溶鉄のマルフーシャ クリアくだまき

社会人の胸を撃ち抜くディストピアシューティング・・・！

※以下ネタバレを含みます。

まえがき（評価の前提・やりこみ度合いなど）

プラチナトロフィー獲得済み。
といってもプレイ時間は5時間にも満たない程度な予感。

評価

ストーリー：★★★★☆
キャラクター：★★★★★
戦闘：★★★★☆
システム：★★★☆☆
難易度：★★☆☆☆

ストーリー

「隣国全てと戦争中」というナニソレな情勢の国家で徴兵された一般人マルフーシャを主人公としたストーリー。
基本的なストーリー的な部分は本当にこれだけで、あとは各パートナーごとのエンディングで語られるくらい。
私はたまたま1周目でストレルカEDを見たので「ウワーッ」という気持ちで2周目以降を始めることとなりました。
と言いつつED以外は全体的にゆるゆるな雰囲気でとても良い。
むしろ普段ゆるゆるなのにEDがマルチバッドエンディングなので落差が・・・

キャラクター

全員魅力的です。
10ステージクリア後にベルカが手作りの立て看板？みたいなのを首から下げて登場したときに「こういう世界観ね！なるほどね！」と全てを理解しました。
全員ゆるふわキャラに見えるんですが、キャラ紹介のページを見てみるとまぁ全員闇深いというかなにか問題を抱えているというか・・・
ベルカに関しては口うるさいキャラに見えてただのツンデレなのであれですが。

戦闘

かなり激しい戦闘が繰り広げられます。
20ステージに1回くらいボス戦っぽい大型の敵兵が登場するのですが、ボス戦以外の雑魚が物量で攻めてくるほうがよっぽどキツイという。
操作はいたってシンプルで、武器にもよりますが基本的に攻撃ボタンは押しっぱなしでOK、手動リロードもほぼ使わないのでキャラと照準の移動に専念していていいレベルです。サブウェポンはありますが使い切りなので押すときに押す、というだけでOK。

システム

ステージをクリアするごとに給料が支給され、それを元に3枚のカードから1枚購入してステータス強化や装備の変更をしていくシステム。
後半は案外お金が余りがちになるので豪快にどんどん使っていっても良いかもしれません。（もちろん、上級キャラの育成等に割いたり上級武器をころころ変更していると結構かつかつになるのですが）
カードの引き直しをしてもあまりガラッと変わらなかった印象。

難易度

クリアするだけなら簡単です。リトライ制限も実質無いですし、リトライ時にはお金20をボーナスで支給されるので詰むことはないでしょう。
ただ、トゥルーエンドを見ようとするとけっこう大変。
「ステージ40までを全てパーフェクトでクリア」という条件があるため、結構やり直ししてしまいました。
初見プレイ時は達成できていたのでビギナーズラックって怖いなと。
（初見はステージ80までで1回リトライしてしまいノーマルエンドだった）

まとめ

サクッとプレイできる内容、世界観、キャラなど個人的に好みにどストライクな作品でした。
ステージ40までの事あるごとに給料から控除される感じが妙にリアルで精神的にダメージでかかったです。（前のステージでは6もらえてたのに税金が控除されて次のステージでは2しかもらえないみたいな）
やりこみモードがあるとはいえボリューム感はかなり少なめなのでその点だけ注意です。