ある2頭の馬について語らせてください。

今日はある2頭の馬について語らせてください。

ある2頭はとても特異的な2頭なんです!
共通点はハービンジャー産駒だという事。
血統の話をします。

今の日本競馬界で価値があるのはクラシックを勝てる血統です。
それを物語るように、今年、ハービンジャー産駒のブラストワンピースが引退を発表し種牡馬にならず、乗馬になるとのニュースがありました。
成績も低迷でしたし、配合面などを考えると厳しいのかもしれませんが、それでも種牡馬になって欲しかったと思っています。
ハービンジャーの血は今の日本競馬に求められていない血統=クラシック戦線に向いてない血統だと言われたような気がしました。
たしかに、現状ハービンジャー産駒はそう言われても仕方のない成績だといえます。
実際に3歳限定のG1レースで勝ったのはディアドラの秋華賞のみ。
そして、その秋華賞を勝った年、ハービンジャー産駒に3頭のG1が誕生しました。
その年の京都競馬場は大雨の影響で馬場が傷み時計がかかる馬場状態でした。

某有名血統評論家さんの言葉を借りると 

『ハービンジャー産駒はまとめて走る』

ハービンジャー産駒の走る条件は限られていて、一頭が好走するときは他の馬を来るという事らしいですが、それを体現するかのようにこの年秋京都G1はハービンジャー産駒が活躍しました。
ディアドラはその後海外G1を勝ちますし、名馬だと思いますが、秋華賞を勝ったのは1つ重要な条件が当てはまったとも言えるのです。

ハービンジャー産駒は限られた条件で走る血統でクラシックディスタンスにはあまり向いてないと言うことなんです。

そんな現状のハービンジャー産駒の中から、今年の桜花賞は現状1番人気と4番人気に推される馬が出てきました。

『ナミュール』と『プレサージュリフト』です。

この2頭はあまり得意ではないはずの瞬発力勝負が問われやすい東京、阪神外回りで結果を出してきて、人気に推されているといういい意味でハービンジャーらしくない2頭が出てきました。

本当驚きです!

今日の土曜日の馬場を見る限り、阪神競馬場はある程度の高速馬場が想定されます。
この馬場状態で桜花賞を勝てるハービンジャー産駒が誕生するかもと思うと、今からとっっっつても楽しみです!

明日の桜花賞で豪快な末脚を繰り出して日本競馬界に激震を走らせて欲しいと思っています!


あー、楽しみ。


最後までお付き合いいただきありがとうございました!
また桜花賞が終わった時にお会いしましょう!

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