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母親の武器は死んだふり

母親と接した後に疲れるのはわかるが、やる気や力がシューシューと抜けてしまうようなこの感じはなんなんだろう?

達成感がない、不完全燃焼、やりがいがない、スッキリしない、なんか違うんだよそれじゃないんだよという感じで終わりがいつも気持ち悪い。

話を聞いてもらえないからなのか、理解してもらえないからなのか、伝わらないからなのか、ちゃんと向き合ってもらえてないと感じるからなのか、褒めてもらいたいのに褒めてもらえないからなのか

私は何を期待しているんだ?どうだったら気持ちいいんだ?どうしたいんだ?

モヤモヤさせて相手の気を引いておくのが彼女の手なのかもしれない。何もわからない何もできない可哀想な私だから見捨てないで、助けて、守ってという。

クラスの女子だとしたらどうだろう?(私はこれをよくやる。クラスの中にいたら、こんな感じの人かなって)頭も良くない、何をやってもうまくできない、ルックスも良くない、自分の意見もない、打っても響かない、得意な事もない、武器がひとつもない、悪いこではないけれど。

私はどう接する?表面上は優しく接するけど、心の中ではこいつダメだなと思っている。同情で優しくはするけど心では馬鹿にしている。サイテーだな私。

でも何も武器のない彼女にとっては人に合わせるのは戦略。そうする事が都合が良かった。武器を持たない動物が危険が迫ると仮死状態になるように。

意見を持たず何も秀でず哀れそうに見せる事で何もせずとも守ってもらえる。それが彼女の戦略なんだ。オポッサムは死臭まで出すらしい口をひらきすんごい顔になる。そこまでいったらもはや武器。そうだ、これは彼女の武器なんだ。そうやって生きてきたんだ、今更手放すわけはない。

パニクったら仮死状態になるのが彼女の武器。大体パニクってるので大体仮死状態。仮死状態だから話も聞いてないし、自分の意見もないし相手のことも見ていない

そんな彼女のポンコツぶりを、それじゃあダメでしょとなんとかしたかったのかもしれない。落ち着いてやればもう少しなんとかなるよ、大した事じゃないよって。そしてどうしても言葉が届かないことに自分の力不足を思い知り、無力感に苛まれ、動く気力を失う。

傲慢にも彼女をなんとかできると思っていたんだ。私がダメなわけじゃない、仮死状態なんだからしょうがない何も届かなくて当たり前。

中々良い説ではないか?違うかもしれないが、私が穏やかでいられるならそういう事にしてみよう。

母親はオポッサム、いつもパニクってるのでいつも仮死状態。何を言っても届かない。そしてそれは彼女のとっておきの輝かしい武器。

舌出して白目剥いてる顔でも想像しておこう

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