メンバーインタビュー第2回:いつかは世界にアピールできるような何かを作りたい!―ブルーノ
こんにちは、株式会社aceRNA(読み方:アセルナ) Technologiesです。
私たちアセルナの会社メンバーをより詳しく知ってもらうためのインタビューを紹介します。今回は、「いつかは世界にアピールできるような何かを作りたい」と思っていた時にアセルナと出会い、現在研究員として働くブルーノに話を聞きました。
Q1. 今までの経歴について教えてください。
私はブラジル出身で、修士課程を日本で、それから海外で博士号を取りました。その後、愛知大でポスドク(大学院博士後期課程の修了後に就く、任期付きの研究職ポジション)をやってからブリティッシュコロンビア大へ行きました。学部、修士課程、博士、ポスドクで研究テーマはずっと変わってきています。学部では生物化学、修士課程では認知機能、卒業して博士で生物化学の分野に戻ってアルツハイマーのメカニズムを探るような分野に変わりました。ポスドクで、また分野を変えて緊縮症の研究を愛知大でしていました。
それからブリティッシュコロンビア大で細胞分野で幹細胞を使って研究していました。
Q2. アセルナへ入社するに至った経緯は?
アカデミアから去ろうとしていた時に、転職エージェントから紹介されました。面接の際に「ドキドキするような新しいものを作りましょう!」という話になって、いつかは世界にアピールできるような何かを作りたいと思っていた想いと重なり、ここで働きたいと思いました。企業での勤務経験はアセルナが初めてで、ベンチャー企業でチャレンジしていきたいという側面もアセルナで頑張りたいと思った理由の一つです。
Q3. これまでアセルナで携わってきた業務は?
21年の3月からジョインして、解析を中心にやっています。他の研究員からデータをもらい、解析を元にディスカッションしています。元々は神経細胞を使って実験をするはずでしたが、現在はNGS(Next-Generation Sequencing:次世代シーケンシング)のデータ処理など色々な解析をしています。NGSの解析は、今までやったことがなかったのでそれが勉強になり、色々なことができるようになって楽しいです!
他にも、細胞内配列のRNAのシーケンシングもやっており、細胞の全体でどのくらいRNAがあるのか測ったりしています。
ほっと一息🍵:アセルナの雰囲気は?
落ち着いた雰囲気ですね。海外から見て、日本の企業は硬いイメージがありましたが、実際に入社してみたら「そうでもないな」と思い、これなら働きやすいなと思いました笑
Q4. アセルナの、他のバイオベンチャーとは大きく違うポイントは?
自社ラボがあり、必要な解析は大体そこでできます。また、京都大学イノベーションキャピタルから出資を受けているので、スタートアップでは買うことが難しい高い精密機械は京都大学の施設を使えるところも大きいです。
Q5. アセルナのR&Dチームに向いている方は?
スキル面では、RNA領域の経験がある方がもちろん向いていると思いますが、私はマインド面で大切なポイントがあると思っています。それは、自分の得意なことだけでなく、なんでもやりたいと思える方です。私自身もアカデミア時代の研究内容とは違うことを現在仕事としていますし、スタートアップという特性上、自分の得意分野に縛られずに色んなことにチャレンジできる方が向いていると思います。
Q6. 未来のアセルナメンバーの方々へ、メッセージをお願いします。
アセルナはチームワークをとても重視しています。みんなで協力して成果出すのが好きな方は是非ジョインしてきてください!
【R&Dチーム・他職種への応募はこちらから!】
https://acernatec.com/contact/