【広尾】勝手に募集馬見解その1 ウインアルエットの20

シルクの検討について、時間が思ったよりもかからなかった、ということで広尾についてもやっていきたいと思います!※結果、ブログにも纏めると思います。
ということで早速始めます

ウインアルエットの2020
 父ルーラーシップ
 母父ダンスインザダーク
栗東・松永幹夫厩舎 3,000万円 2/3生まれ
生産:パカパカファーム 遺伝子:T.T
育成:パカパカファーム厚木分場

コメント
Mr.Prospector 4×5,Northern Dancer 5×5のクロス持ちで母11歳時の4番仔で空胎明け。

半姉は広尾で将来を期待されたエピファレーヌ。
負かせた相手から2勝クラス勝ち馬が複数出るなど会員さんのお気持ちは察するに余りあるお母さん。

半兄のノブは中央では箸にも棒にもかかりませんでしたが、金沢に行って躍動。既に3勝を挙げています。

ピカピカの良血とは言いませんが、ファミリーラインからはメイケイペガスターやサウンドガガ、モエレソーブラッズなど重賞戦線で活躍馬も出ています。

ポイントは父がルーラーシップに変わり、サンデークロスを諦めたのがどう出るか、ですね。

個人的にはルーラー×ダンスインザダークの打率の悪さが気になっていて。
この組み合わせで中央を勝ったのは7頭。
うち2勝挙げたのはわずかに3頭。

名前を挙げると
ブルークランズ(ウインドインハーヘア牝系のランズエッジ産駒)にリュミエールドール(オリエンタルアート牝系のアルスノヴァ産駒)、そして矢作神が管理するタイセイモンストル。

概ねどんな父と組み合わせても走る土台のある牝系につけられた時なんですよね。唯一の例外は矢作神に見染められた1頭という結果。

松永幹夫厩舎は芝に強く勝ち上がり率の高さも優秀。文句は全くありませんが、この母父と父の組み合わせのやや心許ないことが懸念点と言えそうです。

続いて、最新の写真からの検証。
なんと言っても顔立ちは聡明そうな美人さん。
背中のラインはお父さんのルーラーシップの募集時の写真と似ていてここはお父さん譲り。前駆の発達も良いですね。
1点だけ懸念点を挙げるならば首がやや太く見えてここにお母さんが出てきていること。
ルーラーシップ大好きな私が出資に躊躇しているのは実はこの点でして、遺伝子因子と噛み合わないんですね。
※首の短さは距離適性を短くさせる傾向があります。

最後に最新動画を見ると、やはり良い点が多く。
良い点は大きめの馬体で力強く踏み込めている点、また何よりも上手に首を使って歩けているところに目を良さを感じます。
一方で、長距離馬にはあって欲しい体の柔らかみがもう一歩足りない気がしていまして、キセキのパドックなんかと比べていただけるとわかりやすかろうと思います。

その意味合いで、もう少しルーラーシップ産駒らしい体の柔らかみが出てきたら個人的に推せる1頭になりそうで、現状成長待ちだったんです。
腹袋がスラッとしたタイプではないので調教積んでスッキリしてきたときに変わる可能性が多いにあるので。

そんな背景もあり、もう少し様子見出来たら嬉しいかったんですが、どうやらタイムオーバーになっちゃいそうですね。

ブログと全く同じじゃあれなんで、少しまとめます。

Good Point
・力強い踏み込み
・首を使って歩けていること
・背中のラインがルーラーシップ
・顔立ちが聡明な美人さん
・厩舎力

Concern
・ルーラーシップ×ダンスインザダークの相性
・遺伝子因子がT.Tなのに首がやや短めに映る
・ルーラーシップ産駒特有の柔らかさがまだ出てこない

以上です!少しずつ書いたものをUPしていきますので、参考になったらTwitterなどで声掛けしていただけたら嬉しいです✨

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