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Steam版軽2覚書 戦略・挙動編


個人的に気に入っている軽量機アセン

はじめに

この記事は霧ヶ峰がSteam版AC6にて気付いた、考えた軽2に関する知見や戦略を書いた記事です。以下のことにお気を付けください。

・この記事はSteam版AC6に関する知見がかかれます。PS版とは環境(ラグ、弾の当たり判定)が異なることを意識してお読みください。
・この記事に書いてあることは1人のプレイヤーの意見にすぎません。とらわれ過ぎることなく自分の軽2を探してください。
・この記事はDiscord AC6地下アリーナに投稿されたものを再編集したものになります。再編集にあたって少しの加筆と修正があります。

軽2の長所、短所

長所

・機体速度が速い
機体速度が速いため適した武装を持っていれば距離選択の権利があります。後述しますが水平引き撃ち、攻め撃ち、ふわふわ上等の攻めを相手によって使い分けることが出来ます。

・機動力が高いためミサイルが避けやすい

・盾を持たなくていい
後述する盾との相性の悪さにも起因するものですが、軽量は持ち前の速度で距離を離すことで、盾を持たなくてもある程度攻撃が避けられます。

・戦略の多さ
前述した盾を持たなくていい、に起因するものですが武器を4種類持てるので肩のミサイルでタンクを重く見、手持ち武器でそれ以外の機体を見るなどといった幅広い相手を見たアセンが可能になります。

短所

・姿勢安定が低い
・防御が薄い
・APが低い
・上3つの複合によるワンコン即死がありうる
防御周りに短所を抱えています。近距離において攻撃を避けられないSteam版において、これにより基本的に軽2は近距離戦を仕掛けれません。これについても後述します。

・積載上限が少ない

・武装選択の幅が積載により少ない

総評

軽2の強みは戦略の幅と、ミサイルと速度による戦闘レンジコントロールが強みです。小ジャン移動やQB移動による弾避けはPS版より効果が薄く、QBによる回避は頼りないです。装甲も薄くワンコン即死もあるので1ミスが許されない機体をくみ上げることになりますが、上手くいけば広い相手に戦えるようになります。

軽2の戦闘レンジ

近距離戦(0~130m)

非常に危険な距離です。ショットガンをQBで避けるには持ち上げた腕を見る動体視力、ないしは射撃を先読みする能力が必要です。バズーカはほぼ必中の距離です。小ジャン移動をしていれば避けられることもありますが基本的に運がいいだけです。速やかに離れてください。DPSで勝負をしようにも装甲差と機体安定の差で負けます。

中距離戦(131~260m)

中距離戦では主にバズーカとレーザー武器が主流となります。軽量で小ジャン移動をしていればそれなりに弾が避けられるため、距離にもよりますが重量機との同武器との打ち合いでも命中率の差で優位が付くこともあります。彼我の武器によって有利な距離を見極め、維持できれば軽2の戦闘に適する距離となります。この距離で機能する武器はそれなりのDPSを持つためAB凸機を重く見る場合はこの距離で真価を発揮する武器を持つべきでしょう。

遠距離戦(261m~)

遠距離戦ではミサイルが武器の主流となります。ミサイルの量と種別回避難易度にもよりますが軽量は機動力の都合上ミサが避けやすく、他脚部同武器の撃ち合いにおいて有利が付けやすいです。ミサイルを2つ積んでいて、ミサ回避において優位をとれてるのであればミサを回避しAP有利とともに維持し続けたい距離です。

総評

近距離での戦闘で優位をとるのは難しいですが、中遠距離では武装によっては重量機体に対して優位をとることが出来ます。軽量機体構築をする際はこれらの戦闘距離で戦うことを意識した構築にするとよいでしょう

軽2の回避すべき攻撃と対処

ショットガン編

軽量機が最も苦手とする攻撃の1つにAB機によるショットガンがあります。多大な衝撃を1度で与えてくる上にリロ2秒と高DPSです。ABショットガン機はABで機体を押し付けてくる上に高速、高機体安定を持つ強敵です。ショットガンに対処する動きとしてはおよそ4択あります。

水平引き

単純明快、まっすぐ地上を引きます。ショットガンは拡散するため軽量級の速度で引くと弾が拡散してダメージを軽減できます。すべてを回避することは出来ませんがダメージ量を減らせるうえ基本的にエネルギーを使いませんのでこの択がとれるうちはこの択を取った方がいいでしょう。しかしマップの広さには限界があるため後ろがつっかえそうになった時などは他の選択肢を取る必要があります。

交差

交差は地上交差と空中交差の2種類ありますがここでは地上交差を扱います。QBと水平跳躍性能を用いることですれ違うように避けます。重ショのダメージが大きくなるタイミングというのはそれほど長くなく、大きくなるタイミングでは水平跳躍性能にもよりますがダメージが大きいタイミングをQBで逃れ、交差をしてショットガンをやり過ごせます。これに成功すると相手AB機は振り返り射撃や連続QBでの旋回などを強いられ、時間やエネをロスします。蹴りが不安な場合は2回QBで大きく回って交差するのも手です。その後の相手のABに対して水平引きを行うか、再度交差を行うかは相手のエネ容量で決めます。エネが無いのならば水平引きで追いつけなくし、相手エネ回復の間に攻撃を叩き込みます。エネが余ってそうならば再度交差を試みます。リロ時間中に交差できると相手のエネルギーロスが大きくなります。

