悪口を落とし込んだら視界最悪なお面になった。
だいたいにして私の歌は嫌味で悪口がおおい。

(曲中に配られた号外)

M4:愛のひだりがわ( From 「Dress」)
水面と轍のイメージ。なぜか雨の日で、水のイメージがすごくあります。
武内さんといろいろ相談してレーザーメインの演出にしました。
「大嫌い」という歌詞でふうせんを投げつけるのが興奮した!
喧嘩してるみたいで!

M5:イチゴオンザショートケーキ( From 「hear」)

昔の曲。好きだと言ってくれる人が多いのでかわいこぶってみました。
わたしも本当に大好きな曲。

M6:かくれんぼ( From 「eat」)

かわいくて不気味なお家で起こる 知ってはいけない物語
もういいよ まだだよ。
ずっと演出をあたためていた曲なので歌えてうれしかった。
からくり人形と呪いとか不気味とか、とにかくそういうイメージがずっとあった。こわい曲だとおもって音源きいてみて、こわいから!

M7:おまけドレス

レトロで怪しい劇場で素性のわからない女の子達が うわさ話、ないしょ話。

M8:RYUSUIRAKKA( From 「Dress」)

念仏みたいなテキストのイメージがずっとあって、それにプラス万華鏡や煙のテイストを加えました。
藤原卓也さんからのリミックスが最高にいかしてて、VJ、ダンス、レーザーすべてがかっちりはまった今回のショーのキモだったとおもいます。

M9:カンフーガール( From 「Dress」)

いろんな演出の案がでていたけど、とにかくふざけようってなった一曲。
みんなが笑ってるの見て私は泣けてきてた!!

M10:デュユ?デュユ?( From 「Dress」)

ピタゴラスイッチ的なシステムチックなんだけどどこかずれてるような感覚。
Dメロのフリが鬼むずでトイレの中でも練習してた。みんなあたまおかしくなってた。

M11:クローゼット時間( From 「Dress」)

ダンサーさんとまったく絡みのない曲。
見えない何かに動かされてるみたいなことを表現したかった。2番のAメロとかは自分で動いてるのか動かされてるのかわからないような動きを入れました。
わたしとはまったく別の次元で動くダンサーさんと、でもその真ん中にいる私

M12:チャイム( From 「Dress」)

みんなに書いてもらったメッセージをVJで出しました。
なかなかうまくいかなくってまだまだ直したいところがいっぱいあるのでまたやってみたい。
みんなが一緒に歌ってくれてたのをみて気持ちがこみあげてしまって全然ちゃんと歌えなくてごめんなさい。

En1:おしゃれを許して( From 「Dress」)
En2:32才( From 「Dress」)

アンコールは二曲バンドセットでやりました。
アンコールで幕が開いた瞬間スタンディング最前の女の方が
「まぁ!!」って本当におどろいていてどんだけ愛おしい気持ちにさせんだよ!!と思っていました。抱きしめさせろよ!!!

わたし普段ほんとうに自分に自信がなく、ステージにたってやっと人となれるのですが、こんな私を(ほんとうにこんな私を・・・)まっちゃんをはじめ、ダンサーのみんなもバンドメンバーのみんなも受け入れてくれてそれがとてもうれしかった。

バンドメンバーのみんなとは練習がおわったあと飲みに行ったりしてくれて終電のがしたりとかして私が学生時代にしてこなかったことを普通にしてくれて感動した・・これがバンド・・・これが人としての営み・・・
(学生時代心許せる友達がいなかったため・・)

わたしは、きっとわたしなんかと誰も話したくないだろうと割とおもってるタイプの人間なので、なぜこんなに仲良くしてくれるんだよ!!!というよくわからない感情になってました。

いつも後ろにVJがあってステージをやってるんですが今落ち着いて考えても、このアンコールは本当に特別だったと思う。
映像がなくてもすごくわたしは強気でいられたし、ぶっ飛んでいきたいくらい楽しかった。

こんな豊かな人生おくってていつかバチがあたるんじゃないかとおもった。

まだまだ出来なかったことや、ブラッシュアップしたいところがたくさんあって大満足ではないけれど、こんな素晴らしい経験をさせてくれた皆様に感謝します。

ステージにかかわってくれたみんな、ほんとうにありがとうございました。
わたしはおそらく杉並区いちのしあわせものです、いやせかいいちの・・

そして、昔からずっと応援してくださってる皆様、新しくわたしを知って気にかけてくださってる皆様、このありがとうをどうやって伝えればいいかわからないからわたしはつくることをやりつづけています。
あこがあこでいられるのは間違いなく皆様がいるからです。
間違いなくわたしはせかいいちの幸せ者です。

ありがとうごうざいました。

2018.02.23 あこちゅあ(spoon+)

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