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私が図解するほどアダム・スミスを大好きになった理由

はじめに

この記事では、私がなぜ図解するほどアダム・スミスを好きになったのかを書きます!

そもそもアダム・スミスを図解するってどういうこと?と思われた方は、まずこの記事を読んでみていただけると非常に有難いです。

昔はアダム・スミスのことが大嫌いだった

私は昔、アダム・スミスのことが大嫌いでした。彼は高校の教科書の中で以下のように紹介されていました。

『国富論』。自由放任。市場万能。見えざる手。自由競争。自然淘汰。

私はこれをそのまま受け取り、「自由放任自由競争させておけば、万能な市場見えざる手で調整してくれて、悪いものは自然に淘汰される」と主張しているマッチョ思想のおじさんだと思い込んでいました。

今思えば、とても恥ずかしい勘違い。スミス先生に顔向けできない…

ある日、私の勘違いは打ち砕かれた

ある日何気なく立ち寄った新宿のブックファーストで、これまた何気なく手に取った中公新書。

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その帯にはこう書かれていました。

「見えざる手」の真実
秩序と理念の欠落した現代資本主義社会に18世紀の叡智が蘇る

頭にはてなが浮かびました。「叡智?欠落させた張本人でしょ?」ぐらいに思っていたからです。

何を言っているのかわからないまま、帰りの電車で「はじめに」「目次」「終章」「あとがき」を読み終えた私はこう思いました。(何が書いてあったかの概要は、この絵本をご覧ください)

なんか私が知っているアダム・スミスと違う・・・

そのとき、私は恋に落ちていた

今思い返せば、この瞬間、私は恋に落ちていたのでした。自分の無知を悟ると同時に、これまでとはまったく異なった姿を見せる彼に。

今まで勘違いしていて申し訳ないという思いと共に、彼のことをもっと知りたいという思いが溢れてきました。それからは、誰に頼まれた訳でもないのですが、彼に関する著作をたくさん読みました。

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さいごに

要約すると、こんな話でした。

勘違いをして勝手に大嫌いだったアダム・スミスのことを、一冊の本をきっかけに、ある日突然図解するほど大好きになった話


こうして私は図解するほど彼のことを好きになった訳ですが、実際に図解をするまでには、もう一つの大きなきっかけが必要でした。

それはNewspicksアカデミアの櫻田潤さんインフォグラフィックゼミです。私はここで、人生初の趣味ができました。本当に嬉しかったです。ゼミで何をやったのかはまた別の機会に。


アダム・スミスに少しでも興味関心を持っていただけていたら、嬉しいです!今後もアダム・スミスに関して発信していきます!

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