空中引き

上昇性能の高いブースターを装備しているときに行えます。空中引きはエネルギーを消費しますが、通常推力だけではなく垂直上昇推力も加わるため地上引きよりも高速で引けます。蹴りは上下に判定が小さいため蹴りも避けやすく、非常に有意義な回避方法の1つです。しかしエネを使うため空中での交差をする際のエネルギーがない場合があります。エネルギー管理が出来る、あるいはしやすいアセンを組んでいる人向けの行動です。空中でも水平引きの様にいつかは詰まるので適宜交差することで引きしろを稼ぎましょう。空中QBは移動距離が短いためQB出力の小さなブースターでは空中交差が難しいことがあります。使用感は実戦で確かめるのがいいでしょう。

上下引き

これは相手が地面に近い位置にいるなら上昇し、相手が高い位置にいるなら下に降りるという挙動です。これは上昇ENを節約しつつ距離を取れる動きであり、レザ重でも有用な挙動になります。ショットガンは高低差があると弾が散り、有効打を与えづらくなります。またABでの上下動は速度に限界があるため相手との距離を絶対的に離すことが出来ます。水平軸では距離が近くとも、垂直軸で距離を開けらるので狭いマップでも取れる回避挙動です。

バズーカ編

小ジャン移動

距離が150m~で有効となる回避方法です。ジャンプするたびにカーソルがずれるため相手のFCSに2次ロックをさせずに弾が逸れていくようになります。距離が限定されますが地上に居ても可能であり、エネルギーを使わないで済むため可能ならばこれで攻撃を避けていきたいところ。

空中ふわふわ

タンクが地上で使うバズーカはアラートがならない事が多いため非常に危険ですが弾速はそれなりです。タンクは空中に浮くことが苦手であり、基本的に地上から撃ってくるのですが距離さえ離れていれば適当にふわふわしてるだけでも避けれます。距離は200m以上あると安心でしょう。また上下に高低差が開いているとタンク相手にミサイルが非常に命中しやすいです。その為ミサイルの使用によりAPを削ることを強くおススメします。

空中QB

上記の行動をすると多くのタンクは空中にキック連打などで登ってきます。タンクは空中でバズーカを撃つと必ずアラートがなるようになるためそれに合わせて切り返すようにQBをしましょう。これでバズーカは避けられます。なお4脚のバズーカはいつでもアラートがなるためアラートに合わせてQBしましょう。また発射タイミングは一定以上空けないと左右のバズーカを打てないためバズーカ左右うちの最速タイミングを覚えておくと心に余裕をもって避けられます。

見てからQB

距離があり、動体視力と反射神経のある人ならばアラートの無いバズーカもQB切り返しで避けられるかもしれません。私は出来ないので人には薦めませんが出来るのであれば強力な回避行動になります。

ミサイル編

単体ならば絶対に避けなければいけません。また複数種類が混じって撃たれ、回避困難な場合は喰らうミサイルを決めておきましょう。喰らうミサイルとそうでないミサイルを決めつつ、こちらの優位になる攻撃を当てることでAP有利を確保します。周知の事実かもしれませんが垂直プラミサは斜め上方向に移動すると避けられるため他のミサイル回避と同時でも比較的避けやすいです。なんにせよ相手のミサイルはよく見て避けましょう。
またバズーカ持ちはミサ回避QBに合わせてバズーカを撃つことでQB後の硬直を狩ってきます。エネの節約も兼ねてミサは通常Bで避けるようにし、バズは上の手段で回避するようにしましょう。
何よりも大事なのは、無理ならば全部避けず多少くらってもいいという許容の心です。「今多少ミサくらってもバズ喰らう方が大事」「このミサは避けるよりも相手との距離をとるほうが大事」など戦局によって喰らうべき攻撃とそうでないものがあります。そう言った時にすべての攻撃が避けられないことはありますがそう言った時はくらってもいい攻撃とそうでない攻撃を見極め、歩いて五度の双ん買いを受け入れましょう。

戦略とそれにあった武装

近距離戦+攻め撃ち

スタンガンやニドガンスライサーが有効となります。ハイリスクハイリターンな距離の為、相手を早く倒せるよう可能な限りDPSを高めるか大きな一発が欲しいところ。また盾に弱い武装が多いため、使われた際の対処法をアセン段階で組んでおきましょう。

中距離戦+引き撃ち

レーザやライフル、ミサイルが有効に働きます。この距離を主体にするのならばAB機に対する打点として射撃武器2つは必須でしょう。また距離維持をするのにあたって相手をスタッガーさせると距離維持がしやすくなるため衝撃力が高い武器があると距離コントロールがしやすくなります。

空中ふわふわ or 遠距離戦

ミサイル以外は当たらないのでこの距離での戦闘をメインとするならばミサイルを多めに採用しましょう。苦手とするAB機を迎撃する武装があるとよいでしょう。また空中にいるとき、彼我の高低差が大きいとミサイルは非常にあたりやすいです。

次の記事

長くなったので本記事はここで一旦終了。次の記事ではアセンパーツの選定において意識すべきこととよく使われるであろうパーツを紹介していきます。それでは次の記事で。

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