クライマックスを読んであれこれ

あんスタの返礼祭2回目クライマックスを読んでの徒然。
いつものことですがまとまりはない。

読了後にいちばん強烈に印象に残っていた感想は「手篤いみどちあだった」です。腐女子ですみません(今さらすぎる)。

いや……だって、のっけのバスケ部追い出し会からけっこうそうですけど、なんですかこの強烈な翠→千秋。明るくて騒がしいところしか後輩たちの前では見せない、本当はさみしくて仕方がないのに誰もいない体育館でひっそり泣くしかできない、そんな強烈にかっこつけたがりの先輩の一面を見てしまい、結局は翠の中で千秋の存在が大きくなりすぎて一歩も動けなくなって、自信のない高峰翠にできることは逃げることだけだったってヤツじゃないですか。なんという素晴らしい後ろ向き攻め……(個人的な印象です)。
しかも、最後まで千秋に世話にならないと前を向けなかったあたりが本当にダメで愛しいなと思いました。まあ、しょうがないんですよね、なんといっても高峰翠はまだ16歳です。高校1年です。たまに忘れそうになりますけど、胸を張って堂々と主張できる、子供です。これくらいグズグズしててもしょうがない。というか16歳なんてこんなもんだ(と己の過去を振り返る)。

それに引き換え、立派というかめちゃめちゃ大人になってたのが鉄虎です。いやちょっと待ってよ、これってさあ、前回の四獣ガチャスト読んでないと話の印象がまったく違うじゃないですか。それじゃなくてもレッド継承のくだりがすっぽ抜けてるのに、四獣の要素まで抜いちゃったら解釈まったく変わっちゃわないですかね? 大丈夫なの??

それはともかく、とにかく鉄虎も忍くんもこの1年で目に見えて成長を遂げていて、だからこそよけい翠は「自分みたいな人間がこんなところにいていいのか」と気後れしてしまったんだとも思うわけですが、誰がなんと言おうと流星隊で過ごした1年が彼にとってはかけがえのないものであったのは間違いないと思うので(だからよけい前に進めなかったんだと思うし)、最後はちゃんと間に合ってよかったなと思います。

まあ、前述の通り、千秋とぷか先輩の尽力がなければそれも不可能だったわけで、最初から最後までおんぶに抱っこはまあいいとして、「商店街に住めなくなったら責任取ってくださいよ」→快諾されて「意味わかってんのかな」って、ちょっと待てこっちが聞きたい。意味わかってんのかなってお前、どういう意味で言ったんだ。そういう意味か。そういう意味でいいのか(落ち着け)。
しかもこの返礼祭のあと、苺狩りで「守沢先輩が卒業しちゃって寂しい」ですからね。それ本人に言えよ。いえまあ、鉄虎や忍にはやっと素直に言えるになったし一緒にいたい思う気持ちを押さえつけなくてもいいんだと思えるようになったみたいですけど、千秋には「嫌いじゃない」とかどうにもこうにも素直になれてなかったですしね。そのわりには「一生かけて返す恩」とかめちゃ重いこと言ってるなって思ってましたが、結局のところ翠は「守沢先輩が大好きで仕方がない」んだなという解釈で落ち着いています。なのに素直になれないからこじれる。そのままこじらせて5年くらい片想いしてるといいんじゃないでしょうか。返礼祭クライマックスを読んで本気で「みどちあだ……」って思いましたが、だからといってこの煮え切らない高峰翠にはまだ守沢千秋をやるわけにはいかないと私の中の母の気持ちが主張していますので(はた迷惑)、しばらくは片想いのどうしようもない気持ちを抱えたまま七転八倒するといいと思います。

翠を返礼祭の舞台に向かわせるために商店街に残った千秋と奏汰は、返礼される側がこんなとこにいていいんかいなとも思ったんですが、よく考えたら後輩たちがちゃんと前半で善戦して後半の部まで残ることをなんの疑いもなく信じてたのかもなあ、とも思いました。ただ、後半の部に残るためには翠の力も必要。だからこそ、鉄虎と忍の努力と自分たちに向けてくれている感謝の気持ちを無駄にしないためにも、あえて前半は学院の外に出ることを選んだのかなあ、みたいな。千秋と奏汰にとって、鉄虎と忍はもう自分が手を離してもある程度は安心できる子たちなんだろうな、とも思います。まあ翠が手が掛かりすぎるだけな気もするけど!w
まあでも、あれだよね。手がかかる子ほど可愛いものだよね……特に千秋から見ると翠は昔の自分に似ているところがある子で、千秋自身は周りのみんなのおかげで変わることができたから、よけい放っておけなかったんだろうなあと思いました。

あとびっくりしたのが、羽風と奏汰。おおう……ここもなんていうか、ええと、薫奏かなと思わせつつ深海奏汰が実家と完全に決別しない限りはこれ以上絶対進まない関係っていうかなんだこの両片想い(くっついてない)みたいな気持ちになってしまったどうしましょう(どうもしない)。最後の約束がね、なんて言えばいいんですかアレ。今後、もし奏汰が羽風の家を訪ねることがあったら、それは奏汰がもう実家と決別するという決意を固めたときってことじゃないですか……重すぎるだろ。もっと気軽にいこうよ……無理か。

というか、まさか奏汰と蓮巳くんの確執の原因が実家絡みとは予想外でした。いえまあ、実家絡みで学院入る前から知ってはいたけど、抗争時代に結局亀裂が入った、とかな可能性も大ですけど。でも、そもそも実家絡みってことは、しかも「かみさまとほとけさまはなかがわるい」ってことは、やっぱもとから折り合いは悪かったってこと? というか神様と仏様、神社と寺はべつにそんなに仲悪くないので、だとすると寺と仲が悪い神様というと新興宗教……? そういえばつむぎの母親がハマってたのって新興宗教だよね……?? とかちょっとこわいほうに思考がいってしまい、たぶんみんな考えつくことだとは思うんですが、外れてて欲しいなって心の底から思います。

あと、英智。蓮巳くんが(颯馬が行方不明なことと)デッドマンズ絡みで忙しいこともあってめずらしくちゃんと生徒会の仕事してましたが、なんていうか、七夕では蓮巳くんと零が仲良いことにネチネチ嫌味を言ってた彼が、3月になって零のために蓮巳くんが奔走していることのフォローを率先してやっていることに、なんていうか感動の涙が出ました。英智……大人になって……おかあさんは嬉しいよ。なんですかね、これは喧嘩祭→エージェント→ティーパーティーを経て、英智の中でやっと素直に幼なじみの好意も厚意もすべて受け入れられるようになった余裕なんでしょうかね。桃李がくれたチョコのことをのろける英智もかわいかったです。
あ、基本的に英智は攻めだと思ってますが、スバルが相手ならスバ英でいいと思う。

しかし颯馬といい蓮巳くんといい、メンバー誰も出てないのにめっちゃ紅月の霊圧が高かったな……w このへん、去年の返礼祭読んでないと意味不明ですよねきっと。
というか、私は夜の部に登場した紅月のおそろい新衣装がものすごく見たいんですけど、紅月の返礼祭はいつやってくれるんですか(もう去年やっただろ)。

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