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Q-Jack project とは~私が夢見る世界~

「子ども」という存在

親である人、親であった人は
思い出してください。
自分の子どもがこの世に生まれ出た瞬間を。

まだ親でない人は想像してください。
自分が生まれた瞬間の母親の顔を。
将来、自分の子どもが生まれた瞬間を。


「生命の神秘」という言葉は、
使い古されてしまったかもしれませんが、
そんな使い古された言葉では表現しきれないような感激に満ちた瞬間がそこにあると思います。

ヒトに限らず、あらゆる生物が、子孫を残すことを第一の命題として生きているように見えます。

ある種のクモは、
母グモが出産を終えると、すぐに自らを子どもたちの餌にするそうです。
ある種のカマキリは、
出産に際して、メスはオスのカマキリを食料にするそうです。
サケは出産を終えると死に絶えるそうです。


多くの生物が、
「大人」よりも「子ども」を優先します。

基本的には、人間も同じだとは思っています。
「子ども」という存在そのものに、
疑うことのできない絶対的な「価値」があります。

それにもかかわらず…

現在の日本

現在のこの国の子どもを取り巻く環境には、
様々な問題が山積しています。

児童虐待は、相談件数という数字ではありますが、増えています。
いじめや不登校の問題は解決する兆候が見えるでしょうか?
少年犯罪はどうでしょうか?
子どもをもつ家庭の貧困の問題も叫ばれています。

どれも子どもたちの心身の成長と発達を阻害する要因となります。

この国が、
「少子高齢化」なのにもかかわらずです。

児童虐待は、子どもの「家庭内」でのトラウマです。
いじめは、子どもの「社会」でのトラウマです。
不登校は、それを回避するための苦渋の決断…でしょうか…。
貧困は、これらの原因のひとつとなります。
犯罪は、これらを原因のひとつとします。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)という言葉をご存じの方も多いと思います。これは、災害や重大な事故、犯罪被害に遭った場合に、あくまで「正常な反応」として示す、防御本能としての精神症状です。
「非日常的で突発的な」出来事をきっかけとして起こされる症状です。
「急性トラウマ」という言葉があり、そこから発展していきます。

これに対し、「虐待」や「いじめ」は、
「日常的で継続的な」習慣によって形成されます。
急性トラウマに対し、「慢性トラウマ」と言う言葉もあります。

どちらが苦しいものか…
それは比べられるものではないかもしれませんが、
どちらが本来、防げるはずのものか…
それは明白だと思います。

「子どもの権利」が叫ばれるという「現在地」

我が国は、国連の「児童の権利に関する条約」に批准しており、それをもとに「児童福祉法」がつくられ、さらに「児童虐待の防止等に関する法律」などがあります。

そもそも法令は、人が意識せずともできる行動には作られないそうです。確かに、呼吸や食事、睡眠をとることを義務付ける法律はありません。「生物」として当選、自然にできるからです。

しかし、世界にはこの条約があります。
日本にはこれらの法律があります。

それは、私達人間が、
万物の霊長であるはずの人間が、
「意識」の力に頼らなければ、

この生物として最優先の命題ともいえる、子孫を残し、次世代に託すという行為をまっとうすることができない。
それを意味するのかもしれません。

たとえ部分的にであっても。

子どもの食料を準備できないのであれば、クモに及ばない。
パートナーではない異性に没頭するのであれば、カマキリに及ばない。
子どもを殺して自分が生き残るのであれば、サケに及ばない。
「意識」せずとも次代に命を託せるすべての生物に及ばない。

私達、ヒトの、人間の
「現在地」はここなのかもしれません。


私は、
「児童の権利に関する条約」が不要な世界を望みます。
「児童福祉法」をはじめとする法令が不要な日本を望みます。

「大人の権利に関する条約」ができてしまうほどの世界を望みます。
「成人福祉法」ができてしまうほどの日本を望みます。
呼吸をするように、子どもたちを大切にできる未来を望みます。

「Q-Jack project」とは…


そんな時代の「子ども」の世界に、新たなアプローチをするためのプロジェクトです。

子どもに関わっている大人や
子どもに関わることになる大人に
時代に相応しい人材になって頂くためのプロジェクトです。

具体的には…
①子どもに誇れる大人になるための「自己」の探求
②子どもに誇れる大人になるための「出会い」の体験
③子どもに誇れる大人になるための「知識」の学習
④これらを継続していくためのネットワークづくり

発起人である私、清水聖の
先天性疾患と身体障害とともにあった「育ち」と、臨床心理士としての「学び」と「経験」をもとに皆様をサポート致します。

児童養護施設をはじめとする「子ども」の領域で活動をしてきた「児童心理学」や「発達心理学」。
ユングの「深層心理学」、フランクルの「高層心理学」。
その他、私がお伝えできる知識や情報で、
あなたのための「オーダーメイドのサポート」をご提供致します。

お待ちしています!〜主な対象〜

①「子ども」に関わるお仕事、活動をしている皆様
~「今いる子ども」の「未来」を明るくする~

ご自身の「専門性」と「個性」を融合させるお手伝いをします。
子どもから憧れられる存在になることで、子どもの人生のモデルの一人となり、子どもの将来の選択肢に「幅」と「深さ」をもたらします。
子どもから憧れられる存在になることで、子どもの人生のモデルの一人となり、傷ついている子どもには「希望」となり、健全に育っている子どもの「可能性」をさらに広げる人材を目指します。


②未婚者の皆様
~「今いない子ども」を「未来」に迎える~

ご自身の「パートナー」を得て、「未来」を真剣に考えるお手伝いをします。
理想の相手と理想の家庭を築き、次代に託し、時代をつくっていくためには、相手を理解することも当然必要ですが、まずはご自身を理解することが必要です。
本当の自己理解とは、遠い遠い宇宙への旅のようです。深い深い海底への旅のようです。
未知の道が続く、終わりなき旅です。


③「子育て」に関わる一般の皆様
~「今いる子ども」の「現在」を温かくする~

ご家庭にいらっしゃるお子様の「育ち」をサポート致します。個人事業での展開のため、料金を頂戴いたします。
まずは、行政機関、福祉機関、医療機関等をご利用ください。


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