見出し画像

チバさんお疲れ様でした

2023.12.5にチバユウスケ氏の訃報が報じられた。
そんな中自分は今、解散した地下アイドルの再結成ライブに向かっている。
さすがにテンションはチバさんの訃報に傾いている。
自分の青春の一部であり大きく影響を受けたミュージシャンであるから。
事細かく言うとキリがない。タバコの銘柄を真似するくらいが自分のチバさんからの影響下を図り知れる事柄の一つになるだろう。

多感な中学生自分に初めてレコードを聴いた。
外国の曲かと思った。
しゃがれた独特のボーカルと、癖は強いが何故か心地良いギターカッティング。決めて欲しい時にキメてくれるドラムと割れんばかりのベースの重低音。
気になる。スーツ着てる。
認知してから一発目の新譜が確かバードメン(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)。
キレイなファンの出来上がり、ってな感じだったかな当時。

スーツも仕立てた、ギターもGretsch買った、コピーバンドもした、ロン毛にしたりおんなじGパン買ってみたりもした。

ただただ悲しい気持ちが今は漂ってる。
人は忘れていくものだし、記憶は薄れていくもの。
その点ミュージシャンは映像やレコードがこの世に残る。ありがたいし、これからの若い連中にも見たり聴いたりしてもらえる。
超個人的な意見下で言わせていただくと、日本が誇れる本物のロックスター数名の内の一人はチバユウスケだと思っている。
どんどん本物が逝ってしまう。
自分が今いくつや?四十路だ、
そりゃあそんな時代も来る。
解っていても実際に訃報を聞くと真っ直ぐ驚く。
なぜならロック少年の時の衝動や気持ちをこんなおっさんになるまで抱かせてくれている本物ロック連中の功績の仕業であるに違いない。

一緒にしこたまライブに行った練馬の友人は今どんな気持ちだろう。ラインしてみようかな。

これから先、偉大なミュージシャンの訃報と直面する機会が必ず訪れる。
悲しい気持ちになるのはあまり勘弁だが、その時が来るまで我々凡の人は、ただただ音楽と言う嗜好品を消費する事しかできないし、それが最も真っ当な行為だと思う。欲言えばライブも体感できたらいいですね。

ミッシェル、ROSSO、Birthday、みんな観れて良かったです。
安らかに。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?