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すっぽんの赤ちゃん

奥さんと公園を歩いていると足元に生物を感じた、
見るとすっぽんの赤ちゃんだった。

「どうしてこんな道の真ん中にすっぽんの赤ちゃんがいるのか?」

僕と奥さんは協力して池に戻してあげようと木の枝で持ち上げようとしたがうまくいかない。
そこをご夫人が通りかかってちょうど良い大きさ硬さの葉っぱをくれた。

その葉っぱですっぽんの赤ちゃんをすくい上げて、池に走る。

途中首を伸ばしてひっくり返るすっぽん。

それでもなんとか落とさずに池に逃す事ができた。

「あなた今日は竜宮城に連れて行ってもらえるよ」

そう奥さんに言われて期待して夜を待って眠ったが夢すら見なかった。

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