自主的なグループ


機能しているグループで大切なことは、自主的組織であること。

純粋に関心がある人々が各自の長所を生かし、共通の目的を実現したいと思って集まると、奇蹟が起こる。

共時性が高まり、扉が開かれる。

人生は混乱と無秩序から抜け、より高いレベルの快序へと進化する。それぞれに自分のヴィジョンに従いより高いレベルの秩序へと進化する。

それぞれにの関心へと引き寄せられている時はリーダーは必要ない。ヴィジョンや意志が、おのずとあるべき姿へと導いてゆく。



「新たな思いの種を育てる必要がある時に、グループは私たちにとって魅力的に思えるのかもしれません。」

ビゲインクーナショナルの創必者、ディー・ホックは、今日、最も強力で創造性に富む社会観職を、ケイオディックな組織と呼んでいます。これは混沌と秩序の両方の性格を持っている側織のことです。このタイプのグループは柔軟性があり、序列がありません。

「リーダーシップとミューリイエンス」の著者、マーガレット・ウィートレーは次のように言っています。「かくれた地域的グループの多くは、個人的なグループから始まっています。こうした活動では、人々の地域的なつながりと、人々に自分たちで解決法を発見させることをもっと考える必要があります。私たちに必要なことは、人々がつながりを持ち、自信と目的意識を持つようになるための環境を作り出すことだけです」

ピーター・センジはこう書いていました。

「真に大切なリーダーシップは、実はグループのリーダーシップです。私は強くそう信じています。個人の英雄的リーダーは過去の産物です。今、私たちはヒーロー必要としていません。私たちに必要なのは、みんなを導いてくれるグループ、先頭に立って歩いてゆけるグループなのです。そのようなグループにはリーダーシップの別の一面として、より知性につながり、それを利用する能力があります。 大切なのは、私の洞察、私のヴィジョンではなく、私たちの洞察、私たちのヴィジョンです。大切なのは私の確信ではなく、私たちの確信なのです。」

「グループで生ずる好ましい現象の一つは、一人ひとりの長所が引き出されることです。グループに参加すると、まったく別の存在になったかのようになるのです。
意見の相違ももちろん大歓迎ですが、みんなの意見が一致することの方がずっと多いのです。グループにいるおかげで、私は自分の進歩を確認でき、しかも一人でいるよりもずっと多くのことを学べます」と彼女は言っています。


ティンバーレイクのグループは、ノェティックサイエンス協会の機関紙に広告を出しています。この協会は一九七三年、宇宙飛行士のエドガー・ミッチェルによって設立された非営利団体です。自然に関する知識と、心と魂の可能性を広げ、それを人類と地球の健康と幸福の増進
のために役立てることを目的としています。ノエティックという言葉はギリシャ語のヌスという言葉からきていて、知る方法という意味です。会員数は一九八四年の二千人から現在は全世界で五万人を越えるまでになっています。



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