嘘つき姫と盲目王子 クリアくだまき
もはや毎回このパターンなので書く必要無い気がしますが、前から欲しいなと思っていたんですがなかなか購入せず(というか全然値下がりしなかったので)今に至るんですが、気がついたらゲームカタログ入りしていたのでとうとうプレイすることが出来ました。
※以下ネタバレを含みます。
評価
ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★☆
戦闘:★☆☆☆☆
システム:★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆
ストーリー
ストーリーの長さ的には、時間プレイすればクリア出来るレベルで非常に短いです。
ただ全体的に物語調というか昔話調というか、最後の方はある程度予想はついたものの非常に泣ける展開で良かったです。
後述しますが余計なキャラクターが出てこないのもきっと良いところなんでしょうね。
キャラクター
明確に名前のある(名前か??)キャラは姫と王子と魔女の3人しか出てきません。王子は目隠しをしている都合でほとんど顔も出てこないのですが、一方で姫が非常に可愛い。
まぁこの姫、チュートリアルで明確に人(城の衛兵)をコロコロしてるのだけちょっとアレなんですが・・・
※姫は王子だけ特別視しているので多分他の人間はただの食料と思っている気がする
戦闘
戦闘というほどの戦闘はありません。
どんなモンスターでも狼モードで2,3発叩けば倒せますし、何なら狼モードなら敵の攻撃を受けない(というか敵が攻撃してこない)ので一方的な惨殺なんですが。
反面、人間モードでは敵の攻撃をかすっただけで即死するのでちょっと気を使いますね。まぁそれでも敵に攻撃されることより落下死のほうが圧倒的に多かった気がするけど・・・
システム
意図的に不便にしているフシが随所に見られます。
王子と歩くため(手を繋ぐため)に□ボタンを押しっぱなしにしないといけない
の割に意図せず手を離してしまうタイミングが多々ある
何故か姫は物を持てない
高さの割にクッションになるキノコが非常に小さい場面があり、慣性でズレて死ぬこと多数
アドベンチャーパートをスキップできない(2周目以降でも出来ない)
こうやって文字で見るとかなり不便なんですが、「わざとなんだろうな」と感じるレベルなのでそれはそれでアリ。
難易度
難易度は低めです。
収集要素もごく一部を除いて普通にプレイしていれば普通に見つけられるし、そのごく一部もちょっと気をつけていれば見つけられる、みたいな感じ。
強いて言うならとあるステージで敵を倒さずクリアするというトロフィーがあり、これが「今まで習ったことを総動員するパズル」感があってなかなか良かったです。
まとめ
本作の最大の問題点は価格だったので今回のサブスク入りは良いタイミングとなりました。
実際プレイしてみるとデザイン、物語の両面で非常に良質なゲームでした。(それ故にストーリーの短さと価格の高さが悔やまれる)
例えば、ストーリー以外にクリア後のコンテンツとして高難易度ステージを用意しておくとか、それこそパズル的な要素があるのでチャレンジモードみたいなものがあれば良かったのにとは思いました。
私は使いませんでしたがステージをスキップする機能などもあるので、サクッとゲームをプレイしたい人向け、体が戦いを求めていない人向けのゲームといったところでしょうか。
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