見出し画像

ロックな和尚とツバメ

みなさん、こんにちは^^  Akiです。

今日は祖父の三回忌の日でした。

家族だけで行ったのですが、無事に終えることができました。お母さんが「祭壇だけじゃさみしいな」と言って、お花をいくつか生けて飾って、じいちゃんすごく喜んでるんじゃないかなあと思った私でした^^

いつもは人が沢山いる中での法事なのに、今日は和尚さんを入れて数人だけ。とても不思議な時間でしたが、法事が終わったあとに色々とお話もできて個人的には良かったなあと思った私なのでした。


お経とツバメのセッション

和尚さんのお経を聞いていて、お坊さんにも声の特性があるんだなあと思った私なのですが。(いつもの声ネター!w)あんまり意識して聞いたことはなかったけど、お坊さんって良い声してるなあと…お経はもはや歌に聞こえてくる…。w  っていうか、お経も歌な気がする。使う音は少ないけれど。きっと歌なのかもなあ?

少し話が変わりますが、私の実家の雨樋に何十年ぶりかにツバメが巣を作ったのですが、よくツバメの赤ちゃんがチュンチュン鳴いてるのです。

めっっちゃ鳴き声可愛くて癒されてる私なのですが、和尚さんがお経を唱えてるときにもツバメの赤ちゃんがチュンチュン鳴き出して、お経とツバメの大合唱みたいになってきて、急に和尚さんとツバメのセッションが始まったことに私は笑ってしまいました・・・!!!(ちゃんと聞いてるけどもーー!笑)

すんげー鳴くんだもん、ツバメの赤ちゃん。

ツバメってかしこくて、雨風から身を守れる場所に巣を作るんです。自分で泥?を持ってきて、唾液をつかって巣をつくっていくそうで。なによりツバメが巣を作る家は良いらしいから、喜んでます^^ ツバメの赤ちゃんが巣立つのを見送りたいなあーなんて思っている私です(笑)


心がともなうかどうか

法事が終わり、皆で話している時。

ふと和尚さんが、「いつも腕に数珠のブレスレットをつけていたんですけど、実はつけるのをやめたんですよ。」と言われたのです。

なぜやめたのか?和尚さんに聞いてみたのですが、

「数珠のブレスレットはウチで販売しているものでして。これを買われる方も多いし、心のよりどころにされる方もおられます。でも、その方達の中には、これがあれば私は大丈夫だ、これがあれば私は幸せになれると考える方もおられまして。でも、何か違うな、本当はそうではないよなあと。ブレスレットがなくても、自分は大丈夫だ、安心している、と思えることが大切なことだよなあと思ったんです。だからやめたんです。」

「その数珠は販売しているもので、利益になるものなのでもちろん買ってもらった方がお金は発生して儲かる。でも、これを売ることはなにか違うなあと思って…自分もつけるのをやめました。もちろん、欲しいという方にはご案内はするけども、自分から売るようなことも辞めたんです。」と言われました。

これ聞いてなるほどなあと思いましたし、もちろん、売ることで利益は発生するし、儲かる。でも、心がともなわないこと、違和感を感じることをやめたというのは良いことだよなあと思いました。


ロックな和尚

この和尚さんは、我が家の法事の際にはいつもお世話になっている和尚さんなんですけども、いつも押し付けるようなことは言わない方でして。

先祖のお祭りの手順、やり方、お墓詣りのことを質問しても、"こうしなさい"とは言わないのです。

こういうやり方もあるし、こういうやり方もある。その中からあなたが選べば良い、という感じ。やらなくていいとかも言われるし、決めつけたりもしない。

"もっと簡単に、あなたのやりやすいやり方でいいし、むしろ、無理してやらなくていんじゃね?捉われなくていーよ"(言葉の比喩ですっ)と言ってくれたりするのです。

いやあ、結構ロックな方でして、気さくで私は好きなんですけどもね。お話するのも面白くて、私はいつもたくさん話しちゃってます(笑)

和尚さんと話す機会って、あんまりないですよね。だからこそ、違う世界の人と話すことって面白いし、楽しいことだなあと思いました。

和尚さんと話しながら、いろんな事に対して自分も押し付けたり決めつけたりせず、自分もニュートラルないたいなあ〜と思った私なのでした。(ほんでもって、わたしもロックに生きたいーーっ♪)



2020.5.20 [水]  晴れ  –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

だれか、いないのだろうか?この切なさを、思いを、聞いてほしくて。

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?