グループ監査

何らかの状況により構成単位に関する情報の入手可能性が制約される場合でも、グループ監査チームが十分かつ適切な監査証拠を入手できなくなることはあるが、構成単位のグループにおける重要性が増大するにつれて、その可能性は低くなる。

連結プロセス又は構成単位の財務情報に関して実施される作業の種類、時期および範囲が、グループ全体統制が有効に運用されているという想定に基づいている場合、又は実証手続きのみではアサーション・レベルの十分かつ適切な監査証拠を入手できない場合には、グループ監査チーム自らが関連するグループ全体統制の運用評価手続を実施することもあれば、グループ監査チームの依頼を受けた構成単位の監査人が実施することもある。

Source: 監査基準委員会報告書第600 - グループ監査


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