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フォレトス1on1研究

9/29に仲間大会が開催されていたが、予定があって参加はできなかったので考察した内容だけ。
ルールはフォレトス1匹のシングルバトルでテラスタルもテラバーストもあり。先に相手を倒した方が勝ち。


基本情報

種族値:75-90-140-60-60-40
タイプ:むし/はがね
特性:がんじょう/ぼうじん

主要な技
『じしん』
…地面テラスでの一貫性が高い。鉢巻きテラスでHP振りを乱数2発で倒せる。

『だいちのちから』
…地震同様。相手の配分によっては特殊型の方が強い可能性があるが、突撃チョッキで対策されるケースもあり一長一短。

『のろい』
…積み技でもありゴーストテラスなら定数ダメージ技に。短期決戦にはなりにくいので強力。

『テラバースト』
…任意タイプの攻撃技。4倍弱点を突ける炎技はこれでしか実現できないが、相手のテラスを考えると刺さりにくい。ゴーストテラスののろい型を意識したゴースト・悪が主流になると思われる。

『むしのていこう』
…長期戦をする場合に特殊型に強くなる。また特攻を上げる手段がほぼないので当てておけばテラバーストを物理にできる。

『てっぺき』
…のろいと並ぶ唯一の積み技。長期戦をするなら選択肢に入る。

『じならし』『がんせきふうじ』
…1on1で重宝する素早さ操作。一応高速スピンもあるが、元が半減でゴーストテラスに弱いのでイマイチ。

その他の技
『むしのさざめき』
…攻撃技としては一貫性が悪いが、喉スプレーを活用して特攻を上げる唯一の手段ではある。

『しっぺがえし』
…テラバースト以外でゴーストテラスに弱点を突ける唯一の技なので価値がある。

『あなをほる』
…ゴーストテラス呪いでイバンと合わせて時間稼ぎをする技として候補に挙がる。

『ストーンエッジ』
…そこそこの一貫性、地面テラスに弱いのが微妙なのでメインにはならないが、飛行テラス対策で採用されるか。

『でんじほう』
…素早さ操作とダメージを兼ねられる強い技。こちらも地面テラスを考えるとメインとしては選びにくいが、飛行テラスの対策として使える。

『てっていこうせん』
…威力は高いものの同時にHPが0になると負けなので使いづらさがある。

『でんじは』
…一応。長期戦で強いが技スペースがないがち。

『パワートリック』
…あまり使うイメージはできないが、攻撃を上げる手段ではある。

『でんじふゆう』
…あなをほるが地震に弱いことを対策できる。

考察

まず特性だが、このルールでは防塵が意味をなさないので、頑丈を選択することになる。
そのため、最短でも二手必要になるのだが、テラスタルを考えると弱点を突いての攻撃は叶えにくく、拘り鉢巻きや拘り眼鏡を持って等倍の技を通せたらようやく二手で倒すことが可能になる絶妙なラインである。

こういった打ち合いには能力変化で差をつけるのが一般的だが、それが可能なのは鉄壁・鈍い・虫の抵抗のみと非常に少ない。というか火力を上げるのではなく逆に下げる方向しかないので、火力で打ち合うよりも持久戦になりやすい。
そうすると、今度はゴーストテラスの呪いが強い。1on1なので呪いを回避する手段はなく、最も安定してダメージを与える手段とも言える。また、先述のように火力を上げる方向の積み技はないので、守るでの時間稼ぎが安定行動になりやすく、場合によっては打ち合いをしてくる型にも勝てる可能性がある。

ということで、拘りアイテムなどの打ち合いを持久戦に持ち込みつつ、持久戦に強いゴースト呪いの両方に対応できる型を考える方針で焦点を絞った。

使用予定だった型

実数値:182-110-188-72-102-41
努力値:252-0-84-0-172-0
テラスタル:草
技:しっぺがえし/虫の抵抗/のろい/眠る
持ち物:カゴの実

初手のゴーストのろいに対してしっぺ返しを合わせることで勝つことを狙った型。ダメージはそこまで大きくないが、身代わりを使える回数を1回減らせるので、眠る+カゴでの回復を合わせれば打ち勝つことができる。
呪い型じゃなかった場合は裏目な一手になるが、そこから鈍いor虫の抵抗を使って受けが間に合うことが多い。

テラスタルは草とゴーストの二択。
ゴーストは耐久型に強い。受けを成立させるための鈍いを終盤に呪いにする選択肢ができるので、拮抗している状況を一気に有利にできる。また、草は炎テラスに勝てないため、これを意識するならゴーストに軍配が上がる面もある。
草は攻撃的な型に強い。技の一貫性からするとおそらく地面テラスが主流になるので、そこに耐性を持つことで安定感を高められる。サブウエポンにストーンエッジや電磁砲か採用される可能性を考えると、虫や飛行よりは草が優れていると思われる。
草は虫技に弱いが、物理だと最大威力が虫食いなので採用されにくく、特殊も虫のさざめきは喉スプレー以外では採用されにくく、虫の抵抗は火力を出す目的ではないので対応が間に合うケースが多いか。

もしテラスタルしないとき、耐久に全振りしてようやく拘りアイテムの地震や大地の力を2発耐える程度の耐久。ここに「しっぺ返し→眠る(カゴ)→鈍いor虫の抵抗」とすると眠るで急所待ち状態になるので、安定感が高いとは言えない。
耐久ミラーよりは攻撃的な型に遭遇する機会が多いと思ったので、そこへの安定を狙って草テラスを選択した。

配分はA156拘り鉢巻きテラスストーンエッジを意識。HP満タンからストーンエッジと鈍いを打ち合ったときに3発耐えることを狙っている。
残りを特殊耐久に配分してC112拘り眼鏡等倍テラバーストを2発耐えるようにはなっているので、虫の抵抗が入れば急所待ちにはなる。テラス大地の力も草テラスで3発耐えるので、1発目で追加効果を引かない分には虫の抵抗で安全に受けることができる。
素早さはしっぺ返しを使ったり耐久ミラーで最後に眠るを押してTOD引き分けに持ち込むべく最遅に設定。


大会終了後を眺めて

1位は「大地の力/電磁砲/身代わり/守る/柔らかい砂/地面テラス」で、火力・耐久・素早さを良い塩梅に伸ばして先に2,3回攻撃する型だった。
他には案の定か呪い型が多く、それに強い悪テラバースト型も良い戦績を収めているように見えた。

それを踏まえると草テラスでしっぺ返しから入る型の選択は悪くなかったと思われる。
ただし、物理技で強打を仕掛ける型はほとんど見かけなかったので、防御への配分が過剰になってしまった。ここを攻撃に回すことができれば眠る持ちの呪い型も+1しっぺ返しで2発にできるので、そういった意味でより勝ちやすい型にできたかもしれない。

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