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" ヒ ト " の 声 フ ェ チ

私は生粋の声フェチだ。

良い声に出会うことができると「あぁ・・・ほわーん・・・うれしさ1000%・・・」となる。美しい音も好きなので、もしかしたら音声フェチ(?)なのかもしれない。

けれど、自分の中での良い声の定義が固まっているわけではないので、「これ!」と表すのが難しいところだ。

今現在は絶賛声フェチの私だけど、昔から声フェチだったわけでなくて、自分が  "歌をうたいだしてから"  人の声が気になるようになった。

もしかしたら、無意識に耳を傾けるようになったからかもしれない。

そしてなぜか自分の声についても  "歌をうたいだしてから"  色々なことばを周囲からもらうようになったのである。

これはとても不思議だった。歌を唄いだすまで、声について言われたことはなかったから。

歌を歌い始めた会社員時代、常務からの内線をとって話すと、「ああ、びっくりした。そんな声やったっけ?中森明菜みたいな声やねえ」と言われたこともあった。(ちなみに、その時テンションも低かったし地声も低いから多分言われたのだと思う。。笑)


声の魅力

昔は、自分の声があまり好きではなかった。

地声は低いし、通常モードで可愛い女の子みたいな声は出せないし、バイトで館内放送をしたら「さっきの放送、ドスがきいてたわ」と言われたり(爆)

でも、少しずつそんな思いが変化していく出来事があった。

高知県で活躍されている、あるシンガーソングライターの方とよくライブをご一緒させてもらっている時期があった。

その方が「ヴォーカリストは持って生まれた声質が魅力を決めるなと思う」とよくおっしゃっていた。あの時はあまりピンとこなかったけど、今思えばなるほどなあと思っている。

その方は明神博子さんという方なのだけど、彼女は私の声をよく褒めてくれた。「あなたの声はキュートでハスキー、明るい声。魅力的だよ」と。

自分の声をこんな風に褒められることって、嬉しいんだなあと思えた出来事の一つだった。

多分、歌を唄い出して褒めてもらえるようになったから「自分の声も結構いーやないの」と思えるようになったのだと思う。


ひとの声が好き

私は楽器の音が好きだし、自然のせせらぎの音も大好き。

でも、私が一番好きなのは、ひとの声だと思う。(今の所)

その人にしかない声を聴けることが嬉しいと感じるし、良い声だなあと思える人に出会えると、とてつもなく嬉しくなる。

これは楽曲でも同じで、素敵な曲や美しい曲に出会えると、「なにこの曲ーーー!!!素敵な曲に出会えたーーーー!!!人生の喜びーーーー!!!!」となり、その日1日めちゃくちゃハッピーになる。(単純)

あと、私が「この人、良い声だなあ」と思う方と出会ったときよく想像することがある。

「この人は歌を歌ったら、どんな風にどんな声で歌うんだろう?」と考えるのだ。

そして、どうしても気になって質問してしまう。


「歌とか唄ったりしますか?」と。(ド直球)


そこで、「いや歌とか苦手で」「声がよくないと言われるので歌わないようにしている」とかいう答えが返ってきたら、「そんなわけない」「声よくないとかナイですから!」「絶対歌った方がいいですよ」とか言ってしまうのだ。

(・・・向こうからしたら、なんやねんコイツって思うだろう!w)

ちなみにこれは、私が関東へ引っ越しした際に、物件案内してくれたお兄さんの話だ。(お兄さんには「歌いいっすよ〜〜」とゴリ押ししておいた。・・・なんか書いてたらマジで変態みたいやな・・・w)

・・・えーっと、コイツ大丈夫か的なことを書いてしまったけども。

でも、思ってしまうんだもの。気になるんだもの。人間だもの。(みつを)


新たな音の発見

私は歌う中で、自分の新たな声を発見するのがとても好き。

新たな声を知ることがとても楽しい。

地味〜〜で泥臭くて全く綺麗な作業ではないけど、何度もチャレンジしていると出会えたりする。発見する作業も楽しい。

もっと新しい声は出ないかな?と思うし、毎度出会えたら良いなと思う。(もっともっともっと練習しなければだ・・・)

私は好きな音に出会うのが楽しいから、ずーっと音探ししてるのかもしれないな、なんてふと今思った。

みんなそれぞれ、良いなと思う声、好きな音があると思う。みんなどんな音が好きなのだろう?どんな声を好むのだろう?(これまた気になる)

こんなこと考えている私は音の変態かもなあ〜、なんて思う私なのだった。笑

(たまにはこんな感じで終わってみよう!!!)




2020.5.14 [木]  晴れ  –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

ひとりアソビ、つまさきであるき、くるくるまわる、わたし。

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