監査事務所における品質管理

監査事務所は、監査業務の実施における品質を保持するための方針及び手続きにおいて、同一の企業の監査業務を担当する監査責任者が全員交代した場合、不正リスクを含む監査上の重要な事項が適切に伝達されるように定めなければならない。

監査事務所は、監査契約の新規の締結及び更新の判断に関する方針及び手続きに、不正リスクを考慮して監査契約の締結及び更新に伴うリスクを評価することに、並びに、当該評価の妥当性について、新規の締結時、及び更新時はリスクの程度に応じて、監査チーム外の適切な部署又は者により検討することを含めなければならない。

Source: 品質管理基準委員会報告書第1号 - 監査事務所における品質管理

《監査事務所内における監査責任者の全員の交代》
F32-2.監査事務所は、監査業務の実施における品質を保持するための方針及び手続において、同一の企業の監査業務を担当する監査責任者が全員交代した場合、不正リスクを含む監査上の重要な事項が適切に伝達されるように定めなければならない。

《(1) 不正リスクの考慮》
F26-2.監査事務所は、監査契約の新規の締結及び更新の判断に関する方針及び手続に、不正リスクを考慮して監査契約の締結及び更新に伴うリスクを評価すること、並びに、当該評価の妥当性について、新規の締結時、及び更新時はリスクの程度に応じて、監査チーム外の適切な部署又は者により検討することを含めなければならない。(FA17-2項参照)

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