ACEHOMEの平屋は断熱性能にこだわる!
こんにちは!エースホーム本部の山岸です。
今回は「住まいの断熱性能」についてお話をしていきます。
皆さんは住まいを選ぶとき、何を重視しますか?
快適な暮らしを叶える間取り?
それとも毎日心躍るようなお気に入りのデザイン?
はたまた安心して暮らせるような耐震性の高い住まい?
どれもとても大切なことですが、近年注目度が高いのは
「断熱性能の高さ」なんです。
以下の図を見てみましょう。
これは2022年に行われた、住宅購入の決め手に関する調査結果です。
「デザイン性」は以前より人気の項目でしたが、それに次ぐ形で「気密性・断熱性」がランクインしてきています。
現在住宅メーカー各社が高断熱商品をリリースし始め、UA値なんて言葉を耳にした方もいるかもしれません。
※UA値=住宅の断熱性能の度合いを示す数値のこと。
でも日本は温暖な気候だし、そんなに断熱性能の高さは重要なの?
そんな風に思う方も多いと思います。
(私も住宅業界に入るまでそう思ってました…!)
今度は別のデータを見てみましょう。
実は日本の住宅は世界と比べるとダントツに寒いのです。
日本より北の国々でも、ロシアは24℃、デンマークは18.4℃など、
冬季の住宅の平均室温は日本よりはるかに高く、その差は歴然としています。日本の10℃という数値が極端に低いことが分かりますね。
またWHO(世界保健機関) は 「住まいと健康に関するガイドライン」 で、寒さによる健康影響から居住者を守るための室内温度 として18℃以上を強く勧告するなど、世界的に住宅の室温に関して注目が集まっています。
そんな潮流から、近年日本でも徐々に住宅の断熱性能に注目が集まり、
2022年には断熱性能基準の上位クラスが新設され、2025年には初めて省エネルギー性能に関して建築基準法で義務化されるなど、国主導で断熱性能の強化が進められることとなりました。
こちらは先ほど少し触れた、UA値という断熱性能の高さを各国比較した図になります。
UA値は小さければ小さいほど断熱性能に優れているという指標になりますので、この図でいうとイギリスの「0.32」は非常に優れた断熱性能だということになります。
一方で日本の住宅は断熱性能の確保が法律で義務化されていないだけでなく、目安となる断熱性能の基準がとても低く、世界と比べても断熱性能の「弱い住宅」なのです。
世界の住宅と比べると、日本で2025年に義務化予定の性能基準(0.87)でも世界の住宅には遠く及ばず、最近話題の「ZEH」レベルでも韓国の基準より低いのです。ですから住宅性能も世界に目を向けて考える必要があります。
|エースホームの断熱性能
エースホームは従来より壁内部に断熱材を入れる「充填断熱」を用いた「R断熱工法」(左図)をほぼすべての商品に標準搭載し、かねてより性能にこだわりを持った住宅を生み出してきました。
そんなエースホームの断熱性能は今春さらに上のグレードへ進化。
「W断熱工法」(右図)と呼ばれる、壁内部の「充填断熱」に加えて、建物の構造体を外から断熱材で覆う「付加断熱」をダブルで搭載した断熱工法を開発し、従来から標準仕様となっていた高性能樹脂サッシのとの組み合わせにより、UA値は0.26~0.20に対応。先ほど見ていただいたイギリスの住まいを大きく超える断熱性能です。
新設された断熱等性能等級6・7にも対応
日本の住宅の断熱性能は世界的に見て弱かったのですが、国も対策として「住宅性能表示制度」が23年ぶりに改定され、これまでの4等級に加え、もっと高い断熱性能である等級5·6·7が2022年新設されました。これまで最高水準だった等級4は2025 年から新築時には義務化となり、最低限の省エネレベルとなります。また話題の「ZEH」は断熱性能は等級5と意外と低いんですね。先の世界水準となると、やはり等級6以上が必要で、ここがこれからの日本の住宅が目指すべきスタンダードな性能となるでしょう。
現在、R断熱はエースホームでは全商品標準仕様となっており、あらたにリリースしたW断熱は、4月27日発売のnelio(ネリオ)という商品を皮切りに、エースホームのほぼ全商品で対応が可能です。また最近人気の平屋にもご採用いただけますから、多種多様なデザインに、抜群の断熱性を誇る高性能な住まいをお選びいただけます!
ご興味のある方は是非お近くのエースホーム加盟店舗へ遊びに行ってみてください😊