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アルギニン

こんにちは🌞

大塚です^ ^

まもなくpucaブランドからアルギニンが発売になりますので簡単にアルギニンについてまとめてみます^ ^

アルギニンは塩基性アミノ酸になります。
非必須アミノ酸で元々体内にあるアミノ酸です。
分子量は174.20

最近流行っているケラチンなども分子量300〜400となりますのでそれよりもずっと小さい物ですね^ ^

簡単に言えばアルカリ性のアミノ酸で安全性の高い成分です。
自分が行うアシッドストレートに関しては酸性の薬剤とエステル系還元剤を使用したものになるのでそれだけで行えば酸性縮毛矯正、アルギニンを使えばpH移行縮毛矯正となります。
pH移行のメリットは酸性縮毛矯正で伸びづらい方を安全に伸ばしやすくするというのがメリットですね✨
アルカリを使うという事ですから、今までのGMTを混ぜていた量より少し減らしても伸ばせるパターン増えると思います^ ^
アシッドストレートのバリエーションが増えますね♪

僕が酸性縮毛矯正と言わず、アシッドストレートと言っている理由もそこになります笑
酸性縮毛矯正とか謳ってアルカリ使ったら嘘になっちゃいますもんね笑
でも、アルギニンはアルカリ性でもアミノ"酸"なので笑
英語で書くと Amino acid ですので笑
だからアシッドストレートって言ってます笑

自分の行うpH移行では、塗ってある薬剤の還元剤を活かす事でより還元してもらおうというイメージです。
僕が普段使う、チオグリコール酸アンモニウムがpka10.40、GMTがpka7.81ですので、pHが5.5〜6の薬剤を毛髪に塗っておいて、放置後アルギニンを塗布し各還元剤のパワーアップを図ろうというイメージですね^ ^

チオの吸着ポイントが高いのがpH6付近といわれてますから、アルギニンでpHをあげてそのまま時間を置くと逆にチオが髪の毛から離れやすくなってしまうのではないかというのも考察しているのですが正直よくわかりません笑
残留還元剤をアイロンの熱活性を利用して。。。なんてのもアシッドストレートを効果的に使う上で大切なポイントとなってきますからその辺りも考慮が必要なので色々検証中です💦
吸着ポイント一番高い上に、残留還元剤を利用する為、あれだけ還元剤濃度低いんです^ ^
pH8とかのチオよりも吸着強いんです^ ^
なのでpH6でチオ濃度2%でもアイロンいれるとあれだけ効果あるんです^ ^
他のpHだと吸着弱いから結果出す為に濃度あげたり色々混ぜたりする訳です。
そうすると、ダメージの懸念が大きくなってしまいます。
それぞれの還元剤で特性が違うので何を使うとしても無駄なく使うのが一番です。かかりが悪いから還元剤濃度を上げるのではなくて、目的を明確にした上で使用薬剤を選定するのが一番です。
色んな意味で無駄なく還元剤を利用できるから結果も良くなるんです。
ですので、アシッドストレートの薬剤に関しては色々混ぜちゃあまり良い結果出なくなるんです。
濃度もpHもブレてしまいますので💦
他の薬剤でも色々混ぜる方たまにお見かけしますが。。。
個人的にはオススメしません。


今のところ自分がアルギニンを使う方法としましては一剤放置後アルギニン塗布し2〜3分で流すパターンが多いです^ ^

後は、アルギニンは毛髪に残っていいアルカリだと考えます。
元々髪の毛にある物ですから、他のアルカリの様に残さない様にと考えなくて良いのは非常にメリットですね^ ^
アルギニンを使用する事で毛髪の疏水強化が期待できます。
ダメージ毛は親水になりますので、疎水化してダメージケアなどにも役立ちます。

アルギニンに関してはブリーチ処理後の処理剤としても非常に有効です。
ブリーチ後のオンカラーで発色が良くなかったなどございませんか?
色ムラになってしまったとか経験がある方、アルギニン以外とおススメです^ ^

ブリーチ水洗後アルギニン塗布してシャンプーするとそれだけで発色だいぶ良くなります^ ^
毛髪に残留した過硫酸塩の除去をしてくれる為です。
過硫酸塩が残留した状態でオンカラーすると、カラー剤のアルカリと過硫酸塩と反応してしまう為、色ムラや発色がうまくいかなかったりします。
ブリーチ後はバッファーでpHを下げ方向で考える方も多いですが、そうすると過硫酸塩が残留しやすくなる為一度pHを上げてある程度除去するのが望ましいかと思います。

いかがですか?アルギニン。
中々使えるいいやつです^ ^

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